トラブルシューティング
ここではよく質問される、うまく動作しないときの解決法をいくつか示します。
- 仮想CDがうまく作成できないCD-ROMがある
- まずSlow Modeにチェックを入れてもう一度作成してみてください。
- それでうまくいかない場合、アーカイブに添付のVCDMake2を用いて、読み出し元のフォルダにそのCD-ROMを指定して仮想CDを構築してみてください。
- それで作成しても無理ならば残念ながら使用できない可能性が高いです。
- (主にノートPCで)物理CD-ROMを装着しているときには正常に動作するが、物理CD-ROMのない環境で起動すると、仮想CDドライブは作成されるが、アクセスしようとすると"パラメータに誤りがあります"と出てきてアクセスできない。
- これは、物理CD-ROMが1台も装着されていない場合に発生します。オプションの"物理CD-ROMのない環境で使用することがある"にチェックを入れて、再起動してみてください。これで直る可能性がかなり高いです。
- (主にノートPCで)物理CD-ROMドライブを着脱すると割り当てられているドライブレターが変わる
- これは、物理CD-ROMがOSに先に認識されるため、物理CD-ROMのない場合にドライブレターが一つづつ前(のCD-ROMドライブのドライブレター)にずれるためです。頻繁に着脱され、問題になるようでしたらオプションの"vcddrv.sysのロードの順番に問題がある"にチェックを入れてください。すると常に物理CD-ROMよりも先に仮想CD-ROMが認識されるようになります。
- その他、起動中にブルースクリーンになったり、仮想CD-ROMドライブがうまく動作しない
- オプションのトラブルシューティング関係の項目のそれぞれのオン、オフの組み合わせを試してください。WindowsNTが起動できない場合、"物理CD-ROMのない環境で使用することがある"は、あまり関係のない可能性が高いので、オン、オフの組み合わせを試す場合はまずほかのものから試したほうがうまく動く設定を発見しやすくなると思います。
- ご接続の周辺機器や、インストールされているCD-ROM関係のドライバやソフトウェア等との相性により、上記オプションを調整してもうまく動作しないこともあるかもしれません(今のところすべてオプションをうまく調整することにより動作しているようですが…)。