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MP3 の概要

Windows Media サービスでは、.asf ファイルや .wma ファイルの場合とまったく同じように、.mp3 ファイルをストリーム配信します。すなわち、.mp3 ファイルは仮想ルート ディレクトリ (SystemDrive:\asfroot) や任意のユニキャスト公開ポイントに配置でき、ユーザーは .mp3 ファイルをダウンロードする代わりにストリーム受信することができます。また、Windows Media エンコーダで mp3 ファイルを .asf ファイルにコード変換するか、公開ポイントにある .mp3 ファイルをステーションが使うようにすれば、.mp3 ファイルは、マルチキャストのソースにも利用できます。

再生リストの .mp3 ファイルを使う

HTTP URL を利用して .asx ファイル再生リストで .mp3 ファイルを参照するには、.mp3 ファイルとのリンクに .asf 拡張子が必要です。次の再生リストは、File2.mp3 に対する HTTP 参照の例です。

<ASX version = "3.0">
<Entry><Ref href = "mms://server/file1.asf" /> </Entry>
<Entry><Ref href =  "http://server/file2.mp3?ext=.asf" /> </Entry>
<Entry><Ref href =  "mms://server/file3.mp3" /> </Entry> </asx>

.mp3 ファイルに対する HTTP 参照では、Windows Media Player で .mp3 ファイルの再生を行うことを示す ?ext=.asf をファイル名の最後に付ける必要があります。ほかの .mp3 プレーヤーも .mp3 ファイルの再生用プレーヤーとしてコンピュータに登録できるので、.asx ファイルで参照する .mp3 ファイルは必ず Windows Media Player で再生されるように、?ext=.asf を指定します。再生リスト内の HTTP が参照している .mp3 ファイルを、Windows Media Player 以外の .mp3 プレーヤーで再生すると、プレーヤーで .mp3 ファイルの再生が終わっても、再生リストの残りのファイルを再生できなくなります。

関連項目



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