Windows Media サーバーに接続されているユニキャスト クライアントの数を制限するには、
最大クライアント接続数のプロパティを設定します。Windows Media サーバーがストリーム配信できる最大帯域幅を
設定するには、最大帯域幅のプロパティを設定します。
各 Microsoft(R) Windows(R) Media Player が Windows Media サーバーからストリーム配信する帯域幅を制限するには、
最大ファイル転送率のプロパティを設定します。
Windows Media ユニキャスト サービスでは
Microsoft(R) Windows(R) Media Player を、
インストール済みまたはカスタムの認証方式を使って
認証できます。認証を有効にすると、
Windows Media ユニキャスト サービスでは、Microsoft(R)
Windows(R) Media Player のユーザー ID
およびパスワードを、ストリームの配信前に
認証します。Windows Media サーバー コンポーネントの
セットアップでは、3 種類の認証方式がインストールされます。
HTTP 基本認証 (Windows 2000 アカウント データベースを使用) は、クロスプラットフォーム、インターネット、またはイントラネットでの認証が必要な場合に使用します。Windows 2000 基本認証 (Windows 2000 アカウント データベースを使用) はイントラネットでの認証にのみ使用します。HTTP 基本認証 (Membership Service アカウント データベースを使用) は、Membership のユーザーを認証するために使用します(注 : Microsoft Personalization and Membership サービスは、Windows Media サービスを実行しているサーバーにインストールされている必要があります)。
Windows Media サーバーでは、Windows Media Player への
アクセス権を、すべての ASF (Advanced Stream Format) ファイル
またはストリームと比較して確認することができます。
このセキュリティ確認を有効にするには、
アクティブな認証パッケージを選択する必要があります。
Windows Media では、ストリームをこのサーバーから、別の Windows Media サーバーへ配信することができます。
たとえば、Windows Media ユニキャスト サービスから複数の下位 Windows Media ユニキャスト サービスに、
または Windows Media ステーション サービスを実行しているサーバーにストリームを配信できます。
Windows Media ステーション サービスを実行しているサーバーでも同様の操作が可能です。この Windows
Media サーバーから別のサーバーへの接続がプロキシ サーバーにより妨害される場合、Windows Media サーバーでは
プロキシでの認証に必要なユーザー ID、パスワードを使用して別のサーバーへ接続します。動作環境の条件に応じて、下で設定してください。
HTTP ストリーム配信を有効にすると、次のことが
可能になります。 -
Microsoft(R) Windows(R) Media Player で、
HTTP プロトコルを使ってファイヤウォールを通過したストリームを
受信できます。 - 2 つのサーバーと
Windows Media エンコーダの間で HTTP を使って配布できます。
セットアップでは、既定のポート値が
80 に設定されます。ポート値の変更、またはWindows Media ユニキャストまたはステーション サービスでの
HTTP ストリーム配信の無効化または有効化の方法
については、
警告 : 変更を適用するには、Windows Media
サーバーを再起動する必要があります。 別のアプリケーションまたは
サービス (Web サーバーなど) がポート 80 を
専用で使用している場合、Windows Media サービスは、
同じポートに 2 つのアプリケーションを連結できないため、
起動できません。この場合に Windows Media サービスを実行するには、
ポート 80 に連結されているアプリケーションまたは
サービスを終了する必要があります。
