【データ名】 LAN Cardユーティリティ for WLI-PCM 【Ver.】 Ver.2.00 【登 録 名】 WLIP200.EXE 【バイト数】 440,075 Bytes 【掲 載 日】 2000年1月17日 【対応機種】 DOS/V、PC98NX、PC-9821 【対応OS】 Windows 98/95/NT4.0 【対象製品】 WLI-PCM/WLI-ISA/WLA-T1/WLA-PCM2/WLAR-PCM2 【著作権者】 株式会社 メルコ 【作成方法】 自己解凍 【転載条件】 転載禁止 【検索キー】 #MELCO $PC $DOSV −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【ソフト紹介】 このソフトウェアは、LAN Cardユーティリティ for WLI-PCM Ver.2.00です。 このソフトウェアには無線LANカードWLI-PCMのファームウェアをバージョンアップ するためのユーティリティが添付されています。ファームウェアのバージョンアッ プを行うとWLI-PCMのファームウェアバージョンは2.00から2.01になります。 ファームウェアの更新につきましては添付のREADME.TXTを熟読の上行ってください。 また、LAN Cardユーティリティ for WLI-PCM Ver.1.10でファームウェアを更新す ると、失敗し通信不良が発生する場合があります。本ユーティリティに添付のクラ イアントマネージャには、ファームウェアの診断及び修復機能が追加されておりま すので、併せてご確認ください。 ファームウェアの診断は、クライアントマネージャ起動時に自動的に行われます。 -------------------------------------------------------------------------- ●診断方法 Ver2.00以降のLAN Cardユーティリティに添付のクライアントマネージャ(※1)は、 起動時に自動的にファームウェアの異常をチェック致します。異常のある場合は、 ファームウェア修復プログラムが自動的に起動しますので、下記の「ファームウェ アの修復方法」を参考にして修復を行ってください。 ファームウェアに異常がない場合は、通常通りにクライアントマネージャが起動し ます。 ※1)ファームウェア異常のチェックのためには、LAN CardユーティリティVer.2.00   以降のWLI-PCMドライバが必要となりますので、クライアントマネージャ起動   前にWLI-PCMドライバの更新を行ってください。 注意:クライアントマネージャを起動する前に、お持ちの無線LANカードの背面    に貼ってある「TK?????」というシールの?????部分(5桁の数字)をメモし    ておいてください。 ●ファームウェアの修復方法 ファームウェアの異常を検出した場合、「ファームウェア異常の検出」ダイアログ が表示されますので、以下の手順でファームウェアの修復を行ってください。 1.「ファームウェア異常の検出」ダイアログが表示されたらキャンセルボタンを   押してダイアログを閉じ、Windowsを終了してください。 2.WLI-PCMカードを本体から取り外して、裏面に貼ってあるTK?????という   シールの’?????’部分(5桁の数字)をメモしてください。 3.WLI-PCMカードを再度パソコンに装着してWindowsを起動します。 4.クライアントマネージャを起動すると「ファームウェア異常の検出」ダイアロ   グが表示されますので、シリアル番号欄に先ほどメモした5桁の数字を間違い   なく入力して下さい(※2)。 5.OKボタンを押すとファームウェアの修復を開始します。このとき、1分程度パソ   コンの応答がなくなりますが、絶対にパソコンの電源を切らないで下さい。 6.ファームウェアの修復が完了したらWindowsを再起動してください。 7.Windowsを再起動したらもう一度クライアントマネージャを起動して、「ファー   ムウェア異常の検出」ダイアログが表示されないことを確認してください。   本ダイアログが表示されなければファームウェアの修復は完了です。 ※2)シリアル番号はWLI-PCMカード1枚毎に固有の番号です。他のカードの番号を入   力するとファームウェアの修復が正常に行えません。 -------------------------------------------------------------------------- <変更・修正点>(Ver1.10→Ver2.00) ・WLI-PCMドライバ 11MbpsアクセスポイントWLA-T1-L11(2000年1月末発売予定)に対応しました。 ファームウェア更新に失敗することがある問題を修正しました。 ・クライアントマネージャ 11MbpsアクセスポイントWLA-T1-L11(2000年1月末発売予定)に対応しました。 アクセスポイントとの通信速度、電波状態を常に表示する機能を追加しました。 アクセスポイントの最大通信速度の表示を追加しました。 WLI-PCMのファームウェアを診断し、修復する機能を追加しました。 アクセスポイントのMACアドレス、IPアドレスの表示を削除しました。 アクセスポイント情報の表示機能を削除しました。 <<< WLI-PCMファームウェア更新のお願い >>> ●問題となる現象・原因  弊社で販売しましたWLI-PCMと同一コントローラを使用した他社製品  を無線の電波が届く範囲で混在させると、WLI-PCM及び装着したパソコン、アク  セスポイントの動作が停止します。  WLI-PCM等で使用するコントローラのファームウェアバージョン2.00と2.01が混  在した場合に発生し、バージョン2.00の製品(WLI-PCM)の動作が停止します。 ●本現象の対策  1999年6月8日現在弊社で販売しましたWLI-PCMのファームウェアバージョンは2.00  ですが、今後は、対策としてファームウェアバージョン2.01を出荷致します。  既に出荷されたWLI-PCMにつきましては、大変お手数ですが下記手順にてバージョ  ンアップをお願い致します。本バージョンアップはアクセスポイント(WLA-T1)装  着のWLI-PCMカードについても同様に行ってください。 ●ファームウェアの更新方法  >ファームウェアバージョンの確認方法 無線LANカードWLI-PCM本体の裏面に「Ver2.01」のシールが添付されていない場合は ファームウェアバージョン2.00です。また、次の手順にても確認ができます。 ・アクセスポイント装着のWLI-PCM  アクセスポイントマネージャまたはクライアントマネージャから、[ファイル]  →[アクセスポイント情報]を表示します。「無線カードバージョン」の  「PCnetMobile:vx.xx」の部分が「v2.00」のときファームウェアバージョン2.00  です。 ・パソコンに装着のWLI-PCM  本ユーティリティ添付のクライアントマネージャから[ヘルプ]→[バージョン情報]  にて確認できます。また、ファームウェア更新ユーティリティ  (WLIFIRM.EXE)を起動して確認することもできます。  >ファームウェア更新の方法  ファームウェアの更新は他のWLI-PCM(アクセスポイント含む)が起動していない事  を確認してから行ってください。  詳しい手順は、添付のREADME.TXTをご覧ください。