IME 2000 では、郵便番号を入力して住所に変換したり、いったん入力して確定した住所を再変換して郵便番号に変換することができます。これによって、面倒な住所の入力も郵便番号を入力するだけで簡単に行ったり、郵便番号が分からない場合に住所から簡単に再変換して調べることができます。
郵便番号から住所に変換し、次にその住所を再変換して郵便番号に戻してみましょう。

1. 「１５０-００００」と郵便番号を入力して変換キーを押します。
2. "東京都渋谷区" に変換されるので Enter キーを押して確定します。
3. 2 で確定した "東京都渋谷区" を選択して変換キーを押して再変換します。
4. 候補一覧から「１５０-００００」を選択します。

郵便番号から住所に変換できないときは、IME ツールバーの (プロパティ) をクリックして [辞書/学習] タブの [システム辞書] で [MS-IME 2000郵便番号辞書] をオンにします。

IME 2000 では、カタカナ語から英単語に変換することができます。日本語入力中に英単語を入力するときなど、入力モードを切り替える必要がないので便利です。また綴りが分からない単語を入力するときにも便利です。
たとえば、"オープン アーキテクチャ (Open Architecture) を採用" と入力したい場合、「おーぷん」と入力して "Open" に変換し、「あーきてくちゃ」と入力して"Architecture" 変換することができます。

カタカナから英単語に変換できないときは、IME ツールバーの (プロパティ) をクリックし、 [辞書/学習] タブの [システム辞書] で [MS-IME 2000 カタカナ語英語辞書] チェック ボックスをクリックして (常に使う) にします。