対象文字列を自動的に英数に変換する

たとえば、インターネットのアドレス (http:// …) は、通常は英数で入力します。このように、通常は英数で入力すると分かっている文字列は、MS-IME 2000 では自動的に英数に変換されるように設定されています。

日本語入力中に「http:」と入力してみてください。最後のコロンを入力した時点で "http:" が半角英数字に変換され、続けて半角英数モードで入力できるようになります。

どのような文字列が自動的に英数に変換されるかを確認するには、IME ツールバーの (プロパティ) をクリックし、[和英混在入力] タブの [対象文字列一覧] をご覧ください。



Shift キーを押しながら英字を入力する

日本語入力中に Shift キーを押しながら入力すると、その部分だけ英字で入力することができます。Shift キーを離すと元のかなモードに戻りますので、簡単に日本語文章中に英字を入力することができます。たとえば "科学者Samlonを招待する" と入力してみましょう。

  1. 「かがくしゃ」と入力します。


  2. Shift キーを押したまま の 6 つのキーを押し、「SAMLON」を入力します。


  3. Shift キーを離します。かなモードに戻りますので、続けて「をしょうたいする」を入力します。


  4. 変換キーを押して、英字混じりの日本語に変換します。


  5. キーを押して "SAMLONを" を選択し、変換キーを 2 回押します。


  6. "Samlonを" をクリックします。


Shift キーで英数モードとかなモードを切り替える

日本語入力中に Shift キーを押すだけで、かなモードと英数モードを切り替えるように設定することができます。上の「Shift キーを押しながら英字を入力する」と違うのは、Shift キーを押しつづけなくても英字を入力できるということです。同じ例文 "科学者Samlonを招待する" を入力してみましょう。

  1. 「かがくしゃ」と入力します。


  2. Shift キーだけを押してすぐに離します。入力モードが英数に切り替わっているので、続けて「Samlon」を入力します。


  3. Shift キーだけを 1 回押します。入力モードがかなモードに戻るので、続けて「をしょうたいする」を入力します。


  4. 変換キーを押して、英字混じりの日本語の文章に変換します。
このように Shift キーだけで英数モードに切り替えるようにするには、IME ツール バーの (プロパティ) をクリックし、[和英混在入力] タブで [[Shift] キーでの英数モード切り替えを MS-IME95 互換とする] をオンにします。