変換中に文字単位での編集

IME 2000 では、変換中でも文字単位で編集作業を行えるようになりました。これによって、これまで文字の追加や削除をするのに、いちいち文字列を確定していた方も、確定せずに変換中の状態で簡単に文字の追加や削除を行うことができます。

  1. 「おちゃのさようをおしえる」と読みを入力し、変換キーを押して漢字に変換します。
    注意!ここでは文字列を確定しません。変換中の状態で編集を続けます。


  2. "作用を" の "用" と "を" の間をクリックし、カーソルを移動します。


  3. BackSpace キーを押して、"用" を削除します。


  4. 「ほう」と入力します。


  5. 変換キーを押します。


  6. 続けて読みを入力するか、Enter キーを押して全体を確定します。
    注意!ここで初めて確定します。

IME 2000 の標準の設定では変換中の文字列をマウスでクリックしたときだけ文字単位で編集できるようになります。
マウスでクリックしなくても常に文字単位で編集できるようにするには、IME ツールバーの (プロパティ) をクリックして [全般] タブの [変換後に文字単位での編集] で [常に行う] をオンにします。



要注意文節の表示

変換中 (確定する前の状態) では、区切り位置の異なる候補がある文字列など、注意が必要な文字列 (要注意文節) に緑の下線が付くため、より効率的に編集作業を進めることができます。編集作業をするときは、まず緑の下線が付いた文字列に注目してください。