ジョイスティックでの文字入力 Apprentice's Pencil --------------------------------------------------------- ●プログラムについて  ジョイスティックからの入力をキーボードからのローマ字入力に変換します.  注意!本ソフトにはあまり実用的価値はありません。普段の入力は素直にキーボードを使いましょう.  #本ソフトにはジョイスティックが必要です. ●動作環境  Windows2000,Windows98 Second Editionで動作確認しました.  Windows95, NT4.0では確認していませんが,特に問題ないと思います. ●インストール方法  Apprentice's Changerの圧縮ファイルには,次のファイルが含まれています AprntPencil.exe プログラム本体です Table1.jpg キー入力→ローマ字変換一覧です Table2.jpg キー入力→アルファベット変換一覧です Table3.jpg 編集モード/漢字変換モードでの操作一覧です README.TXT このテキストです NotReadMe.txt たわいのないコメントです Dataフォルダ -KeyTable2.ini キー入力→入力変換ルールです  適当なフォルダにファイルを展開し,AprntPencil.exeを実行してください. ●使い方  AprntPencil.exeを実行すると,入力ガイドが表示されたウインドウが現れます. #異様に時間がかかりますが,気にしないでください. その状態で,入力を行いたいウインドウをマウスでクリックするなどして,入力可能な状態にしてください. #このウインドウにフォーカスがある状態では入力できません #今のところ仕様です(;;  ジョイスティックの方向キーに入力を行うと,ウインドウに表示された入力ガイドが変化します.入力したい文字が現れたらボタン1を押してください.  入力を何回か繰り返していると,方向キーに入力を行っても,ウインドウに表示された入力ガイドが変わらず,斜体文字になることがあります.その状態でボタン1を押すと,その斜体文字に応じたローマ字が,現在アクティブになっているウインドウに入力されます.  方向キーの入力と入力文字の組み合わせは添付のTable.jpgを参照ください.  また、ボタン3を押すとIMEのON/OFFが切り替わります。 ●アンインストール方法  解凍したファイルを削除してください.  レジストリに,このプログラム用のデータを登録することはありません. ●入力の覚え方 表とガイドを見ながら覚えるのがいいでしょう.どうしても覚えられない文字があったら,下の覚え方をヒントにして覚えるといいかもしれません. 1.あ行,か行,さ行,た行,な行,は行,ま行,ら行の文字について  始めに50音表の列,次に50音表の行を入力します.  ほぼローマ字入力と同様ですが,あ行は1回の入力ではなく2回の入力になります.  最初の入力   あ行 :上   か行 :右上   さ行 :右   た行 :右下   な行 :下   は行 :左下   ま行 :左   ら行 :左上  2回目の入力   あ段 :上   い段 :右上   う段 :右   え段 :右下   お段 :下 2.や行の文字について  始めに,ま行と同様に左を入力します.2回目の入力は,左下,左,左上のいずれかになります.  最初の入力   や行 :左  2回目の入力   や :左下   ゆ :左   よ :左上 3.’を’について  始めに,発音が同じ’お’を入力するときと同様に上を入力します. 2回目の入力は,左上を入力します.ルールからはみでた文字は,2回目の入力で左上を入力します. 4.’っ’について  始めに,形が同じ’つ’を入力するときと同様に右下を入力します. 2回目の入力は,左上を入力します.ルールからはみでた文字は,2回目の入力で左上を入力します. 5.’ん’について  始めに,ローマ字で入力する際に用いる’n’を使用するな行を入力するときと同様に下を入力します. 2回目の入力は,左上を入力します.ルールからはみでた文字は,2回目の入力で左上を入力します. 6.’ー’について  始めに,右を入力します.(特に関連性はありません). 2回目の入力は,左上を入力します.ルールからはみでた文字は,2回目の入力で左上を入力します. 7.濁音の入力について  か行,さ行,た行,は行の濁音文字を入力するには,それぞれの清音文字を入力する時の入力の,1回めの入力と2回めの入力の間に左を入力します. 8.ぱ行の入力について  は行の隣にあるま行を入力する時の入力の,1回めの入力と2回めの入力の間に左を入力します. 9.’ゃゅょ’の入力について  や行を入力するときの入力で,1回目の入力を,左から左上に変更します. 10.’ぁぃぅぇぉ’の入力について  始めに,あ行,か行,さ行,た行,な行,は行,ま行,ら行の文字を入力するときに2回目の入力(あ段〜お段を決めた入力)を行い,次に左下を入力します. 11.記号について  左下を入力しつづけ,ウインドウの入力ガイドから探してください.  漢字変換,BackSpace等の機能キーもここにあります. 12.編集モードについて  右上→左上と入力すると,編集モードに移ります.カーソルの移動,文字の削除等を行ってください.  また,このモードからアルファベット入力移行できます. ● 著作権,使用許諾  Apprentice's Pencilの著作権は作者である野分にあります。プログラムに劇的な変化がない限りフリーソフトウェアです。 個人での配布は自由ですが,転載の場合には,私までmailで連絡してください. 連絡,御意見,感想,質問,バグレポート歓迎します.こちらへお願いします. 野分 nowake@anet.ne.jp なお,このプログラムによって、いかなる損害を被ろうと作者はいっさい責任をとりません。 ● 謝辞 このプログラムは 「正規表現を使った文字列探索/操作コンポーネント集ver0.16:bmRegExp.pas」  bmonkeyさん作 を使用しています. ●修正履歴 2001/02/27  0.0.1版作成