---------------------------------------------------------------------------- リンク作成シェル拡張 Ver.1.31 for Windows 2000 2001年 3月12日 ---------------------------------------------------------------------------- 1999-2001 Programmed and Copyright by T.Kawasaki, all rights reserved. ---------------------------------------------------------------------------- 1, 概要 ========= Windows 2000で次の機能を実現します。 ・フォルダに対するシンボリックリンク(正確にはジャンクション)作成機能 (*1) ・ファイルに対するハードリンク作成機能 (*1) ・エクスプローラにおけるシンボリックリンクのターゲット表示 ・エクスプローラにおける詳細なサイズ表示 標準では大まかなサイズしかわからない・・・ ・エクスプローラにおけるきっちりした日時(最終更新、作成)表示 標準では、AM 3:00 が 3:00 と表示されるので、14:00などと並ぶと、表示が 崩れて美しくない。(大したことではないが・・・) ・エクスプローラ上でのフォルダのシンボリックリンクの正しい削除(アンリンク) 標準では、エクスプローラは中身を消してからフォルダを消そうとしますが、 シンボリックリンクの場合、単純にリンクを消します。 次のマニア向け(?)機能も実現します。 ・エクスプローラ上でハードリンクの数を表示できます(UNIX信者にはうれしい?)。 ・エクスプローラ上で、ファイル一意識別子(64bit値)を16進で表示します。 *1) この機能は、NTFS(V5)上でのみ機能します。 過去の拙作のユーティリティ、「シンボリックリンク作成シェル拡張メニュー」、 「もっと詳細表示」を統合し、また、これまで懸案事項であった、シンボリック リンクの削除に対応しました。 また、これまで、実際には「ハードリンク」を作っているのに名前がシンボリック リンクっていうのはおかしいというツッコミを多くの方からいただいたので、この 際ということと、もはや、メニュー以外の拡張も加えるということで、名前も、 「リンク作成シェル拡張」と改名しました。 2, 注意 ========= Windows 2000専用(Whistlerでは動作している)です。 3, インストール ================= lnhdr.infを選択した状態で右クリックし、[インストール]を選びます。ただし、 古いバージョンが既にインストールされている場合は、先にそのバージョンをアン インストールしてください。 4, アンインストール ===================== コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」から、「リンク作成シェ ル拡張 」を探しだし、アンインストールします。 ただし、実際のアンインストール処理は、次回ログイン時、あるいは次回再起動時 に行われます(エクスプローラPlug-inとして動作するため)。従って、このツール の再インストールを行う場合は、次回ログイン時、あるいは次回再起動時以降に行 ってください。 また、アンインストール後に、system32ディレクトリ上にlnhdr.pnf というファイ ルが残りますが、実害はありません。どうしても気になる方は、各自で削除して ください。 5, 履歴 ===================== Ver.1.31 2001/03/12 ファイル一意識別子、ハードリンク数の表示機能を追加。 コードの一部書き直しを行った。まだ、UNICODE関係がうさんくさいけど。 内部的には、ファイルのシンボリックリンクも扱えるような構造になったはず。 http://homepage1.nifty.com/emk/symlink.html を参考にしながら、いろいろ やっている最中だが、どうもうまくいかない・・・。 Ver.1.30 2001/03/11 「リンク作成シェル拡張」としての諸版。 「シンボリックリンク」は語弊があるので名前を修正。 リンクを安全に削除する機能を実装した。 「もっと詳細表示」を機能として統合した。 Ver.1.22(beta) 一部のフォルダで機能しなかったバグを修正。 Ver.1.21(beta) symlink.inf(インストーラ)の不具合修正。 ドキュメントの不備修正。 Ver.1.20beta 初版 6, 謝辞 ===================== このソフトウェアは、http://www.sysinternals.com で公開されている Mark Russinovich氏のjunction.cに基づくソースコードを利用しています。 有益な情報を無料で公開されていることに対して敬意と謝辞の意を表します。 7, その他 ===================== このソフトウェアに対する権利その他は、rights.txtを参照してください。 最新版については、http://mikilab.doshisha.ac.jp/~kawasaki/をご覧ください。