OS Select Ver.0.15a 更新:00/01/19 22:41


このソフトウェアの概要

 Windows NT の ブートメニュー のデフォルトOSや自動起動までの待ち時間を書き換えて、OS選択を支援します。
 Windows NT 4.0 と、Windows 95 や 98 を使い分けている人にとっては、便利かもしれません。
 また、Windows 2000 Professional (Prerelease) での動作も確認しましたので、試験インストールされている方もどうぞ。
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使用条件

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動作環境

 Microsoft NT 4.0 Workstation (Serverは未確認) および、Windows 95, 98
 ブートパーティションがインストールしている全てのOSからアクセス可能であること。(FAT16 を推奨しますが、Windows 98 と Windows 2000 のみの場合は、FAT32 でも可能でしょう。)
 Microsoft Visual C++ 6.0 ランタイムライブラリ (MFC42.DLL, MSVCRT.DLL) が必要です。
 起動時に「システムに装着されたデバイスは動作していません」または「欠落エクスポート MFC42.DLL…」などのメッセージが表示される場合は、上記ランタイムライブラリのバージョンが古い事が原因ですので、ホームページより最新のランタイムライブラリをダウンロードし、Windowsのシステムディレクトリへコピーしてください。
参考までに、作者の環境を紹介しておきます。
SCSI HDD
ID #0
1FAT16Windows 95 システム・起動用 ブートパーティション(Boot.ini があるところ)
OsSelect.exe をここに置いています。
2FAT16Windows 2000 Professional (Prerelease)、試験インストール
3NTFS Windows NT 4.0 WorkStation システム
アプリケーション・データ用
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使用になられる前に

 まず、起動可能なFDを作成し、ブートパーティションのルートディレクトリにある、boot.ini をコピーしておいてください。ソフトウェアの異常動作等によってファイルが破損し、システムが起動できなくなった場合に、このファイルをハードディスクにコピーすれば復旧できます。
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動作内容

 動作内容を理解してからご使用ください。使い方を誤ると大変危険なソフトウェアですので。

 まず、C: から Z: まで順番にルートディレクトリの boot.ini を検索します。発見したドライブをブートパーティションと判断し、boot.ini を読み込みメニューを表示します。
 OSの選択やオプション設定の変更では、boot.ini のデフォルトOSを指定された物に書き換えます。この時、変更前の boot.ini は boot.ini.bak に名前を変更して残します。
 オプションの設定も、boot.ini に一緒に書き込んでいますが、ntldr からはコメントとして認識されるので影響は有りません。
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コマンドラインオプションの使い方

(なし)メニューが表示されますので省きます。
/Snn 番目のOSを選択します。(メニューで一番上に来る物が 0 になります。)
/Bnn 番目のOSを選択し、起動します。(メニューで一番上に来る物が 0 になります。)
/Rシステムを再起動します。
/Oシャットダウン後、電源切断します。(OS及びハードウェアがサポートしている必要があります。)

 コマンドラインオプションを含めたショートカットを作成しておけば、より簡単にOS切替が可能になるでしょう。
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おまけ:NTから電源切断を行う

 Windows 9x では自動的に電源切断されるが、NT では出来ないという環境で、以下のようなバッチファイルを用意することにより電源切断を試みます。(笑)
Windows NT 用、終了バッチWindows 9x 用、終了判定バッチ
用法電源切断したいときにこのバッチを実行します。 スタートアップに、このバッチファイルへのショートカットを入れておきます
ファイル内容
@echo off
echo 電源切断フラグです > c:\pwoff$
start /wait c:\osselect.exe /b2
@echo off
if not exist c:\pwoff$ goto end
del c:\pwoff$
start /wait c:\osselect.exe /s0
start c:\osselect.exe /o
:end
解説 フラグファイルを作成し、Windows 9x に切り替えます。 フラグファイルが有れば、電源を遮断します。同時にフラグのクリアと次回起動OSをセットします。
注意赤字部分は、各自の環境や好みに合わせて変更してください。
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改版経歴

2000.01.23 - Ver.0.15a
Ver.0.15 で挿入してしまった、コマンドライン解析ルーチンの修正。
 
2000.01.19 - Ver.0.15
Windows 98 で、電源切断オプションが正常に動作しないバグを修正。
Windows 2000 Professional (Prerelease) での動作を確認。
 
99.07.11 - Ver.0.14
コマンドライン動作指定モードを追加しました。
電源切断機能(コマンドラインのみ)追加。
 
99.06.26 - Ver.0.13a
Ver.0.13 の配布ファイルが違っていたので差し替えました。
 
99.06.17 - Ver.0.13
boot.ini が大文字で書かれていると、起動パーティションを変更できないバクを修正
[98/NT] のアイコンの追加
 
98.11.25 - Ver.0.12
boot.ini のセクション名が大文字になっていると、パーティションデータが読み込めないバグを修正
 
98.10.18 - Ver.0.11
公開のため、ユーザーインタフェースの改善
 
非公開 - Ver.0.1
初版作成