------------------------------------------------------------------------------- Process++ version 1.51 ------------------------------------------------------------------------------- ◇概要 Process++は現在起動しているプログラム(プロセス)を調べ、高速に強制終了などが行えるツールです。通常終了を試みないため、CTRL+ALT+DELの同時押しで現れるアプリケーションの強制終了ダイアログよりもかなり高速に終了させることができます。起動時にタスクトレイに格納されます(設定可能)。Ver.1.46からは複数選択で同時に強制終了・優先度変更が可能になりました。また、Ver.1.50からは各プロセスの実行モジュールのファイル説明が表示されるようになっています。 Process++では次の情報が得られます。 ・プロセスの実行モジュール名(フルパス) ・実行モジュールのファイルタイプ ・実行モジュールのファイル説明 ・プロセスの優先度 ・プロセスID(PID) ・各プロセスの持つスレッド数 ・スレッドID(TID) ・スレッドの優先度 ・全プロセス数 ・全スレッド数 また、次の機能があります。 ・プロセスの優先度の変更機能 ・Explorerのワンタッチ再起動機能 ・ファイル名を指定して実行機能 ・タスクトレイに格納 ・ホットキー機能 ◇動作環境 Windows98/MeまたはWindows95 Windows95の場合、InternetExplorer5以降に付属のVirtualMachineが必要 ◇インストール・アンインストール インストールは一つのフォルダに解凍するだけで完了です。 このプログラムはウインドウサイズを同ディレクトリにイニシャルファイル(INI)を作成して保存します。レジストリには書き込みませんので、アンインストールはフォルダごと削除するだけで出来ます。 ◇操作方法  起動した時にはタスクトレイに格納されています。タスクバー右下の×印のアイコンにマウスを持っていきダブルクリックするか右クリックして「開く(O)」を選択すると表示されます。タスクトレイに入れるにはもう一度アイコンをダブルクリック、または閉じるボタンを押して下さい。(「オプション(O)」の「閉じるボタンでタスクトレイ(C)」のチェックを外すと、閉じるボタンを押した時に即終了するようになります。また、「起動時にタスクトレイ(T)」のチェックを外すと、起動した時にタスクトレイに入りません。)  画面は2分割されています。上方にはプロセス一覧が表示され、下方には現在選択中のスレッドが表示されます。プロセスを選択している時にツールバーの×印をクリックまたはDELキーを押すと、そのプロセスが強制終了されます。なお、自動的に一覧は更新されませんので、必要なときにその左隣のボタンまたはF5キーを押して、更新してください(Process++が非アクティブからアクティブになった時には自動的に更新されます)。  ツールバーの一番右のアイコンは「ファイル名を指定して実行」ボタンです。このボタンを押すかメニューから選択するとダイアログが開き、指定ファイルを実行することが出来ます。Explorerを強制終了してしまったときなどにお使いください。  その左隣のボタン(↑↓)はプロセス優先度変更ボタンです。優先度を変更したいプロセスを選択してボタンを押すと変更ダイアログが現れ、優先度を変更することが出来ます。その優先度の意味はラジオボタンにマウスカーソルを合わせることで表示されます。  また、SHIFTキーあるいはCTRLキーを使用することによって複数選択が可能です。複数選択した状態では同時に優先度変更・強制終了が行えます。  ユニークな機能としてExplorerを再起動させる機能があります。OSが不安定になったけれどWindowsごと再起動させるのは面倒くさいとき等にお使いください。タスクトレイに入っているアイコンは全て消えますが、その他のアプリケーションは動きつづけます。尚、安全のためにProcess++は終了されます。  Process++はホットキーをサポートしています。ホットキー機能は指定したキーを押せばProcess++が開かれる機能です。「プロセス(P)」メニューの「ホットキーの設定(H)」を選択するとキーを選択できます。例えば「SHIFT」と「F12」と指定すると、SHIFTキーを押しながらF12キーを押した時に、タスクトレイのアイコンをダブルクリックしたのと同じ動作をします。 ◇便利な使い方 このProcess++のショートカットをスタートメニューの「プログラム」→「スタートアップ」に登録するとWindowsの起動時にProcess++が常駐するようになります。起動時の画面が煩わしいときは「オプション(O)」の「スタートアップ画面を表示(S)」のチェックを外して下さい。 ◇著作権・その他 このプログラムの著作権はワクワクにあります。バグや感想は次のホームページの掲示板でお願いします。ソフトウェアの改善のための、要望などもお待ちしています。 今までのバージョンアップの殆どをユーザーからの要望で行ってきました。着軟さん・永吉さん・前田さんご協力有難うございました。今後も宜しくお願い致します。 ホームページ http://homepage1.nifty.com/wakuhome/java/ メールアドレス w.w@nifty.com HQI05525@nifty.ne.jp ◇更新履歴 01/3/21 version 1.51 更新ボタンを押すごとにリソースを消費していくバグ修正 01/3/4 version 1.50 実行モジュールのファイル説明が表示されるようにした 01/3/4 version 1.47 複数選択を可能にした 00/8/3 version 1.45 スタートアップ画面の表示の有無を選択可能にした 閉じるボタンを押した時の動作を選択可能にした アイテムをダブルクリックしたときに強制終了できるようにした 00/7/22 version 1.4 Explorerの再起動機能を付けた ホットキー機能を付けた 起動時に表示されるかどうかを選択できるようにした タイトル画面が表示されるようにした ファイル実行機能の不都合を修正 00/7/20 version 1.3 起動時にタスクトレイに格納するようにした 00/7/19 version 1.2 プロセスの優先度を変更できるようにした 00/7/15 version 1.1 ファイルを実行できるようにした ウインドウサイズがINIファイルに保存されるようにした 00/4/29 version 1.0 初公開