ライセンス付きファイルについて理解する
ライセンス付きファイルとは、そのファイルの再生に必要なライセンスが添付されているため、無制限な配布を防ぐ Windows Media ファイルです。これにより、レコード会社などのコンテンツ提供者は、自社のファイルを保護して、違法にコピーされたり再配布される危険を少なくすることができます。Windows Media Player を使って CD からトラックをコピーする場合、それらのトラックのコピーにはライセンスが関連付けられています。Windows Media Player では、有効なライセンスがないと、ライセンス付きファイルを再生することはできません。ライセンスを使って、ファイルがダウンロードまたは作成されたコンピュータにファイルを確保します。Windows Media Player は、ユーザーのためにライセンスの場所を追跡します。
注意 ライセンスを定期的にフロッピー ディスクにバックアップすることをお勧めします。オペレーティング システムを再インストールまたはアップグレードすると、ライセンスは失われる可能性があります。ライセンスをバックアップする方法の詳細については、「関連項目」を参照してください。
ライセンス付きファイルには、次の規則が適用されます。
- ライセンス付きファイルは、ライセンスの有効期限が切れるまで再生できます。使用条件は、ライセンスを取得するときにユーザーに示されます。
- ファイルのライセンスを取得する方法は 2 通りあります。インターネットからライセンス付きファイルをダウンロードする場合は、ライセンスの登録をするインターネット サイトがユーザーに表示されます (場合により、料金が必要な場合もあります)。ライセンスがユーザーのコンピュータにダウンロードされ、ダウンロードしたファイルにのみ適用されます。ライセンスに伴う権利およびライセンス取得の手続きは、ファイルを提供する個人または会社によって異なります。Windows Media Player を使って CD からトラックをコピーする場合は、そのトラックにライセンスが自動的に発行されます。
- 別のコンピュータにライセンスをコピーしたり別のコンピュータと共有することはできません。ライセンス付きファイルを別のコンピュータにコピーしたり、ほかの人にファイルのコピーを譲る場合は、新たに使うコンピュータにもライセンスの登録が必要です。
- ポータブル デバイス機能を使って、ライセンス付きファイルおよび関連するライセンスをポータブル デバイスにコピーすることができますが、これはライセンスにその権利が含まれている場合に限ります。
関連項目
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