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ストリーム メディアについて理解する

ストリーム メディアは、ネットワークを介してオーディオ ファイル、ビデオ ファイル、またはマルチメディア ファイルを配信するための技術で、これによりファイル全体がダウンロードされるのを待たずに再生することが可能になります。インターネットのリンクをクリックしてストリーム メディア ファイルを開くと、ファイルの一部がダウンロードされてバッファに格納されます。これをバッファ処理と呼びます。そして、ファイルの再生が始まります。ファイル内の情報がさらに Windows Media Player にストリーム配信されると、Windows Media Player  はその情報を再生する前に引き続きバッファに格納します。これによって、インターネットのトラフィックが原因で情報の流れが中断された場合でも、ファイルの再生が中断したり影響を受けることはなくなります。バッファ内のデータがなくなると、再生は中断されます。

Windows Media Player は、情報のバッファ処理時に、バッファ処理中であることを示す警告を表示します。ストリーム形式の Windows Media ファイルはすべて、再生前にバッファ処理されます。ダウンロードしたファイルとは異なり、ストリーム ファイルでは再生が完了してもデータはハード ディスク ドライブに保存されません。

Windows Media Player では、インテリジェント ストリーミングもサポートしています。インテリジェント ストリーミングでは、ネットワークの状況を監視して自動的に調整を行い、最適な受信と再生を確保します。

ストリーム配信されたメディアまたは CD トラックを再生するときに、接続の品質および再生のパフォーマンスに関する統計と情報を表示できます。[統計] ダイアログ ボックス内の情報を見ることによって、質の高いデータ伝送を受信しているかどうかを確認することができます。

コンテンツに関する統計を表示するには

  1. [表示] メニューの [統計] をクリックします。

  2. より詳しい情報を表示するには、[詳細] タブをクリックします。

ファイルに関する詳細を表示するには


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