[パフォーマンス] タブでは、コンピュータのネットワーク (またはインターネット) の接続速度およびバッファ サイズを指定できます。また、ビデオ カードで使用するビデオ ハードウェアのアクセラレータを調節できます。
[パフォーマンス] タブでは、次のオプションを設定できます。
モデムの速度または利用できるネットワーク接続の種類を Windows Media Player によって自動検出する場合は、このオプションをクリックします。
利用できる接続速度の一覧を表示します。使用する速度を自分で選択する場合は、このオプションをクリックします。
ネットワークのバッファ処理の既定の設定を使用する場合は、このオプションをクリックします。ネットワークのバッファ処理とは、Windows Media Player がファイルまたはストリームの再生を始める前に格納する情報の量です。バッファのサイズは、ネットワークまたはインターネットを介してストリーム ファイルを受信するときに重要になります。ネットワークが混雑していると、Windows Media Player が再生する情報がなく、情報を受信するまで待機する必要があるため、オーディオまたはビデオが中断される場合があります。ネットワークの混雑でストリームが中断されると、Windows Media Player はバッファの情報でその空白を埋めることができます。バッファ内の情報がすべて使われたときに限り、ストリームの中断が明らかになります。
バッファ サイズを自分で設定する場合は、このオプションをクリックします。バッファ サイズが大きいほど、ストリームの再生開始までの時間が長くなります。
スライダでビデオ カードのアクセラレーション (加速) を調節します。ビデオ カードに最適な位置にスライダを調節します。
特定の種類のビデオ (特に、デジタルの場合) は、全画面表示モードで見ると影響はありません。[全画面表示モードの切り替え] チェック ボックスをオンにすると、Windows Media Player は、全画面表示でビデオを表示するためにビデオ カードを最大限に活用しようとします。全画面表示でビデオを見ない、または Windows Media Player にビデオ カードの設定を調節させない場合は、このチェック ボックスをオフにして、切り替えをやめることができます。
このスライダを使って、デジタル ビデオの解像度を調整します。ビデオがアナログである場合は、スライダの変更は影響しません。ウィンドウの表示を元のビデオより大きくするために Windows Media Player の大きさを変更する場合、Windows Media Player は大きさを変更されたウィンドウに合わせるために、ビデオ画像を引き伸ばそうとします。スライダを [小] の方向へ移動すると、引き伸ばしているときにビデオはピクセルをさらに追加できるようになります。これは CPU にとっては負荷が少ないですが、好ましくない品質のビデオが作成される場合があります。スライダを [大] の方向へ移動すると、ビデオのゆがみは最小限になります。これによって、ビデオ画像を表示するために CPU の稼働率がさらに高まります。