ポータブル デバイスの設定を変更する
Windows Media Player では、ファイルをポータブル デバイスにコピーするときに、圧縮技術を使ってファイルを小さくし、ポータブル デバイスでの使用領域を少なくします。この圧縮技術は Windows Media オーディオ (Windows Media Audio) と呼ばれ、これにより、.wma 拡張子を持つ Windows Media ファイルが作成されます。このファイルは、ポータブル デバイスで再生できる 4 つの種類のファイルの 1 つです。
ポータブル デバイス機能を使うと、コンピュータからポータブル デバイスにファイルをコピーするときの圧縮率を選択できます。一般に、圧縮率が高いほど、ファイルは小さくなりますが音質は低下します。一方、ファイルが小さいほど、より多くの音楽をポータブル デバイスに保存できます。次に示す圧縮率が利用できます。
- 32 キロビット/秒 (Kbps)、22 キロヘルツ (kHz)、ステレオ。この形式では、ポータブル デバイスで使う記憶領域が最小になります。会話などの音声ファイルまたは 64 Kbps の .mp3 ファイルなどに適しています。
- 64 Kbps、44 kHz、ステレオ。この形式では、CD の水準に近い音を再生でき、ポータブル デバイスで使う記憶領域も少なくて済みます。128 Kbps の .mp3 ファイルまたは既に圧縮されている Windows Media ファイルなどのソース ファイルに適しています。
- 128 Kbps、44 kHz、ステレオ。この形式では、CD の水準の音を再生できますが、ポータブル デバイスで使う記憶領域は多くなります。CD やソースの .wav ファイルから、トラックのサウンドを完全に近い形で複製したい場合に適しています。
関連項目
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