1999/9/20 Version 2.00 MVR-D2000 動作環境チェックソフト カノープス株式会社 Windowsに付属の『メモ帳』でこのドキュメントをご覧になっている方は、 次の設定を行うことで読みやすくなります。 Windows 98 / 98 Second Edition / Millennium Edition / NT 4.0でお使いの場合 「編集(E)」メニューの「右端で折り返す(W)」オプションをONにする。 Windows 2000でお使いの場合 「書式(O)」メニューの「右端で折り返す(W)」オプションをONにする。 1.概要 (1) 本プログラムは、お使いの環境でMVR-D2000を使用するにあたり、オーバーレイ表示の可否、およびキャプチャ時に設定可能なビット・レート等を判断する目安を提示するソフトウェアです。 (2) このソフトウェアを実行するには、下記のモジュールが必要です。 ・MvrAvc.dll mpelib.dll(当社製 Win32 DLL) ・DDRAW.dll ・MFC42.dll MFC42LOC.dll (3) このプログラムの実行結果はあくまで目安であり、MVR-D2000の動作を保証するものではありません。また、実行結果については一切の責任を負いかねます。 (4) このプログラムは Windows NT 4.0、Windows 2000またはWindows 98 / 98 Second Editionで動作します。 (5) このプログラムは転載禁止です。 (6) このプログラムの著作権はカノープス株式会社に帰属します。 2.使用方法 <オーバーレイ表示の可否>  オーバーレイボタンをクリックすると、Direct Drawを利用したオーバーレイ表示の可否を判断します。 オーバーレイが表示可能であれば、カラー・バー(白、黄、シアン、緑、マゼンタ、赤、青、黒)を表示し、 正常に表示されているか否かの確認が行われます。正常に表示されている場合は、「はい」をクリックしてください。 ※MVR-D2000は、UYVYまたは16ビット(5:6:5)のピクセル・フォーマットをサポートするオーバーレイ・サーフェスを作成可能なビデオ・カードのみに対応しています。 <エンコード時のCPU使用率の計測> a. オーディオ・エンコード処理のCPU使用率の計測   オーディオ エンコードボタンをクリックすると、指定された条件(44.1 kHz 192 kbpsまたは48 kHz 384 kbps)でのCPU使用率(負荷)を計測し、結果を%単位で表示します。 b. ビデオ・エンコード処理時のCPU使用率の計測 ビデオ エンコードボタンをクリックすると、指定されたビット・レート(1 Mbps〜15 Mbps)でのCPU使用率(負荷)を計測し、結果を%単位で表示します。 c. ディスク書き込み速度の計測 ディスク書込みボタンをクリックすると、指定されたドライブへの書込み速度を計測し、結果をbps単位で表示します。  ※ドライブの種類によっては、書込み速度の計測値が一定していない場合がありますので、何度が実行してみてください。 d. プログラム・ストリーム作成時のCPU使用率の計算 プログラム ストリームボタンをクリックすると、上記 a.〜c. の結果から、MPEG2プログラム・ストリーム作成時のCPU使用率(負荷)を計算します。 上記 a.〜c. が未計測の場合、または計測条件が変更された後に実行した場合は、プログラム ストリームボタンのクリック時、まとめて計測・計算します。 結果が、 ・90%以下ならば、概ね使用可能とみられます。 ・90%〜100%の場合は、プログラム・ストリームの作成が失敗する可能性があります。 ・100%以上の場合は、ビデオ・ビット・レートを小さくして再度計測し直してください。 3.変更履歴 ------------------------------- ● 1.00 Release: 1999/02/26 ------------------------------- 最初のリリース ------------------------------- ● 1.10 Release: 1999/04/23 ------------------------------- ●オーバーレイ表示可否の判断時、実際にカラー・バーを表示し、表示確認を実行する様にしました。 ------------------------------- ● 2.00 Release: 1999/09/20 ------------------------------- ●オーバーレイの表示確認メッセージの表示中に、オーバーレイ・ウィンドウの移動、サイズ変更等が実行できる様にしました。