パフォーマンス

カーネルを常に物理メモリに配置

WindowsXPではメモリの使用状況に応じてカーネルの一部を仮想メモリにスワップします。PCに十分なメモリを搭載している場合(推奨:256MB以上)、カーネルを常に物理メモリに配置するように設定することでパフォーマンスが向上する可能性があります。私のテスト環境では体感出来るほどは向上しませんでした。

アプリケーション起動用メモリをLargeモデルにする

PCに十分なメモリを搭載している場合(推奨:256MB以上)、アプリケーション起動用メモリをSmallモデル(デフォルトで4MB)からLargeモデルに変更することでパフォーマンスの向上が期待できます。

Pentium-IIIの2次キャッシュサイズを強制的に512KBで認識させる

PentiumIIIでは512KBの二次キャッシュを搭載しているものがあります。初期設定値は0KBでこの場合WindowsXPでは起動時にHALから自動的に二次キャッシュサイズを取得し(うまく取得できなかった場合は256KB)設定しています。これを強制的に512KBと認識させることによりパフォーマンスが向上する場合があります。現在のところ物理的に二次キャッシュサイズが256KBである場合でも512KBに設定することでパフォーマンスが向上するようです。私のテスト環境でのベンチマークテスト結果は約10%向上しました。