A-880 制御機能設定
 A-880 制御機能を使うには曲データの格納されているディレクトリまたはデータファイル名に識別用キーワードが含まれている必要があります。Miyap2002は曲データのフルパスを頭からスキャンし、設定されたキーワード中から最初にヒットしたキーワードに対応する音源用データであると判断します。

 一番簡単なのは各音源毎にディレクトリを作り、データを分類して格納しておき、キーワードをそのディレクトリ名にする事です。

 A-880 側は、パソコンの A-880 制御用に使用する MIDI OUT からつながっている MIDI IN を Control IN に設定しておいてください。A-880 の Control IN の設定方法は A-880 側の設定を参照してくだい。

 A-880 の Control IN に接続するパソコンの MIDI OUT は A-880 制御専用になります。演奏と A-880 制御を同じポートで行う事はできません。この理由により、A-880 制御機能を使用するにはパソコンの MIDI OUT が最低2つ、2 PORT 32 CH 演奏させるためには最低 3 PORT 必要になります。これは A-880 側の仕様によるものです。

 まず、メニューの A-880 をクリックすると設定ダイアログが表示されます。

A-880 Control Enable
 このチェックボックスをチェックする事により、A-880 制御機能が有効になります。A-880 制御機能を使用しない場合にはチェックしないでください。

A-880 Control CH
 A-880 の Contol Channel を入力してください。A-880 の Control Channel の設定および現在の設定の調べ方は A-880 側の設定を参照してください。

・PORT A MIDI IN No.
 Miyap2002 の Port A に指定したパソコンの MIDI OUT がつながっている A-880 の MIDI IN の番号を指定してください。

・PORT B MIDI IN No.
 Miyap2002 の Port B に指定したパソコンの MIDI OUT がつながっている A-880 の MIDI IN の番号を指定してください。演奏用ポートが1つしかない場合は 1-8 の適当な番号をいれてください。

・MIDI OUT
 MIDI OUT と書かれたボタンを推すと A-880 制御用ポートを指定するダイアログボックスが開きますので A-880 制御用に使用するポートを選んでください。

・MIDI IN
 MIDI IN と書かれたボタンは現在バージョンのMiyap2002では無効です。

A-880 SET
 A-880 SET と書かれたボタンを押すと A-880 設定の詳細を行うダイアログボックスが開きます。このダイアログでは検索文字列(キーワード)の設定および PORT A,B のつながったMIDI IN をどの MIDI OUT に切り替えるかを設定します。以下の項目ではこのダイアログについて説明します。

・DEFULT
 デフォルト チェックボックスは検索文字列(キーワード)に一致する物がなかった場合に選択される物を指定します。

・SERACH
 検索文字列(キーワード)を入力します。最大 8 文字まで有効です。

・SET
 設定ボタンを押すと、そのキーワードがヒットした時の接続切り替えパターンを入力するダイアログボックスが開きます。以下はそのダイアログボックスの説明です。

・PORT A Connect MIDI OUT
 Port A が接続されている A-880 の MIDI IN の MIDI Message を出力する A-880 の MIDI OUT をチェックしてください。複数チェック可能です。複数チェックした場合にはパラで出力されます。

・PORT B Connect MIDI OUT
 Port B が接続されている A-880 の MIDI IN の MIDI Message を出力する A-880 の MIDI OUT をチェックしてください。複数チェック可能です。複数チェックした場合にはパラで出力されます。演奏用ポートが 1 PORT しかなく、PORT B を使用しない場合には PORT A と同じにしておいてください。