============================================================================ .RAR ファイルの解凍をウィンドウズ上で!(もとからできてるっちゅーねん!) unrar32.dll 開発用SDK Ver 0.07 亀井 哲弥 ============================================================================ 0.はじめに このたびは「unrar32.dll」をダウンロードして頂きありがとうございます。 これは、Eugene Roshal 氏が開発し、ヨーロッパ方面や地面の下の方でよく 使われているらしい RAR ファイルの解凍を実現する DLL (ライブラリ)です。 32ビット版ですので、Windows 95/98/Me/NT/2000(i386用)でのみ動作可能 です。単独で使用することはできません。対応したアプリケーションが必要 です。 また、現在 NIFTY-Serve FWINDC MES #3 にて進行中の『統合アーカイバA PI仕様』(仮称)に準拠しています。 なお、「API仕様」は現在進行形のプロジェクトです。したがって、この unrar32.dll に含まれる機能も、最終決定版ではないと言うことを充分に認 識の上ご使用ください。 それから貴方のソフトでこのDLLに対応する場合、出来るだけダイナミック リンク(LoadLibrary/GetProcAddress)で使用するようにして、unrar32.dll が無い環境でも、(RAR関係が使えないだけで)問題なく動作するような設 計にしてください。 1.ファイルについて unrar32007.lzh を展開すると以下のファイルが得られます。 unrar32.txt : このドキュメント unrar32.dll : ライブラリ本体 unrar32d.txt: unrar32.dll でのコマンド等についての説明ファイル unrar32.api : unrar32.dll で使用できるAPIの説明書です。 src.lzh : ソースファイルです。 2.使い方 これはライブラリのみですので、単独では使用できません。 A. プログラムから API については,unrar32.api をご覧ください。 unrar32.dll を使用するには unrar32.h または comm-arc.h をインク ルードし、リンク時に unrar32.lib(自分で作成してください)をリンク するか、LoadLibrary()/GetProcAddress() によりダイナミックにリン クすることが必要です(出来るだけこちらの方法を)。 B. 一般ユーザーから このDLLを使用するためには、対応したアプリケーションが必要です。 また、このDLLはWindowsのシステムフォルダ(通常は Windows 95なら \Windows\system\、Windows NTなら \Windows\system32\)にコピーし てお使いください。上記以外の場所に置くことは、今後の本DLLのバー ジョンアップなどによる仕様変更の際、重大な問題を引き起こす可能性 もありますので、十分注意が必要です。 また、Eugene Roshal 氏より配布されている UnRAR.DLL が必要です。 WinRAR 日本オフィシャルページ(http://www.diana.dti.ne.jp/~winrar/) から UnRARDLL をダウンロードしてください。 3.著作権及び転載について unrar32.dll はフリーソフトウェアです。とりあえず著作権は作者が保有し ていますが、著作者人格権を行使する意志はありません。改変および再配布に 対する制限は一切設けません。暇があって物好きな方はもっとまともなものを 作って公開してください。ただし、Copyright 表示は残しといてくれると嬉し いなっと。 UnRAR.DLL は Eugene Roshal 氏が著作権を保有しています。 またこのソフトを使用することによって生じた結果等について、作者は責任 を負わないこととさせていただきます。 4.サポートは A. 会議室 NIFTY-Serve バグ報告・意見・要望 FWINDC MES( 3) 【仲間】共同開発仲間募集・ネタ#2 B. メール kamei@jsdlab.co.jp また、下記の URL に関連情報を公開していきたいと思いますので(私がやる わけじゃないけど)、合わせてご覧いただければ幸いです。 http://www.csdinc.co.jp/archiver/ 5.バージョン履歴 version 0.07 2001/02/16 ・-r オプションを追加。 version 0.06 2001/01/11 ・マルチボリューム書庫の一部のファイルが存在しない場合の不具合を 修正。 ・マルチボリューム書庫の一覧表示で、すべてのファイルを対象にする ようにした。 ・マルチボリューム書庫でファイルが存在しない場合に、ファイル名を 入力可能にした。 ・プログレスバーの進み具合が変だったのを修正。 version 0.05 1998/04/04 ・パスワード付き書庫に対応。 ・絶対パスを相対パスに変換するようにした(念のため)。 version 0.04 1998/03/23 ・パス名の比較の不具合を修正。 ・-s オプションを追加。 version 0.03 1998/03/17 ・レスポンスファイルを指定できるようにした。 version 0.02 1998/03/16 ・実は完成していなかった(^^; ・UnRAR.DLLがロードできない場合はメッセージボックスを表示するようにした。 ・文字列リテラルをリソースに追い出した。 ・コマンドラインの解析がタコっていたのを修正。 version 0.01 1998/03/13 ・完成(^^; ------------------------------------------------------------------------------