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画像の取り込み

クリップボード、またはスキャナなどのTWAIN・WIA対応画像入力機器から画像を取り込み、新しくウィンドウを開いたり、またはじかに画像ファイルとして保存したりします。
TWAINやWIAというのは、アプリケーションと画像入力機器との間のデータのやりとり方法を規定したインターフェースで、最近のスキャナやデジカメなどはほとんどTWAIN・WIA対応になっているはずです。WIAは、標準では2000年秋以降の新しいWindowsでしか使えません。
サブメニューがあり、下記のコマンドがあります。なおWindowsMeなど、WIAが使える環境では、「画像入力機器」「画像入力+保存」コマンドで、自動的にWIAを使って画像を入力するようになります。このときは、プレビュー、設定、コマンドボタンが一体になったウィンドウが出ます。

クリップボード

クリップボード内の画像を呼出し、画像ウィンドウに開きます。クリップボード内に画像がないと、選択できないようになっています。

画像入力機器

TWAIN・WIAに対応している画像入力機器から画像を読み込み、画像ウィンドウに開きます。スキャナなどTWAIN・WIAに対応した機器の準備ができていれば、このコマンドで画像を入力できます。

Windows2000以前のTWAINのみ使用可能な環境では、各ソフト間で共通の TWAIN入力・設定ダイアログが出て、そこから取り込み時の設定や取り込み指示を出します。このダイアログは各画像入力機器に固有のものですので、説明は各機器のマニュアルをご覧下さい。

WindowsMeなどWIAが使える環境では、「画像入力機器」と「画像入力+保存」のコマンドの区別はありません。両方とも同じ設定ウィンドウが出ます。
ウィンドウの下側は、スキャナ接続時には解像度、カラー、明るさ・コントラストなどの設定となり、デジカメ接続時には左のツリー上で選択した画像の撮影情報が表示されます。 設定が済んだら、ウィンドウ右側のボタンで取り込みなどを開始します。各ボタンには次のような役割があります。

取り込み 取り込んだ画像を新しいウィンドウで開きます。
保存 現在メインウィンドウで開いているフォルダに、「capt」+連番の名前で画像を保存します。保存時の名前は自動的に決められるので、連続して次々に取り込むことができます。
名前を付けて保存 ファイルダイアログが開くので、取り込んだ画像を好きなフォルダに好きな名前で保存できます。保存の前には右上の保存フォーマットを確認しておいてください。(各保存フォーマットの特徴を別ページにまとめています
取り込み+印刷 取り込んだ画像をただちに印刷します。カラーコピーと同じようなことができます。
プレビュー プレビューを表示します。なお、「取り込み」以外のコマンドでは、自動的に取り込んだ画像がプレビューとして表示されます。

「自動プレビュー」にチェックを入れておくと、ウィンドウを開いたとき、またデジカメならツリー上で画像を選択した都度、自動的に画像を取り込んでプレビューを表示するようになります。

WindowsMeなどでのWIA使用時には、エプソンのスキャナのスキャナビボタンに対応しており、スキャナビボタンを押すと、右側の「スキャンボタンの動作」で指定した動作が行われます(最初は「保存」になっていると思います)。ViX上でスキャナビボタンを使うときは、余計な動作を防ぐため、コントロールパネルのスキャナとカメラのプロパティから、スキャナビボタンで実行する動作を「何もしない」にしておいた方がよいでしょう。

私はTWAIN及びWIA対応の画像入力機器としてスキャナしか持っていませんので、デジカメからの直接入力等、私が持っているの(EPSON GT-7000)以外の機器を使って不具合が生じたときは、動作確認及び原因究明ができず、対応不可能ですのでご了承ください。WIA使用時にはオートドキュメントフィーダ(スキャナに原稿を連続して送り込む機器、ADFと略される)の設定もありますが、ADFも私は持っていないため、テストできていません。

画像入力+保存

TWAINに対応している画像入力機器から画像を読み込み、現在開いているフォルダにただちに保存します。何枚も続けて画像を取り込むには便利でしょう。
ファイル名は「twimg」+連番、フォーマットはBMPで固定です。JPEGなどに変換したいというときは、フォーマット一括変換などのコマンドを使ってください。
WindowsMeなどでは、「画像入力機器」と「画像入力+保存」のコマンドの区別はありません。このコマンドに相当する動作は、設定ウィンドウの「保存」ボタンで実行できます。

画像入力機器の選択

複数のTWAIN機器が接続されているとき、このコマンドから使用する機器を選びます。選んだ機器は「画像入力機器」コマンドで使用できます。