PowerQuest(R) PartitionMagic(R) 09/27/2002 Version 8.0 デモ版 Copyright 1994-2002 PowerQuest Corporation. All rights reserved. == PartitionMagic 8.0 デモ版 Readme == このデモ版は、実際にPartitionMagicのインターフェイスを使用して一般的な作業を体験することを目的と しています。 デモ版では以下の制限がありますのでご注意ください。 - パーティションに対して行った操作のプレビューを表示することは出来ますが、実際に変更を適用する事 は出来ません。 - 製品版のCD-ROMはCDブートが行えますが、デモ版のCD-ROMではブートする事が出来ません。 - 緊急用ディスクの作成は出来ません。 - 製品版に付属のBootMagic、DataKeeper、DriveMapper、およびFile Browserは含まれていません。 - 製品版をインストールする際は、PartitionMagic デモ版をアンインストールしてから製品版のインストー ルを行ってください。 以下の内容は、製品向け最新版のReadme.txtです。 デモ版では使用できない機能についての説明も記載されていますので予めご了承ください。 目次 ---- 1. システムのバックアップを! 2. 一般的な注意事項 3. Windows NT/2000/XPの注意事項 4. Windows 95/98の注意事項 5. Windows MEの注意事項 6. Windows MEのアンインストール 1. システムのバックアップを! ---------------------------- - PartitionMagicを使用する前に、必ずハードドライブのバックアップを取ってください。PartitionMagic は十分なテストを重ねたうえで出荷しておりますが、停電やオペレーティングシステムのバグ、ハードウ ェア設計上のバグなどが原因で、データが失われる危険性もあります。ハードディスクに大きな変更を加 えるようなユーティリティを使用する場合には、その前に必ずデータのバックアップを取ってください。 - システムのバックアップを取る際には、PowerQuestのDrive Imageを使用することをお奨めします。 Drive Imageは最新のディスクイメージングツールで、システム全体のイメージを作成して、簡単に復元で きるようにします。バックアップを取ることにより、問題が発生してもバックアップしたシステムを動作 させられるという安全のもとにPartitionMagicを実行することができます。 2. 一般的な注意事項 ------------------- - 1TBを超えるパーティションが存在する環境でWindows上からPartitionMagicを起動すると、ディスクマッ プに表示されている、パーティションの消費量を示す黄色いグラフが正常に機能しない場合があります。 (パーティション全体に表示されるまたは全く表示されない) この問題は画面表示上だけの問題であり、パーティションリストには正確な値が表示され、なおかつパー ティションの操作には影響を及ぼしません。 また、緊急用ディスクからPartitionMagicを起動した場合は、1TBを超えるパーティションを正常に認識す ることが出来ません。事前にFDISKやOSのインストーラーからパーティションの削除を行っておいてくださ い。 - PartitionMagicでは196GBを超えるFAT32パーティションの操作はサポートしておりません。 これは、196GB以上のFAT32パーティションはクラスタサイズが大きくなってしまうため、実用性が無くな ります。 ※クラスタサイズが大きくなると、ハードディスク内の浪費(無駄なスペース)が多くなります。 なお、NTFSパーティションにはこの制限はありません。 - Windows9x系のOSを使用している場合、FAT32パーティションを特定のクラスタサイズに変更すると、その FAT32パーティションに対してスキャンディスクおよびデフラグを行うことが出来なくなります。 その際はクラスタサイズを元のサイズに戻すことで、データの損失無く問題を回避することが可能です。 - 2つのFATまたはFAT32パーティションを結合する場合、[適用]をクリックした後で元に戻すことはできませ ん。オペレーティングシステムを含む2つの基本パーティションを結合しないように注意してください。 このような操作を行うと、コンピュータを起動できなくなります。 - プログレスバーの値はあくまでも目安であり、PartitionMagicが正常に動作していても、しばらく表示が 変化しない場合があります。コンピュータがロック状態になったと考えられる場合も、PartitionMagicが 操作を終了するまでしばらく待機してください。 - PartitionMagicの出荷時設定では、不良セクタ診断がオフになっています。最近のハードディスクでは、 不良セクタを自動的に回避するようになっています。ただし、システム上で不良セクタが発生する不安が ある場合は、不良セクタ診断をオンにしてください(環境設定の[不良セクタの診断を省略する]リストボッ クスで該当するチェックボックスのチェックをはずします)。不良セクタ診断をオンにすると、不良ディス クセクタにデータが移動またはコピーされるのを防ぐことができますが、作成、移動、サイズ変更などの 操作がかなり遅くなります。ディスク上に不良セクタがないことを確認する別の手段として、オペレーテ ィングシステムの診断ユーティリティ(ChkdskまたはScandisk)を実行して、PartitionMagicを起動する前 にディスクをスキャンすることもできます。 - PartitionMagicの非アジア系言語版をアジア系言語版のWindows NT/2000/XP上で実行しないでください。 ファイル名や、パーティション/ボリュームセットラベルが破壊される可能性があります。 - Windowsのシステムを含むパーティションの結合・分割、ファイルシステムの変換はお奨めできません。 設定を誤るとWindowsが起動できなくなり、最悪の場合は復旧できなくなる可能性があります。ドライブレ ターやシステムファイルの位置の変化、対応ファイルシステムなど変更後の状態に十分な確信が持てない 場合は、かならずシステムのバックアップを取ってから実行してください。 - PartitionMagicをアンインストールしても、PartitionMagicで設定したパーティションが変更前の状態に 戻ることはありません。また頻繁にパーティション操作をしない場合には、ハードディスクにインストー ルせず、緊急用ディスクからパーティション操作を行うことも可能です。 - ドライブスペース等で圧縮されているドライブに対して、パーティションの変換・分割・結合を行う時は、 必ず圧縮を解除してから操作を行ってください。圧縮が解除できない場合は上記の操作を行わないでくだ さい。 - PartitionMagicは通常はWindows上でネイティブ動作しますが、現在のOSがインストールされているパーテ ィションを操作する際には、DOSや起動モードに切り替わり、処理が実行されます。しかし、一部の機種 (NEC、富士通など)では、DOSや起動モードに切り替わってのPartitionMagicの動作が行われない場合があ ります。その際には、緊急用動ディスクを使用してPartitionMagicを実行してください。 - 他のアプリケーションの実行中はPartitionMagicを起動しないでください。PartitionMagicを起動する前 に、実行中のアプリケーションはすべて終了してください。 - USBドライブを使用する場合は以下の点に注意してください。 ・ Windows 95/98/MEでは、再起動をともなう変更をUSBドライブに対して行うことはできません。USBドライ ブに対する再起動をともなわない変更と、その他のディスクに対する再起動をともなう変更を同時に適用 した場合も操作は失敗します。 ・ USBドライブがリムーバブルディスクとして認識されている場合は、PartitionMagicから認識することが できません。ハードディスクとして認識されるよう設定を変更してください。変更の方法はハードディス クのメーカーにお問合せください。 USBドライブ上のパーティションに対する操作は、その他のディスクに比べて変更の適用に長い時間がかか ることがあります。 - OSが各ドライブに作成したごみ箱や復元ポイント用のファイルやフォルダは、通常削除ができません。 これは、ドライブ結合を行って任意のフォルダ内に移動された場合も同様です。 (例:Recycled、System Volume Information、RECYCLER、_Restore) - サイズが大きいパーティション、または使用領域が多いパーティションの、サイズ変更やパーティション 種別の変換を行う場合には、予めスキャンディスク(チェックディスク)、デフラグを実行してください。 さらに、緊急ディスク(フロッピー)からPartitionMagicを実行するようにしてください。 上記の手順で操作しない場合、PartitionMagicが処理途中で停止して、変更を行っていたパーティション が[PqRP]というパーティションになることがあります。 3. Windows NT/2000/XPの注意事項 ------------------------------- - PartitionMagicは、ディスク操作を行った後で一時的にBOOT.INIファイルを置き換える必要があります。 操作が完了した後(必要であれば、コンピュータを再起動した後)で、このファイルは復元されます。 再起動時に障害が発生すると、BOOT.INIファイルが正しく復元されない場合があります。PartitionMagic を実行する前には、BOOT.INIファイルのバックアップを取っておくことをお奨めします。 - Windows NTのディスクアドミニストレータを使用して構成されたディスクミラー/二重化セットにあるパー ティションはサポートされません。Windows NT/2000/XPでは、PartitionMagicは基本ディスクセット上の 標準パーティションのみをサポートしています。 - IDEハードドライブとSCSIハードドライブが混在する環境では、Windows NTが1台目の物理ハードドライブ 以外のドライブを起動ドライブとみなすことがあります。Partition MagicはWindows NTから報告された順 序でドライブを表示します。その結果、起動デバイスがドライブ1、2などと表示される場合があります。 そのような場合にPartitionMagicで問題が生じるのは、新しいアクティブパーティションを設定する場合 です。また、PartitionMagicはシステム上にアクティブパーティションが存在しないという誤った報告を することがあります。アクティブパーティションを変更する場合は、どのドライブが起動ドライブである かを確認してください。 - Windows NT/2000/XPの起動パーティション(Windowsがインストールされているパーティション)に元々割り 当てられていたドライブレターを変更しないでください。ドライブレターを別のものに変更すると、起動 に関する重大な問題が発生し、コンピュータが起動不可能になることがあります。 - Windows XPの[システムの復元]機能によってドライブが監視されている場合、PartitionMagicはWindowsで そのドライブに操作を行うことができません。起動モードに変更してから操作を行う必要があります。 操作は問題なく実行できます。 4. Windows 95/98の注意事項 --------------------------------- - デュアルブートのコンピュータで、パーティションが20個以上存在する場合は、Windows 9xから PartitionMagicを起動することはできません。 - Windows 9xでNTFSパーティションを作成すると、NTFSバージョン3.0で作成され、これはWindows NT 4.0と 互換性がありません。Windows NT 4.0で動作するNTFSバージョン1.2パーティションを作成するには、 PartitionMagicをWindows NT 4.0で実行するか、または緊急用ディスクから実行して、パーティションを 作成します。 - Windows 9xでは、PartitionMagicとオペレーティングシステムがUSB、USB2、およびFireWireドライブに異 なるドライブレターを割り当てる場合があります。この問題は、オペレーティングシステムがリムーバブ ルデバイスにドライブレターを割り当てる方法が一貫していないことが原因で発生します。 PartitionMagicで表示されるドライブレターが[マイコンピュータ]に表示されるドライブレターと異なる 場合でも、PartitionMagicをリムーバブルドライブに対して使用することはできます。 - PartitionMagicをWindows 9xにインストールした後、オペレーティングシステムをWindows MEまたは Windows XPにアップグレードして、PartitionMagicを実行する場合、起動モードでの操作時にエラーが発 生する可能性があります。この問題を解決するには、PartitionMagicをCDを使用してアンインストールし ます。PartitionMagicを再インストールすると、このエラーは発生しなくなります。 5. Windows MEの注意事項 -------------------------- - システムパーティションに対する変更ができない問題 Windows ME上でシステムパーティションに対する変更を適用すると、再起動に失敗して変更が適用できな い場合があります。これはプリインストールされたWindows MEに特有の問題で、いくつかのファイルが足 りないために発生します。この問題を解決するには、 (1) C:\WINDOWS\COMMAND\EBDフォルダが存在するか確認します。存在しなければ作成してください。 (2) このフォルダに以下のファイルをコピーします。 C:\WINDOWS\COMMAND.COM C:\WINDOWS\HIMEM.SYS IO.SYS IO.SYSはシステム内に複数存在する場合がありますが、サイズが109KBのものは使用できません。 サイズが116KBのものを使用してください。 見つからない場合はWIndows MEのインストールファイルから抽出する必要があります。抽出する方法に ついては以下のURL(2002年9月2日現在)を参照してください。 http://www.microsoft.com/JAPAN/support/kb/articles/JP265/3/71.asp (3) PartitionMagicを再インストールします。 6. Windows MEのアンインストール ------------------------------- - Windows MEをアップグレードでインストールしている環境において、インストール時とパーティション情 報が異なっているとWindows MEのアンインストールを行った時点でデータが失われる可能性があります。 詳細につきましては、Microsoft社のサポート技術の文書番号「Q272159」に記載されております。 ハードディスクまたはディスク内のパーティション情報がWindows MEをインストールした時点と異なって いる場合は、Windows MEのアンインストールを行わないでください。Windows MEはインストール時のパー ティション情報をインストールの最後でSuhlog.datファイルに保存しています。そして、Uninstal.exeに よってWindows MEのアンインストールが行われるときに、パーティション情報がSuhdlog.datファイルの情 報に従って復元されます。そのため、ハードディスクまたはディスク内のパーティション情報がWindows MEをアップグレードインストールした時点から変更されていると、データが部分的または完全に失われる 可能性があります。 ================================================================================================= テクニカルサポートの連絡先: 電話: 03-3864-5290 ファックス: 03-3864-5230 Webサイト: http://www.netjapan.co.jp E-mail: support@netjapan.co.jp Copyright 1994-2002 PowerQuest Corporation. All rights reserved. PartitionMagicの使用については、ライセンス許諾書および著作権、商標、特許および/またはその他の法律 に従ってください。 PowerQuestの特許に関する詳しい情報についてはユーザーガイドまたはwww.powerquest.com/legalを参照し てください。PowerQuest、PartitionMagic、BootMagic、およびDrive Imageは、PowerQuest Corporationの 登録商標です。その他の記載されている会社名と製品名は、各社の商標または登録商標です。