仮想画面実現ソフト Display Map version 2.1.0 取扱説明書 テキスト版 ※html版より説明がやや簡略化されています。詳しい動作内容はhtmlを  参照してください。 【概要】  仮想画面を実現します。またアイコン表示により画面上のウィンドウの分  布をモニタします。  見切れ対策、上タスクバー対策(後述)搭載。 【必要環境】 ・予想最低条件  Microsoft Win32 Based OS (Windows 95/98/ME,NT/2000が該当)  Visual Basic 6.0 ランタイムライブラリ ・動作確認済環境  Win2kPro.2195/SP2 , nVIDIA GeForce2MX  WinME.3000 , TRIDENT Cyber9388 【使用法】  本ソフトを起動すると、アイコンサイズのメインウィンドウ(制御用)と  その横にマップウィンドウ(仮想画面表示)が開きます。  メインウィンドウをドラッグでウィンドウを移動、右クリックでシステム  メニュー、ダブルクリックでマップの表示/非表示。  マップウィンドウによってウィンドウの配置表示、ビューポートの移動、  ウィンドウの移動/操作を行います。  方向ボタンを押すとスクロール、ページ修飾キー押下でページ移動。  枠をドラッグすることで画面を移動できます。またマップ上をクリックす  ることでその場所へ直に移動します。  ミニアイコン(又はフレーム)をドラッグでウィンドウの移動、右クリッ  クでウィンドウメニュー。 【見切れ対策について】  「あれ以外の何か」(http://sakura.mikage.to/)に関する特殊動作です。  固定化せずに仮想画面移動をすると、「何か」の見切れ判定機能が作動し  てしまうので、これを防止するために画面からスクロールアウトする範囲  では「何か」を移動させずに非表示にします。 【上タスクバー対策について】  Windows95以降に搭載されているタスクバーシステムは便利ですが、これ  を某OSライクに画面上方に配置し「常に手前に表示」すると、特定のAPI  でのウィンドウ位置情報が異常になるようです(拙作のソフトでは起こら  ないので、原理は不明です)。  また、初期表示位置が固定されているものでもタイトルバーがタスクバー  に隠れてしまうことがあります。  これを防ぐために、本機能はタスクバー領域に重なったウィンドウを自動  的に下方へ移動します。  現在の仕様では、ウィンドウ表示イベントが発生してから1秒以上適切な  位置情報を設定しないアプリケーション(起動が遅すぎてウィンドウの表  示がもたつくものなど)には効果がありません。また仮想画面機能のため  に、極端に上にはみ出しているものも検出しないようになっています。 【INIについて】  設定はすべて、実行ファイルと同じフォルダに作られる dmap.ini に保存  されます。元に戻せなくなったら、これを削除すれば初期設定に戻ります。  なお、dmap.ini 内で解釈不能な行は上書き時にすべて最後に回されます。  但し、先頭に'['が付いた行は不正なセクション名と見なし削除されます。  コメントなどの付いたパラメータは誤動作を起こしますので、あまり書き  加えないようにしてください。 【不具合】 ・タイミングによっては画面の移動時に基準位置がずれ、全ウィンドウが適  当な場所へ移動してしまうことがあります。これが起きると終了時に起動  時の配置に戻りません。復元するには起動時の配置になるように手動で動  かし、「画面内に集める」を実行して下さい。 ・クイック起動バーにある「デスクトップの表示」を実行すると、アイコン  が消滅します。これは次に何らかのウィンドウが表示されたときに復元し  ます(と思います^^;)。このとき最善面表示が解除されていますが、  マップを開くことで再設定されます。 【今後の予定】  ウィンドウの非表示・半透明化、位置関係の保存。 【注意】  本プログラムを使用した結果いかなる損害が発生しても、作者は責任を負い  ません。また作者はこのソフトウェアのサポート及びアップデートの義務を  負いません。  本ソフトはフリーソフトウェアですが、著作権を放棄しません。  アーカイブの内容を改変しないかぎり再配布は自由です。  なお、このプログラムは「あれ以外の何か」を単なるウィンドウクラスとし  て扱っており、「何か」の内容には直接関係ありません。 製作・文:JSP-Nanafushi http://www14.freeweb.ne.jp/art/jsp724/ 動作報告・バグ・要望はこちらへ jsp724@funifuni.net