バグかな?と思ったとき、素朴な疑問がわいたときにお読みください。
私のWebサイト上には、確認修正済みであって次版では直っているバグの一覧や、最新のQ&Aを掲載していますので、そちらも参照してください。
→サポート
最初に、プラグインのファイル名を見てみてください。ViXで使えるのは、拡張子が「.spi」となっているものだけです。「.plg」などとなっているものは使えません。
次に、メインウィンドウの「その他」メニューの「プラグイン」がオンになっているかどうか確認してください。
また、インストール方法にミスはなかったでしょうか。詳しくはヘルプの「あると便利なソフト」のところをご覧頂くとして、一番確実なのは、ViXと同じフォルダにコピーすることです。Susieがインストールされていれば自動的に認識されるはずです。
デスクトップフォルダ以外のところにViXを置き、デスクトップ上にはViXのショートカットを置くようにして下さい。
このご質問をされるということは、「ショートカット」と「アイコン」の区別がつかない、それぞれの意味が分からない、ショートカットの作成方法が分からない、といったところだと思います。それらはWindowsの用語及び操作方法ですので、ご自分でお調べ下さい。
現象ごとの対処方法をいくつか挙げます。
設定ファイル「VIX.INI」を削除すれば、設定は初期状態に戻りますが、直ることがあります。また、どうして起動しなくなってしまったかを突き止めたいので、同ファイルを送って頂けないでしょうか?
ただし、設定ファイルを私にお送りいただくと、ファイルやフォルダの履歴、使っているプラグインなどの設定内容が私に分かってしまいます。それでも構わないという場合にはお送り頂けると、バグ発見に役立ちます。
古いSusieプラグインを入れていると、そうなる場合があります。更新日付が古いプラグインを一時的に外して(別のフォルダに移動させる、拡張子を変更する、など)から、また起動してみてください。
エラーメッセージ中の「????.SPI」というプラグインの障害である可能性があります。「????.SPI」を別のフォルダに移動させる、拡張子を変更する、削除するなどして、外してください。また、そのプラグインの作者さんにご連絡ください。(プラグイン内部で発生したエラーですと、私の方では対処できませんので)
プラグインがたくさん(70個以上?)入れてあると、動作が不安定になるというご報告を頂いています。ViXのプログラム上はプラグイン対応数は無制限ですが、Windowsの仕様として、メモリ搭載量に関係なく、TLSと呼ばれる管理用領域が一定であることから来るようです。Susieでも、同様の問題があるようです。
それほどたくさんのプラグインが一度に必要だという状況も考えにくいですし、プラグインを減らして動作するなら、プラグインを減らしてはいかがでしょうか。
お使いになっているWindowsのバージョンが、若干古いためだと思われます。Windows95 OSR2以降、Windows98、Internet Explorer3.0以上を入れたWindowsなどでは、このエラーは出ません。
「jaaxdist.exe」をダウンロードして、実行してください。その後、もう一度ViXを起動してみてください。うまくいくはずです。(jaaxdist.exeはマイクロソフトが再配布を認めているアップデートプログラムで、OLEAUT32.DLLなどを新バージョンに更新します。ただし、特に問題ない場合は実行しないようにしてください)
ネットワークフォルダを参照したり、ネットワーク上のファイルを開いたことがあって、その履歴が残っておりかつネットワークに接続できない状態で起動すると、起動が遅くなります。この場合は、/inithisオプション(ヘルプの「コマンドラインオプション」のところを参照)を指定すると改善します。
McAfeeのVirusScanや、ウイルスバスター2002を常駐させていても遅くなるというご報告があります。原因などはまだ不明です(当方もウイルスバスター2002を使っていますがそのような現象は見られません)が、ViX.iniを検索対象から外すと改善するようです。ただし、McAfeeのVirusScan TCでは検索対象の制限ができないようです。
といった場合には、基本的に私までご連絡頂きたいんですが、その前に次の点を確認してください。
同じ質問に何度も答えるのは面倒なものです。最新情報のページには、既に修正済みで次版で対処されるバグが載っているので、チェックしてみてください。ここに掲載されている障害の修正は、次のバージョンのリリースをお待ちください(ただし、ヘルプの「著作権と使用条件」のページでも解説しているとおり、私がバグ修正や継続的なリリースの義務を負わず、開発は予告なく中止されることもあることにご注意ください)。
最新バージョンは私のサイトのトップページから入手できます。治っているかもしれません。最新バージョン以外の不具合情報を頂くことがあるのですが、この場合私の返事は決まって「最新バージョンを使ってください」です。
また、プラグインやUNLHA32.DLL等も最新版でしょうか?
例えば、画像の読み込みができないというときは、ヘルプの「対応している画像形式と制限」のところをお読みください。実は対応してないのかもしれません。そういうものはバグではなくて仕様と言います。
ヘルプを読まずに使いこなせるようなソフトは理想であり、目指すべきものですが、ヘルプも読まずに作者に質問するのは、双方に余計な手間がかかるだけで、また私にしてみればせっかく書いたヘルプを無視されていることになります。
デバッグには、まず私の環境で現象を再現させることが第一条件です。説明が不十分だと、現象が起こることの確認、原因の究明、修正できたかどうかの確認のいずれもができず、直すことができません。当方で症状が再現できない場合には、どうやって再現させればいいのか、何か条件はあるのか、といったことをお伺いします。
詳しいご報告をと書きましたが、具体的にどういう情報が頂きたいか、次にケース別に書いておきます。
アプリケーションエラーが出て終了する | こういう状況を「落ちる」と呼びますが、
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画像が読めない、というとき(プラグインを使っているときを除く) |
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プラグインを使ったときの不具合 |
プラグインを使ったときの不具合を調査するのはとても厄介です。プラグインはたくさんの種類があり(そろそろ100種類あるのでは?)、その全部を試す(ということは、プラグインが対応する画像形式も用意しないといけません)ことは難しいでしょう。また、ViXの方が悪いのかプラグインの方が悪いのか分かりませんが、Susieで正常に動作していてもViXでは動かないプラグインもあります。対応できないときもあるのでご了承ください。
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その他 |
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ViXに原因を求めるよりも、まず最初にBIOSやドライバを最新版にしたり、WindowsNT/2000及びInternet Explorerでは最新のパッチやサービスパックをインストールしたり、あるいはハードウェアの相性を疑ってください。アプリケーションが原因でWindowsが落ちる場合というのは、特にWindowsNT/2000の場合は、私にはちょっと思いつきませんし、メモリ差し替えなどで、ハードウェア構成を変えたら直ったというご報告も頂いています。
Windows95以降では、通常のアプリケーション(もちろんViXも)はOSシステムとは別の特権レベルで実行され、システム資源に自由にアクセスすることはできません。アプリケーションがOS内部の重要なデータを書き換えたりするのは、最初から出来ないのです。(この辺りはアットマーク・アイティの記事「Windows 9x or Windows 2000?」などを参照してください)
画像ビュアー・ファイラーというアプリケーションなので、メモリアクセスが大量・頻繁に発生するため、ドライバのバグやハードウェアの相性問題が発現しやすい、ということは考えられますが、これはもちろんViXのせいではありません。
実際問題として、当方でViXによりOSごと落ちたということがないので、検証・原因究明が不可能だということもあります。
CD-ROMからコピーしてきたファイル等で、読み取り専用になっていないでしょうか。
設定ファイルViX.iniが読み取り専用になってないでしょうか。例えばCD-Rからコピーしたときには、コピーしたファイルは自動的に読み取り専用になります。
あるいは、ViXを複数起動し、設定を変更した方のViXを先に閉じ、設定を変更していない方を最後に閉じていないでしょうか。この場合設定ファイルに保存されて次回起動時に反映される設定内容は、最後に閉じたViXの設定、つまり変更していない方になります。
読み込み及び縮小に長い時間がかかっているのであって、全く停止しているのではない、という場合が多いと思います。この場合はしばらく(PCの性能に応じた時間)待てば表示されるでしょう。ViXで扱える理論上の画像サイズの上限は32767×32767ドットで、これはWindows95/98/Meのグラフィックスシステムの上限と同じであり、ViXの仕様上の限界が原因である可能性はまずありません。
LZW方式で圧縮された巨大なTIFF画像では特に長い時間がかかりやすいのですが、これは特許を回避する展開手法を用いているためでやむを得ません。このQ&Aの「GIF,TIFFに対応して大丈夫なのですか?」もご覧下さい。
GIFにはLZW圧縮法という技術が使われていますが、これは米国Unisys社が特許(よく誤解されているのを見かけますが著作権ではありません。念のため)を持っており、LZW圧縮法を使用する場合は同社とライセンス契約を結ばねばならず、さらに一部配布につき25セント(ViXの場合)を同社に支払わねばなりません。この点は米国Unysis社にメールにて直接問い合わせ確認しています。
ViXでは、下記に掲載したWebサイトにて紹介されている、特許を回避できると思われる圧縮データ展開方法を採用しています。司法当局等によるこれで大丈夫だという保証はないにせよ、私としては今のところ、この方法によれば特許に抵触せずにGIFの読み込みが可能であると考えています。このアルゴリズムはこっくり氏の考案になるものであり、連絡差し上げたうえで使用させて頂いていますが、ViXに内蔵したGIFローダーについての責任は私にあります。
GIF保存の方も特許を回避した方法がなくはないですが、関連資料にもあるように、特許を回避できる確実性が高い方法を使って実用的な速度で動かすのは困難そうなので、対応は考えていません。
関連資料…
拙著。その5まであります。
「Laboratory」内で、特許を回避してGIF読み込みを行う可能性について検討されています。ViX内部のGIFローダーはここで紹介されているアルゴリズムを使用しています。
GIFに関する総合情報。
LZW FAQ
LZW FAQの日本語訳
特許番号2610084「圧縮符号復元方法及び装置」
特許番号US4558302「High speed data compression and decompression apparatus and method」
ドロー形式、CADで使う形式や3Dデータなど、画像をドットごとの色でなく線の座標や形状で記録するタイプのものは、私にその知識がないため難しいです。ゲームで使われている形式や、使われる機会が非常に少ない特殊な形式などは、ViX本体で対応する必要性は薄いでしょう。そうしたフォーマットについてはSusieプラグインを探してみてください。下記のWebサイトなどは、Susieプラグインを探すのに役立つでしょう。
「Susie関連リンク集」のところに、プラグイン作者のページへの豊富なリンク集があり、一部プラグインは直接ダウンロードできます。
Susieプラグインに関する情報交換のページがあります。
Susieプラグインの巨大な一覧表があります。
私の場合、ある画像フォーマットの読み込みに対応するには、まずそのフォーマットのサンプル画像ファイルが必須です。何か1枚、内容はなんでもいいですのでサンプル画像ファイルをお送りください。次に、私にはデータ解析をする気力がないので、フォーマットの仕様書も必要となります。インターネット、本、NIFTYなど、仕様書がある場所をお教えください。
ViXの動画再生はWindows(DirectShow)に一任しており、ViXは動画のファイル名を渡して再生などの指示を出すだけで、再生自体にはタッチしていません。したがってViXの動画の対応範囲は、どれだけ動画再生ドライバ(CODEC)がWindowsにインストールされているかによって決まります。例えばVideoCDの形式であるMPEG1は、最初からWindowsに入っているので特に何もしなくてもViXでも再生できますが、DVDの形式であるMPEG2は、DVDプレイヤーを別途インストールしないと(DVDプレイヤーソフトをインストールすれば通常同時にMPEG2のCODECもインストールされます)、ViXでも見ることができません。他の動画形式にも同じことがいえ、ある動画ファイルが再生できないときは、対応するCODECがインストールされていないのであって、CODECを探してインストールしてください、ということになります。
市販のDVDビデオに格納されているMPEG2(VOBファイル)は、プロテクトがかかっているので見れません。これをファイル単位で見れるようにするのは違法である恐れが強いです。
またDirectShowを経由せずに独自のアーキテクチャで動画再生を行い、CODECというものがない動画形式もあります。RealPlayerのrm形式などがこれに該当すると思われますが、この場合は動画再生モジュール(DLLやActiveX)の呼び出し方法が分からないと対応できないので、そうした技術情報をご提供ください。
上記のような事情は、動画再生可能なほとんどのオンラインソフトでも同様だと思います。このことからも分かるように、動画再生はソフト開発の中でも高度な部類に入り、私の手に余るものですので、ViXの内部に、自前の動画再生プログラムを組み込むつもりはありません。
メインウィンドウの「その他」メニューの「設定」を選び、「カタログファイル」を選択して、「作成場所」を「すべてホームフォルダに」とすることで可能です。ただしこの場合、画像の入っているフォルダの名前を変えたり、フォルダごと別の場所に移動したりすると、フォルダとカタログファイルとの対応関係が切れてしまうので注意してください。このとき、元々各画像フォルダにあったカタログファイルは、ViXが発見ししだい(具体的にはそのフォルダにカタログ表示で移動したとき)、自動的にホームフォルダに移動されます。
設定でオフにしない限り、ViXは高速表示のため、作成した縮小画像をカタログファイルに格納します。このカタログファイル上に格納した縮小画像と実際の画像とが食い違うことがあります。詳しくはヘルプをご覧下さい。
設定の「全般」の「ファイルの監視と自動更新」、及び同「カタログファイル」の「自動更新」がそれぞれオンになっているかどうか、確認してください。また、リムーバブルメディア及びネットワーク上のフォルダでは、自動更新は行われません。
「カタログ」メニューの「更新」、「削除」、「縮小画像の削除」などを活用し、手動で更新を行うという手もあります。
IllustratorやSPICONなどのソフトがインストールしてあると、それらのソフトの機能により、エクスプローラ上で画像ファイルはアイコンとして表示されますが、ViXだとみな同じアイコンになってしまうというときがあります。こういう時は、設定の「カタログ」又は「ファイルリスト」から、「アイコン キャッシュ」をオフにしてください。
なぜそうなるかは、ヘルプの該当個所をご覧下さい。
速度に関わる次の設定をオフにすると、改善すると思います。オフにする数が多いほど速度は上がります。必要に応じて選んでください。
「設定」→「画像ウィンドウ」、「全画面表示」などの中の「画像サイズ調整」で「オーバービュー」を選ぶと、画像は画面サイズに合わせて縮小して表示されます。
ツールバー及びポップアップメニューのカスタマイズ機能がありますので、それで追加してください。メインウィンドウの「その他」メニューから、「カスタマイズ」→「ツールバー」、「ポップアップメニュー」を選んでください。
なお、バージョンアップにより新機能が追加されても、ツールバーおよびポップアップメニューの設定は前のものが引き継がれますので、新コマンドは自動的には追加されません。同じく、カスタマイズ機能により追加してください。
設定の「全般」の、「表示するドライブ」のチェックが外れていませんか?
フォルダ又は書庫ファイルをファイルビューで選択(複数も可)してから、「画像」メニューからスライドショウ セレクトを実行してください。
まず、各種アーカイバDLLがインストールされているかどうか確認してください。正常にインストールされてViXで認識されていれば、バージョン情報ダイアログにDLLの名前が表示されます。
あとは、設定の「ツリー」で、「書庫ファイルをフォルダのように扱う」をオンにすれば、フォルダビュー上に書庫ファイルが現れるので、それをクリックすればファイルビューに書庫ファイルの中身が表示されると思います。
アーカイバDLLでなくプラグインを使うときは、上記の設定に加えて、「その他」メニュー内の「プラグイン」がオンになっているかどうか、プラグインが適切にインストールされて設定の「プラグイン」の「一覧」にインストールしたプラグイン名が表示されているか、さらにプラグイン名の前にチェックが入っているかどうか、それぞれ確認してください。
カタログファイルはご存知のように、各フォルダに作ったり、1ヶ所のフォルダ(ホームフォルダ)に作ったり、自動的に作成しないようにしたりドライブ毎に各フォルダかホームフォルダに作るか決められる…など置き場所として様々なところを選べるようになっていますが、デフォルトの作成場所は各画像ファイルのあるフォルダと同じ場所です。
各フォルダに置くのを嫌がられる場合、理由は主としてうっとおしい、わずらわしいということだと思いますが、それなら設定を変えればいい、というのが私の変わらぬ回答であり、方針を変更するつもりはないです。最初に使った時に、デフォルトで各フォルダにカタログファイルが出来るのを見て、嫌なソフトだと思って使わなくなる方もあるいはみえるかもしれませんが、それならそれで構いません。
理由ですが、まず実利的な面として、カタログファイルを1ヶ所に集めると次のようなデメリットが生じます。
これらは客観的、事実的なデメリットであり、カタログファイルを1ヶ所に集める以上は宿命的な問題です。一方で各フォルダに置かれるとうっとおしいというのは、主観的な気分の問題であり、慣れによっても解消され得るものです。人の好みによって異なる気分の問題よりも、誰にとっても等しく影響する事実の方をより重視している、とでも言えましょうか。といって自分の好みに合わせたいという欲求も軽視はしてないのでして、なればこそカタログファイルをすべてホームフォルダに作る設定なども用意しているのです。
いったん各フォルダに作られたカタログファイルですが、後からホームフォルダ使用の設定に変えれば、以降各フォルダを開くたびに自動的にホームフォルダに移動しますし(ちなみにこの自動移動も設定でオフにできます)、カタログファイルを一括して削除する「削除・ツリー」コマンドもあります。また、デフォルトで各フォルダに作るようになっていると、何らかの原因で初期設定に戻ってしまった場合に、いちいちホームフォルダを使う設定に指定しなおさなくてはならない、ということも考えられますが、これは設定ファイルのバックアップをとっておけば済むことと思います。
理屈としては上記の通りで、更に私自身は、カタログファイルを各フォルダに作る方が好みなのです。基本的に分かりにくい、明白でない状態は私の嫌いなところで、目に付く状態でカタログファイルが作られて確かに縮小画像がキャッシュされたことが分かり、サイズも一目瞭然で、そのファイルを削除すればキャッシュはクリアされる、これはメカニズムとして実に単純明快、分かりやすくてよろしい、と思っています。
なお、ホームフォルダ使用の設定があること、その他の上記で触れたような支援機能の数々を知らずに本仕様を批判されるとすれば、それは単に無知によるものです。
私もそう思います。実際今のデザインで満足しているわけではありません。しかしながら、私にデザインセンスが欠如しているため、これ以上のものができないのが現状です。
ひとつ言えるのは、アイコンやボタンのデザインはプログラム本体とちがって、私以外の誰でも作成できるということです。必要なツールとして、最低限Windows付属の「ペイント」があれば作成できますし、またフリーでさらに良質のツールもたくさんあるでしょう。アイコン・ボタンが気に入らないと仰る方は、もし口先だけの単なる不平屋でないのであれば、優れたデザインのアイコン・ボタンが作れる技量を有し、アイコン・ボタンの作成に時間と労力を費やせる方のはずです。ひとつ作成してみて頂けないでしょうか?
デザインの統一及び今後の保守のことを考えると、次のような条件が必要と思われます。
作って頂けたからといって何もお礼は出せませんが、少なくともアバウトダイアログ・ヘルプ・readme.txtに著作権表示や謝辞を載せさせて頂きます。
「これは仕様か」と聞かれると私などは、「仕様って何ですか」と反問したくなるのですが、少なくとも私は「作者が意図したとおりの動作」を指して仕様と呼んでいます。逆に作者が意図しない動作が不具合、障害やバグと呼ばれるものです。作者の意図といっても内心のことで、それだけでは他人から見えませんが、ViXでの作者の意図する動作はヘルプやこのQ&Aに書いています。したがってまず、ヘルプに書かれているとおりの動作であればそれは仕様です。
ヘルプに書かれていない動作には次の場合が考えられます。
2や3と思われるときには作者にご連絡ください。
できません。まずどういう操作で並び替えるのか(ドラッグ&ドロップだとファイル移動・コピーとかち合います)、また(その場限りでよいのならともかく)並び替え後の順番はどこに保存するのかといった問題がありますし、マウス移動中のカーソル表示等、ユーザーインターフェースを作るのが面倒そうな割にはそう使われる機能ではなさそうな気がするからです。
好みの順番になるようにファイル名をそれぞれ変更してから、名前順で並び替えるなどしてください。
お答えしていません。
次のバージョンアップの時期を明示すると、作者がその時期に(精神的に)拘束されます。いついつまでに出さなくてはならない、などと義務感が湧き出すと、趣味のソフトウェア開発は意欲が削がれます。趣味で開発するフリーソフトでは、開発意欲がなくなるのは即ち開発中止に直結します。(対価を受け取っていないのに意欲のないことを続けてどうするのでしょうか)
いついつ位に出しますと答えたところで、守れない約束、意味のない答えになる可能性が大である、ということもあります。バグ報告はいつやってくるか分からず、新たに発見したバグであれば正式版を出す前に修正したいと思うのが人情で、その場合はバージョンアップは延期されます。また、作者多忙、それどころか単にそういう気分でない、という場合でさえも延期されます。
そしてたとえいかに重大なバグがあったとしても、バージョンアップされること自体、何らの保証もなく、新バージョンは当然に出るものではありません。ヘルプの「重要事項」の「著作権と使用条件」のところもご覧下さい。
バージョン番号は恣意的につけています。
通常のバージョンアップでは小数点以下第2位の桁が上がりますが、これはウリの1つになるのではないかという新しい機能(と作者が思ったもの)がついたり、表に現れなくても比較的大きな変更(と作者が思ったもの)があったりすると、小数点以下第1位の桁、時には整数の桁が上がることがあります。ですので、とばしたからといって、間に秘密の非公開のバージョンがあるのではないか、といった勘ぐりは無用です。
最新の正規版及びβ版を除く、古いバージョンの配布及び送付は一切行いません。必要であれば、ユーザー側で保管しておいてください。特に前のバージョンをメール等で送って欲しいという要望についてですが、私は特定個人向けのサービスめいたことはやりません。
最新版で安定しないのであれば、バグ修正のために障害報告にご協力頂きたいと思います。
ソースは一切公開しておりません。私は誰かの役に立とうという気は全くなく、ソースをひとりじめにすることに優越感とアイデンティティーを覚える傲慢な作者なのであります。私とてプログラミングについての教育を受けたことはなく(そもそも文系の学校にしか行ってません)、プログラミングを職業ともしていない1人のアマチュアに過ぎませんので、ViXのようなソフトを作りたいとお思いなら、私と同じ資料を読み、同じ開発環境を揃えれば可能なはずです。人に頼らず自分で何とかしましょう。何しろ私がそうしたのですから。
実際問題として、ViXのソースは2001年冬時点で全850ファイル、総計15万行・4.5MBに達しており、「ソースを頂けませんか」と言われる方にとって参考になるものとも思えません。
使用環境及び参考文献はヘルプの「謝辞・参考文献」のところにも載せています。
拙著ひとりごと "クローズソース"
今のところ全く未定です。Windows版の前にTOWNS版がありましたが、すでに全くの別物となっています。
私がどんなプラットフォームに興味を持つかによって、それ以上に移植する意欲が起きるかどうかによって決まるでしょう。ただ、プログラムは移植性を全く考慮しておらずプラットフォームに強く依存しており、移植といっても事実上は作り直しになるでしょう。
プログラム自体が個人で作るものとしてはかなり大規模ですので、現在のViXと同等のレベルまで到達するには2,3年はかかると思います。そして必要な機材一式…Macならマシン、BeOSやLinuxならOS、またどの場合でも開発環境など…を揃えるのに金はいくらかかるか。その金はどこから出るのか(このように要望される貴方、その費用を負担しよう、などという気はもちろんありませんよね?)。全く新しい環境でのプログラミングをいちから覚えるのにどれくらい労力と時間がいるか。労力と時間をかけるのは誰か(このように要望される貴方でないことは確かですね)。言うだけなら楽、という要望の典型例ではないでしょうか。こうしたことを想起して頂ければ、こういった要望はそう軽々しくお願いできるものではない、ということは理解して頂けるものと思います。
「Visual」という単語からの造語です。前身であるTOWNS版から使っている、1995年以来の名前です。最初は「Visy」という案もありましたが、ビジーなんていうと忙しそうなので自分の中で却下しました。覚えやすくて言いやすく、かつ名が体を表す名前ってのは難しいもんです。
「ViX」の正式な読み方は決めていません。意味さえ通じるならばどのように読んでも構わないと思います。
最新の正規版がいちおう支障なく動くのを確認したWindowsは、Webサイトのトップページ及び、正規版に添付のヘルプに載せています。βバージョンの場合は、オンラインヘルプの「動作環境・インストール」のところをご覧下さい。βバージョンで動作確認したなら、次の正規版でも反映されるでしょう。
ただし、使用条件に規定するとおり、いかなる場合も動作保証はないことにご注意ください。上記の個所に掲げるWindowsも、当方で動作確認ができたというに過ぎず、ユーザーのところでこのWindowsなら必ず動くという意味ではありません。
そもそも、どのWindowsで動いた、あるいは動かないというのは、私の方こそ提供して頂きたい情報ではあります。ご自分で動かして確認されてはいかがでしょうか。