プラグインデータベースファイルについて

プラグインがインストールしてあって1度でもViXを起動し、終了すると、ViX.exeと同じフォルダにpidb01.csvというファイルができます。これをプラグインデータベースファイルと呼びます。

ViXは、書庫ファイルをフォルダのように扱えるので、フォルダビュー及びファイルビューにファイルを表示する際には、すべてのファイルについて書庫ファイルかどうかを判別する必要があります。
Susieプラグインは普通のDLLであり、あるプラグインが画像ローダーなのか書庫ファイル展開プラグインなのか、どんなファイル形式に対応しているかといった情報は、プラグインを読み込んでみないと分かりません。
ですのでViXは、ファイルの表示までに、少なくともアーカイブプラグインはすべて読み込み、情報を取得しておく必要があり、またファイル名からではアーカイブプラグインか画像ローダープラグインか分からないので、結果として起動時には、発見したプラグインをすべて読み込み、プラグイン情報の取得作業を行う必要がありました。このためプラグインがたくさんインストールしてある場合には、起動が遅くなり、また使わないプラグインもViX起動中は常時メモリ上に存在しているので無駄な面がありました。

そこで、一度でも読み込んだプラグインの情報はどこかに蓄えておき、ファイルの種別判定もその蓄えてある情報で行い、画像ロード時や書庫ファイルの展開時など本当にプラグインが必要とされるまではプラグインのロードを待つようにしました。このプラグインの情報が蓄えてあるのが、プラグインデータベースファイルです。

プラグインデータベースファイルはViXが自動的に作成・更新します。普通のCSVファイルですので、Excelなどの表計算ソフトで開くことができます。1行のうち、左の列から順に、下記の情報が入っています。

…(以下この2つの繰り返し)

ViXは起動時、及びプラグインをオンにした時にプラグイン検索フォルダをスキャンし、データベースと、ファイル名及び更新日時が一致するプラグインはその場では読み込まず、ファイル種別の判定やプラグインで読み込めるデータかどうかはデータベースの情報を使います。データベースにないプラグイン、またはあっても更新日時が一致しないプラグインは、起動時にプラグイン自体を読み込んで、データベースに情報を追加または更新し、ファイルに保存します。

"pidb01.csv"の「01」はバージョン番号のつもりです。列と情報の対応が変わったらバージョンは上げると思います。(Susieプラグインの仕様がこれから変更になるとは考えにくいので、データベースファイルのバージョンも上がらないと思いますが)