BBench(バッテリベンチマーク)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 海人 uminchu@104.net 1. 概要  バッテリの残量%と電源の状態をログ保存可能なバッテリモニタです。  キーボード押下をエミュレートする機能とWeb巡回機能を有しているので、(無線) ネットワークカードの有無、或いはキーボード押下の有無などを考慮したバッテリ の寿命が測定できます。 V1.00→V1.01  過去起動時のバッテリ残量グラフに続けて今回のグラフを表示する様にした。  過去分のグラフは暗赤(AC)、暗緑(DC)で表示します。 2. インストール方法 1) 同梱のファイルを任意の同一フォルダにコピーして下さい。    例えば、d:\bbenchフォルダを作成し、この中に同梱の全てのファイルをコピー   して下さい。  2) bbench.exeをスタートメニューに登録して下さい。 3. アンインストール方法  bbench.exeをインストールしたフォルダを丸ごと削除して下さい。 4. 設定方法  BBenchを起動し、ファイル→設定メニューをクリックして下さい。  4-1 IE(iexplorer.exe)のパス名   通常IEは c:\program files\internet explorerにインストールされているはず   ですが、これとは異なる場所にIEをインストールした方は、そのパス名を指定   して下さい。(フォルダアイコンが参照ボタンです)  4-2 Web巡回間隔   下記「Web巡回」オプションを指定すると、ここで指定した時間間隔毎にWebを巡回   します。お使いのネットワーク環境などを考慮して適当な時間を設定して下さい。   (最低20秒)  4-3 キーストローク間隔   下記「キーストローク出力」オプションを指定すると、ここで指定した時間間隔で   キーボードを擬似的に押下します。(キーボードエミュレーション) 5. 使用方法 1) BBenchを起動すると、バッテリの状態を常時グラフ表示します。 ここで表示される赤いラインはAC駆動、また、緑のラインはバッテリ駆動を意味 し、縦軸1目盛りがバッテリの10%、また横軸1目盛りが10分に相当します。 2) 計測開始メニューをクリックするとBBenchは計測モードになり、バッテリの残量を   ログファイルに追加(アペンド)格納します。   その際、下記オプションを併用することができます。    a)「キーストローク出力」オプションをチェックすると、前記4-3で指定した間隔    毎に文字列「0123456789」を左側のウインドウに出力します。 キーボード出力エミュレーションは定期的にキーを打っているのと等価なので 本オプションをチェックすることで、バックライトの消灯やサスペンドへの 移行を防止することができます。 b)「Web巡回」オプションをチェックすると、ウインドウ右側に表示されたURLを   前記4-2で指定した間隔毎に巡回します。   なお、このリストボックスに表示されるURLは、bbenchをインストールした   フォルダの下の url.lst内に記述されています。   アクセスしにくいURLがある場合は、適宜url.lstを編集して下さい。 3) 計測を終了する時は「計測終了」メニュー(計測開始メニューと同じ場所です)を クリックして下さい。 4) BBenchをインストールしたフォルダの下の bbench.csvにバッテリ残量履歴を格納 します。このファイルは単純なCSV形式なので、EXCELなどの表計算アプリで読み 込むことができます。 6. その他  6-1 ヒント   PCの使用状態によってバッテリの消費量はかなり違います。ご自分が多用する   状況を再現するイメージでテストを行って下さい。   例えば、CPUの動作速度や通信カードの有無、或いはバックライトの輝度を変える   だけでもバッテリの持ちは相当に違います。   例1:Mp3を聞きながらワープロ打ちが主用途の場合    キーストローク出力オプションをONにし、MP3をリピート再生しながら測定。   例2:インターネットアクセスが主用途の場合    キーストローク出力とWeb巡回オプションをONにして測定。   例3:液晶を閉じた状態でMP3連続再生が主用途の場合    キーストローク出力をOFFにして、MP3をリピート再生しながら測定。  6-2. ログフォーマット ' Wed Sep 19 21:06:25 2001 ←試験開始時刻 ' test_001         ←コメント 1, 81, 0      ←経過秒,バッテリ残量%,フラグ 12, 80, 0       フラグ=0:バッテリ駆動 1:AC駆動 81, 79, 0 163, 78, 0 248, 77, 0 315, 76, 0 0, 0, 2      ←注   注:計測中にBBenchを終了、或いは計測中に Windowsを終了するとフラグに2が     入ります。 6-3 キーストローク出力時の注意  BBenchが出力するテスト用の文字列(キーストローク出力)で他のアプリが誤動作  するのを防ぐために、前記キーストローク出力時は一時的にBBenchがフォーカスを  横取りします。 キー入力を主体としたワープロや表計算などのアプリを計測中に利用する時は 「キーストローク出力」オプションのチェックを外して下さい。 7. 最新版の登録場所/連絡先   バグ報告及び要望は電子メールでお願いします。   HomePage:http://www.vector.co.jp/authors/VA002133/ e-mail:uminchu@104.net