記録型DVDドライブのファームウェアアップデート方法

　1万円以下の安価な物も出回り、購入しやすくなってきた記録型DVDドライブ。ファームウェアをアップデートすることにより、ライトストラテジーの改良や不具合の修正が行なわれたり、新しく登場する高速なメディアや海外メーカーのメディアなどに対応したりといったメリットを受けられます。ほとんどのメーカーの製品では、Windows上からファームウェアのアップデート作業が可能で、正しい手順で作業すれば難しくはありません。今回はアイ・オー・データ機器の「DVR-ABH4」を例に挙げて説明します。

【1】ファームウェアの確認　【2】アップデートソフトの準備　【3】アップデート作業　【4】アップデート後の確認

【3】アップデート作業

　「install.htm」に書いてある四つの内容を確認し、当てはまるものの作業をしておきます。次に「GSA4040A109.exe」を開いてアップデートソフトを起動させてください。

【四つの確認事項】

本製品が接続されていることを確認する
ほかの周辺機器を取り外す
ドライブからメディアを取り出す
Intel Ultra ATA Storage Driver 及び Intel Application Acceleratorの削除

「GSA4040A109.exe」を開く

アップデートソフトの「Drive Updater」

　左の図のようにアップデートソフトの「Drive Updater」が立ち上がります。

　ドライブの型番「HL-ST DVD-RAM GSA-4040B」と現在のファームウェアのバージョン「A105」、更新後のファームウェアのバージョン「A109」が表示されているのを確認し、赤い更新ボタンを押してアップデートを実行します。更新時間は、下記の環境で計測したところ1分20秒程度かかりました。

CPU	Intel Celeron 2.5GHz
マザーボード	Albatron PX845PEV PRO
メモリ	PC2700 DDR SDRAM 256MB＋PC2100 DDR SDRAM 128MB
ビデオカード	Abit Siluro GF4 Ti4200 OTES

【4】アップデート後の確認