サーバーとの通信 : POPパスワードの扱い
    ARENAでは、POPサーバーにログインするときにパスワードを、2種類の方法で取り扱えます。

    1つは、ARENAの設定ファイルにPOPサーバーへのパスワード情報を保存しておいて、いつもはパスワード入力なしで使う方法。もう1つは、ディスクには一切POPパスワードの情報を保存せず、起動してから最初のアクセス時にPOPパスワードを入力することで、パスワード情報をメモリー上だけにおいて使う方法です。

    ※「Internet Configを参照」している場合には、以下で説明する「パスワードを憶える」のチェックボックスは使えません。この場合、常にパスワード情報はInternet Config(システムのインターネット設定)を参照します。

    ・「パスワードを憶える」
    「アカウント設定」の「POPサーバー」のパネルの中に、「パスワードを憶える」というオプションがあります。これにチェックを入れておくと、ARENAが設定ファイル上にパスワード情報を書き込んでその情報を保持します。つまりパスワードを憶えます。

    この「パスワードを憶える」にチェックが入っている場合には、パスワード欄に入力されているパスワードでPOPサーバーのユーザー認証を行います。

    「パスワードを憶える」にチェックが入っていない場合には、ARENAが起動して最初にそのPOPサーバーに接続に行くときだけ、認証前にパスワードを尋ねます。

    次回以降は、メモリー上にそのパスワードを保持して、それを使いますので、POPサーバーへの接続のたびにパスワードが尋ねられるということはありません。また、パスワード情報はメモリー上にしかありませんから、ARENAを終了するとそれは失われます。つまり終了するとパスワードを忘れます。ハードディスク上にPOPパスワードの情報は書き込まれません。


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