サーバーとの通信 : 通信エラーへの対応
    ・エラー発生時の対応を改善
    バージョン1.5以前のARENAでは、送受信中にエラーが発生すると、エラー発生以降の処理(定期的なメールチェック、POP受信の巡回、Outboxにあるメールの送信)が行われないという問題がありました。

    ARENA 1.6ではこれを改善し、送受信中にエラーが発生しても、処理を中断せずに、残りのアカウント、メールに対して処理を続行するようになりました。

    また、送受信時に現れるエラーダイアログによって、その後の定期メールチェックが行われないという問題も、エラーダイアログにタイムアウトを設けることで回避するようになりました。

    タイムアウト時間は2分で、タイムアウトでエラーダイアログが消える時には、エラーの内容がログメールとして自分あてに届く(届くと言っても、ARENAが自分に出しているので、サーバーとの通信は発生しません)ようになっています。

    なお、エラーダイアログのOKボタンを自分で押した場合には、ログメールは作成されません。ログメールを残したい場合には、コマンドキーを押しながらOKを押してください。

    ■送受信時の生ログ保存機能
    主にトラブルシューティング用途ですが、コマンドとシフトを押しながらサーバーと通信を行う(メールの送受信を行う)と、サーバーとのやりとりがすべて、ログファイルとしてARENAのアプリケーションと同階層に生成されます。ログファイルのファイル名は、「POP Log<数字がつくことも>」、送信のログは「SMTP Log<数字がつくことも>」となります。

    例えば、マウントしたPOPサーバーを開いてメールを選択し、「選択受信」ボタンをクリックするときにコマンドとシフトを押しておけば、そのメールを受信するときのサーバーとのやりとりをログファイルに取ることができます。メール受信にトラブルがあったとき、場合によっては原因究明のためにこのログの提供をお願いすることがございます。もしそのような時には、どうぞよろしくお願いいたします。

    なおこのログには、ユーザー認証(IDやパスワード)の部分は記録されません。


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