各種設定

    各種設定(メニューバーの編集メニューにあります) は、“Iconographer”のいくつかの設定をすることが出来ます。下で個々の詳しい説明をします。

一般設定

    み込み可能な一覧のみ表示:標準では、リストパレットはサポートするすべての形式の一覧を表示します。このオプションを使用することによって開かれているアイコンに含まれる形式のみ表示するように制限することができます。

    保存時にマスクを自動生成するか確認する:マスク が正確に作成されていない場合、Finder においてアイコンの表示が正しく行われない場合があります。この設定によって保存時に“Iconographer”はマスクの整合性を検査し、間違っている場合には自動的に修正をするように設定が行えます。

    色数が不足している時にディザリングをかける: 低い色深度のアイコンに色深度の多いアイコンをコピーする時にディザリング(網目状に違う色を配置して中間の色のように見せること)をかけるかどうかの設定を行います。例えば 32 bit のアイコンを8 bit のアイコンにコピーする場合など色数が不足するためディザリングをかけると中間の色が存在するように見せられます。

    起動オプション “Iconographer”を起動した時の状態をどうするかを各ラジオボタンで設定します。標準では、アイコンのない白紙の編集ウインドウが表示されるようなっています。しかし、この設定で起動時にアイコンを開くダイアログを表示するや、何もウインドウを表示せずに起動するだけの3 種類の起動時オプションが設定出来ます。

    保存データ内容:アイコンの標準の保存では、ファイルにリソースフォークを保存します。しかし Mac OS X 環境下ではアイコンは情報をデータフォークに含む特別な .icns ファイルに保存されます。もしこの形式で保存する場合にはこの設定でデータフォークのみに切り替えて下さい。(この場合、Mac OS 9.x 以前のシステムではアイコンを表示することができません) 最大限の互換性を確保するには、データ/リソースの両方に設定して下さい。

    リストの表示方法:通常使用する一覧パレットのサイズをここで設定します。アイコンには多くの項目が含まれているので、画面サイズの限界を越えて項目が表示され項目の選択をするにはパレットの内容をスクロールしなければならないことがあります。このオプションを使用すると少ない領域で必要な項目のみ表示するように設定できます。(ここで設定を行っても、実際のアイコンに含まれる項目の増減は行われませんので、とてもスマートな編集を行うことができます。)

標準設定

    標準編集画面拡大サイズ:アイコン編集ウインドウが開かれる時の編集ウインドウ拡大サイズを設定します。拡大サイズは各ウインドウの左下のボックスやメニューからも変更できますが、いつも使用する拡大サイズをここで設定しておいて下さい。

    標準アイコン形式:この設定は新規アイコン作成時のアイコン形式を設定します。開く保存ダイアログで標準設定として使用されます。

    標準のリスト表示内容:アイコン一覧が 情報 ダイアログにて状況によって使用するものを設定することができます。すべての新規アイコンに、ここでの設定を反映させることができます。

拡張設定

    外部エディタ:このボタンをクリックしてあなたの使用したい外部の画像編集アプリケーションを設定します。

    ショートカット:“Iconographer”と外部エディタと簡単にデータ交換するためのキーボードショートカットの設定を行うことができます。ボタンをクリックしてダイアログが表示されている時に使用したいキーの組み合わせをキーボードで押して下さい。

    出力形式:アイコンデータを外部エディタに出力する形式を設定します。“Iconographer”はここで設定したファイル形式で出力します。すべてのアプリケーションがこれらすべてのファイル形式をサポートしているとは限りませんので御注意ください。

    アイコンとマスクの両方を出力:アイコンとマスク両方の編集を行う場合には、このオプションが使用できます。マスクはアルファチャンネルとして書類に含まれて出力されます。

    外部エディタに関する、より詳しい情報は その他のプログラムについて を御覧ください。

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