選択範囲

    選択には、アンフロート(選択範囲枠のみ移動できるのもの)とフロート(選択範囲内の画像が移動できるもの)の2種類があります。一番最初に選択した時(選択ツールを使用した場合)は、アンフロート状態になっています。 これは選択範囲には画像自体は含まれていない状態です。選択範囲を移動ツールなどで移動した時点で始めてフロート状態となります。この状態の時、選択範囲には画像が含まれ選択範囲を移動するとその範囲内の画像を一緒に移動することが可能になります。単純に移動した場合、選択範囲があった部分には背景色で塗りつぶされた領域が残ります。ペーストしたりドラッグコピーした場合には、選択範囲があった部分はそのまま残されフロート状態の画像を下の画像に影響を与えずに移動することが可能になります。

選択範囲の追加と削除
    グラフィック編集プログラムの多くは一度選択をするとその選択範囲の形状を変更することが出来ない場合があります。しかし“Iconographer”は、より自由度の高い選択範囲の操作が出来るようになっています。現在の選択範囲に不規則な形状の選択範囲を追加したり削除したりすることが簡単に可能です。現在の選択範囲に、選択範囲を追加する場合は選択範囲を選ぶ前にシフトキーを押し、同様に選択範囲を削除する場合は選択範囲を選ぶ前にオプションキーを押すことによって操作することが出来ます。それによって、選択範囲の追加削除よる選択範囲形状変更が自由に出来ます。
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