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WebArchive Expander 2で何ができるか

このソフトウエアは、インターネットブラウザ「Microsoft Internet Explorer」で保存可能な、Web アーカイブと呼ばれるアーカイブ(いくつかのファイルを1つのファイルにまとめたファイルのこと)に含まれる個々のファイルを取り出して、ハードディスク内に展開するツールです。

これまで、Web アーカイブファイルの内容をファイルの階層を含めてすべて取り出すことは困難でした。作者はこれを解決する支援ツールとして、99年6月にWAFF Expander というシェアウエアをリリースしました。このソフトウエアの後継バージョンにあたるのが、WebArchive Expander 2 です。

このバージョンから、長いインターネットアドレスへの対応、ファイル種別が特定できなかった場合についての対応、よりカスタマイズが自由になった展開の設定など、ユーザのみなさまからお寄せいただいた要望に応えるとともに、Macromedia FlashファイルやMP3ファイルなど話題のインターネットファイルへの対応など、実用性も一段とアップしました。

Webアーカイブとは

従来、Web ページを保存しておきたかった場合は、その画面コピーをプリンタで印刷するか、ページのHTMLソースまたはテキストファイルを保存するしかありませんでした。さらに、ページに含まれるイメージなどを取得したいときやリンクなど含めてサイトをディスクにコピーするには、1つ1つのファイルを手作業で保存しなおさなければならず、インターネットから入手できる様々な情報を、新聞のスクラップのように活用することは困難でした。

Internet Explorer (Macintosh版)はそのような問題に対する最良の方法を提供してくれました。それが「Webアーカイブ」です。Webアーカイブには、リンクを含む複数のページのソースはもちろんのこと、画像・音声・動画のファイルなど、まとめてダウンロードされたファイルが有機的に1つのファイルにまとまったものです。Webアーカイブの保存をするのは、ファイルメニューから保存を選んで、形式をWebアーカイブにするだけなのでとても簡単です。

 

しかし、このファイルはInternet Explorerでしか読み込むことはできず、また含まれる個々のファイルを取り出すのは容易ではありません。WebArchive Expanderを使えば、それが自動的にあっという間にできます。まさしくInternet Explorerユーザの友といえるでしょう。

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