home
***
CD-ROM
|
disk
|
FTP
|
other
***
search
/
Maclife 40
/
MACLIFE40.ISO.7z
/
MACLIFE40.ISO
/
FreeWare200
/
インターネット
/
TextureMill1.1-J.sea
/
TextureMill1.1-J
/
マニュアル
< prev
next >
Wrap
Text File
|
1997-03-02
|
11KB
|
143 lines
TextureMill 1.1
制作者:Rob Gonsalves
ゥ1996 Deep Devices
All Rights Reserved.
概 要
TextureMill はホームページ、マルチメディア、3Dレンダリング及びデスクトップパターンに用いられる継ぎ目のないテクスチャーを作成するための高度なグラフィック・ツールです。テクスチャーの作成は、まず20種のユニークなパターンから1つを選択し、これにノイズ等の表面処理を施した後、画像に配色を施してこれをサンプル・ホームページで確認し、最終的に PICT もしくは GIF 画像で保存するという操作をリアルタイムで行うことを基本としています。
TextureMill は継ぎ目がまったくないが画像を作成するために高度な「wrapping filters」及び画像処理機能を備えています。
20種類のパターンを基本として、これに各種の表面処理(ノイズ、ブルア(ぼやかす)、ゲイン(メリハリ)、エンボス(立体)、インバース等)を施すことで400以上のユニークなパターンを作成することができます!
登録方法
TextureMill はシェアウェアーです。登録いただきますと20種のパターンに加えて80種のパターンを利用できるようになります。これらを合わせて100パターンの内訳は次のとおりです。
20種の合成(シンセティック)パターン
20種の木目パターン
20種の岩石パターン
20種の紙布パターン
20種の工業パターン
これら100種のパターンに表面処理や配色処理を施すことで2、000以上のユニークなパターンを作成することができます!
登録を希望される方は下記の住所に20米ドルを送付下さい。
Deep Devices
P.O. Box 620038
Newton Lower Falls, MA 02162
なお、登録を申し込まれる場合はあなたの電子メール・アドレスもしくは住所を合わせてお知らせ下さい。
コンプサーブに入会されている場合はオンラインで登録することができます。SWREG にアクセスしてから TextureMill を検索した後、そこに示された指示に従って下さい。
クレジットカードで登録される場合
クレジットカードでのお支払いを希望される場合は Kee Nethery (kee@kagi.com)によって運営される Kagi をご利用下さい。この方法では電子メールによるお支払いも可能です。特に米国以外にお住まいの方にとってはクレジット会社が外貨変換を行ってくれるので非常に便利な方法となっています。
Kagi を通じて登録される場合は、Register アプリケーションを起動すると現れるダイアログに必要事項を入力して下さい。電子メールで登録される場合はダイアログからコピー(Copy)を選択し、様式をクリップボードにコピーしてから shareware@kagi.com. まで送付下さい。電子メールを使用できない、もしくは使用したくない場合はダイアログから印刷(Print)を選択して登録申請書をプリント・アウトした後、これを +1 510 652 6589 へファックスしていただくか、下記の宛先まで送付願います。
*この日本語バージョンでは上記の Register とは別に現金送付用の登録申請様式を用意しておりますのでこちらをご利用下さい
Kagi Shareware
1442-A Walnut Street #392-AT
Berkeley, California, 94709-1405
USA
このほかの方法でお支払いを希望される場合は、登録申請書に登録料を添えて上記の宛先まで送付願います。小切手の場合は米ドルの小切手とし、支払先は Kagi Shareware として下さい。
当方に連絡される場合も上記の宛先でお願いいたします。また、 Kee's service は作者のために電子メール・アドレス deepdevices@kagi.com を用意してくれていますので、こちらの方もご利用下さい。なお、Register は Peter Lewis 氏によって作成されたものですので、ご意見やバグ報告等は peter@kagi.com までお願いします。
TextureMill の使用方法
TextureMill を起動後、表示されたスクリーンのいずれかの部分をクリックするかなんらかのキーを押して下さい。
TextureMill では新規のテクスチャー作成に関して4つの操作画面が用意されています。この4つの操作画面は「パターン」、「表面」、「配色」及び「確認」となっています。作業画面の上部にはこれら操作画面への切替のためのボタンが用意されています。これら4つの操作画面は「TextureMill」メニューから切り換えることもできます。
パターン操作画面
パターン操作画面にはパターン・グリッドと確認ウインドウがあります。パターン・グリッドには選択可能な20のパターンが5×4の小さなアイコンで表示されます。また、確認ウインドウには現在選択されているテクスチャーが表示されます。
パターン・グリッドから好みのパターンを選択すると、確認ウインドウに大きく表示されます。また、選択したパターン名前(番号)が確認ウインドウの下に表示されます。
なお、確認ウインドウは4つの操作画面で常に表示されます。従って、異なったパターンを選択すると設定された表面処理及び配色処理が施されたのままで選択したパターンが確認ウインドウに表示されます。
表面操作画面
この操作画面ではテクスチャーに対して各種の表面処理を施すことができます。処理結果は確認ウインドウで確認することができます。
ノイズ、ブルア及びゲインの3種類の処理に関しては、スライドバーを利用して0から100までのの範囲で設定することができます。起動時にはこれらが0、すなわちこれら処理はオフの状態になっています。
・ノイズ:ランダムなノイズをテクスチャーに対して均一に加えます。ノイズ処理を施すことによってザラザラした感じのテクスチャーを得ることができます。
・ブルア:ずれた焦点でテクスチャーを見たような処理を施すことによって柔らかな感じのテクスチャーを得ることができます。
・ゲイン:コントラストを調整するもので、100に設定されていると2色のみのテクスチャーとなります。
本操作画面の右下には4つの「効果率」ボタンが設けてあります。これは上記処理の効果倍率を設定するものであり、起動時はレベル1(4つのボタンのうちの左側のみがオンになっている)になっています。使用方法としては、例えば、ノイズ、ブルア及びゲインをそれぞれ0、100、0に設定し「効果率」をレベル4に設定すると、極端なブルア処理が施されたテクスチャーを得ることができます。なお、ノイズ、ブルア及びゲインがすべて0に設定されている場合には「効果率」のレベルを変更してもテクスチャーの変化はみられません。
エンボス及びインバートは「オフ」もしくは「オン」のいずれかの設定となります。初期設定は「オフ」となっています。
・エンボス:凹凸な表面に右上から光が当たっているようなテクスチャーを得ることができます。
・インバート:写真でいう「ネガ・フィルム」に相当するテクスチャーを得ることができます。
配色操作画面
この操作画面ではテクスチャーの配色を調整します。配色は明色、中間色及び暗色の3色で行います。
この操作画面は、配色オン・オフ・スイッチ、カラー選択、コントラスト・明るさ調整スライドバー及び確認ウインドウで構成されています。
配色オン・オフ・スイッチは、明色、中間色及び暗色の3つの色に対してそれぞれ左側に用意してあります。起動時はライト・ブルーを対象にすべてオンになっています。スイッチをクリックすることでそれぞれの色のオン、オフの切替えを行うことができます。オフにするとスイッチ横のカラー表示小ウインドウは黒くなり、テクスチャーに対してはグレー・スケールが用いられます(すべてをオフにすると白黒画面のようなテクスチャーになります)。なお、スイッチ横のカラー表示小ウインドウをクリックするとマッキントッシュ標準のカラー・ピッカーが現れます。
配色スイッチがオンになっていると、カラー選択ウインドウには選択されている色の位置が◎で表示されます。すべての配色スイッチがオンになっていると、カラー選択ウインドウには3つの◎が表示されます。この◎をドラッグさせることでそれぞれの色を変更することができます。なお、◎をクリックするとそれに対応した配色スイッチ横のカラー表示小ウインドウがフラッシュしますので変更しようとしている色が暗色なのか明色なのかを確認することができます。変更結果は右側の確認ウインドウでリアル・タイムで確認することができます。
コントラスト調整用のスライドバーはテクスチャーにおけるパターン表示の強弱を調整します。起動時は50に設定されています。明るさ調整用のスライドバーはテクスチャー全体の明るさを調整するもので、起動時は50となっています。
ヒント:白黒のテクスチャーにおいてはコントラストを20くらいに設定し、明るさは20から80の範囲で設定して下さい。
確認画面
確認画面ではサンプル・ホームページを通して作成したテクスチャーの様子を確認することができます。この画面内には「テキストカラー」設定のための小ウインドウが設けてあります。ここをクリックするとマッキントッシュ標準のカラーピッカーが現れますので、サンプル・ホームページ内の文字の色をお好きな色に変更することができます。
この確認画面でも、配色操作画面で説明したコントラスト及び明るさ調整スライドバーが利用できますのでご利用下さい。文字が見やすくなるようにテクスチャーのコントラスト及び明るさを調整して下さい。
テクスチャーの保存
作成したテクスチャーはいつでも好きな段階で保存できます。保存はファイル・メニューから「PICT保存」もしくは「GIF保存」のいずれかを選択して行います。
ホームページの背景として利用するテクスチャーは「GIF保存」を選択して下さい。「PICT保存」は作成したテクスチャーを他のマック・アプリケーションで利用する場合に選択して下さい。
ホームページの背景としての利用方法
TextureMill で作成したテクスチャーはホームページの背景として簡単に利用できます。 WYSIWYG エディターを利用する場合は背景イメージの作成に係る説明に従って下さい。通常のテキストを利用される場合は次の説明をお読み下さい。
(1)TextureMill でテクスチャーを作成した後、確認画面で文字の見やすさを調整して下さい。
(2)作成したテクスチャーを GIF ファイルで保存します。
ファイル名にはスペースを使用しないで下さい。
ファイル名の後には拡張子として「.gif」をつけて下さい。
例:sample.gif
(3)ホームページが収録されているフォルダーに作成したテクスチャー・ファイルを移動します。
(4)作成したテクスチャーを背景として参照するようホームページにタッグを追加して下さい。
例: <BODY BACKGROUND = "sample.gif">
(5)ウエッブ・ブラウザを起動して確認して下さい。
Deep Device社のWeb Page にリンクをはる
TextureMill を支援するため、あなたのホームページ内に Deep Devices社へのリンクを設けていただければ幸いです。リンクをはっていただくための GIFイメージ(texture_mill.gif)が本フォルダーに含まれていますのでご利用下さい。
texture_mill.gif をリンク用イメージとしてあなたのホームページに追加していただける場合、WYSIWYG エディターを利用されている方は WYSIWYG エディターに付属する説明書をお読み下さい。なお、リンク先のアドレスは次のとおりです。
http://members.aol.com/deepdevice
通常のテキストを利用される場合は次の説明をお読み下さい。
(1)ホームページが収録されているフォルダーに texture_mill.gif を移動します。
(2)あなたのホームページに以下の内容を追加して下さい。
<A HREF="http://members.aol.com/deepdevice">
<IMG SRC="texture_mill.gif" ALT="TextureMill"
BORDER=0 HEIGHT=31 WIDTH=88 ALIGN=CENTER></A>
(3)ウエッブ・ブラウザを起動して確認して下さい。
バージョン 1.1 で追加された機能
TextureMill メニューから「初期設定値」を選択することで、スライドバーや各種ボタンの設定を起動時のものにリセットすることができるようにしました。表面操作画面での作業中にノイズ、ブルア等の数値を起動時のものに戻したい場合等にご利用下さい。なお、選択パターン及び配色についてはリセットされません。
バグ報告
ご意見、ご質問もしくはバグ等については下記までお願いします。
72614.2176@compuserve.com
Deep Devices社の他製品
RetroScan v1.01 シェアウエアー20米国ドル
RetroScan はプロフェッショナルな品質のフォトショップ・プラグインで、ノイズの多い TV シグナルに関してリスキャニング処理効果を施すものです。印刷物、マルチメディア及びビデオに対して簡単な方法でファッショナブルでサイバーパンクな効果を施すことができます。
日本語バージョン作成:太郎工房