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DOS/V Power Report 1997 August
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1997-05-01
|
10KB
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234 lines
1997年5月1日
『Power Window DirectX 対応 Windows95ドライバ』をご使用になる皆様へ
カノープス株式会社
この度は『Power Window DirectX 対応 Windows95ドライバ』をご使用いただき、まことにありがとうございます。このREADME.TXTには、『Power Window DirectX 対応 Windows95ドライバ』に関して、マニュアルには記述されていない補足事項について説明しています。ぜひご一読ください。なお、今後『Power Window DirectX 対応 Windows95ドライバ』をバージョンアップされた際にもご覧ください。
Windows 95 に付属の メモ帳 でこのドキュメントをご覧になっている
方は、「編集(E)」メニューの「右端で折り返す(W)」オプションをON
にすると読みやすくなります。
1.インストールに関しての注意事項
『Power Window DirectX 対応 Windows95ドライバ』は、Windows95用ディスプレイドライバとユーティリティから構成されています。フロッピーディスクの中のSETUP.EXEを実行し、画面の指示に従ってインストールしてください。
Windows95の画面のプロパティ(コントロールパネルの「画面」アイコンをダブルクリックするか、デスクトップ上で右クリックで開くメニューのプロパティを選択すると現れます)のディスプレイの変更でインストールしてもユーティリティは組み込まれません。必ずSETUP.EXEを使用してください。
セットアップの手順についてはSETUP.TXTを参照ください。
2.アンインストールに関しての注意事項
ドライバのアンインストールは、コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」の追加と削除によって行なってください。PWUNINST.EXEを直接実行してもアンインストールされません。
『Power Window DirectX 対応 Windows95ドライバ』をインストールしたフォルダー内にドライバーのインストールで作成した以外のファイルが有ると、アンインストールを行なってもフォルダは削除されません。アンインストール実行後にエクスプローラなどで削除してください。
3.制限事項
『Power Window DirectX 対応 Windows95ドライバ』には、以下に説明しますようにいくつかの制限事項があります。ご了承ください。
・PowerCinema 等による MPEGの再生などのオーバレイ再生中にDOSフルスクリーンやDOSゲームを使用した場合、画面にノイズが出る場合が有ります。このときは PowerCinema 等を終了してからご使用ください。
・「Power Desktop」を使用して複数のアプリを異なるデスクトップに配置している状態で、Alt+Tabでタスクを切り替えると、タスクは切り替わってもデスクトップが切り替わらないことがあります。このような時は「Power Desktop」で画面を切り替えてください。
・マルチユーザーで「ユーザー別の設定」で「ログイン時に各ユーザーのデスクトップ設定に変更する」を選択している状態でセットアップを実行すると、セットアップを実行したユーザーの環境にのみユーティリティーがセットアップされます。(デスクトップ上のアイコン、Power Steering 95、プログラムグループ)必要であればそれぞれのユーザーの環境にこれらのファイル(ショートカット)をコピーしてください。
Power Window Tab や PWINIT、ドライバーはすべての環境にセットアップされます。
・PWBRIGHT.EXE は Power Window DX でのみ使用できます。 Power Window 3DV では動作しません。
4.注意事項
・Direct Draw対応のゲームはインストール時に各チップ対応のドライバを強制的にインストールする場合があります。この場合はゲームのインストール後に再度、弊社ドライバに変更いただきますようお願いいたします。
・標準の状態では、リフレッシュレートの選択で「Monitor Info」を設定した場合、表示周波数は最高で 75Hz に設定されます。より高い周波数で表示を行なう場合にはリフレッシュレートの選択で周波数を設定してください。また CANOPUS.INI の PowerWindow セクションにある MonitorInfoLimit= の値を希望する最大の値に設定してください。リフレッシュレートの選択で「Monitor Info」にした場合この設定値とモニター設定とのより低い周波数が選択されます。
・Power Window 3DVでMS-DOSのアプリケーションをWindowsから直接実行すると、ご使用の環境によっては、DOSプロンプトのウィンドウが開いた状態でハングアップすることがあります。この様な場合は、Windowsディレクトリにある CANOPUS.INI ファイルの PowerWindow セクションに VGM=0 を記述してお試しください。設定は次回のWindows起動から有効になります。なお、Power Window DX にこの様な制限はありません。
5.ユーティリティについて
「コントロールパネル」->「画面」->「Power Window」「Power Monitor」「Power Cursor」「Power Palette」を選択すると、以下の設定が可能になります。
・「Power Window」
各種情報が表示されます。
・「Power Monitor」
-表示位置調整
-リフレッシュレート変更
-ディスプレイ省電力設定
-「Power Desktop」・・・ 複数画面の Windows を仮想的に使用します。
・「Power Cursor」
-カーソルの色指定 (ハードウェアカーソル使用時のみ設定可能)
-カーソルサイズの変更 (ハードウェアカーソル使用時のみ設定可能)
-自動追尾カーソルの設定(カーソルの「標準の選択」の形状を標準から変更している場合には動作しません)
・「Power Palette」
輝度、コントラストの変更やγ補正などを行い、表示色の調整を行います。
Power Palette は256色のときのみ動作します。
また次の機能もあります。
・「Power Steering 95」
「タスクバー」->「トレイ」のハンドルマークを左クリックすると、解像度・色数の変更ができます。右クリックのオプション設定で色数を変更したときに再起動する・再起動しないを選択できます。
・「Power Window HiColor Mode」を使用して、HiColor モードの RGB565と RGB555 を切り替えることができます。Power Window 3DV の場合、RGB565とRGB555では使用可能な周波数に若干違いが有ります。標準のセットアップではRGB555が選択されています。また、3Dのゲームなどを使用する場合にはRGB555に設定しておいてください。
・「Power Window Bright」を使用して画面の明るさを切替えることができます。このソフトは Power Window DX でのみ使用できます。
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ドライバの履歴
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Ver.4.00.0008: 96/ 5/22
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DirectX 対応ドライバ、最初のリリース。
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Ver.4.00.0009: 96/ 7/11
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(1)PowerTab で選択内容の「OK」、「更新」、[キャンセル」のボタンを、表示が他のTABに移っている場合でも有効になるように変更。
(2)「大きなフォント」を選択した状態でセットアップすると 640x480 の解像度で「大きなフォント」になっていたのを、「小さいフォント」に変更するようにした。
(3)以下の不具合の修正
The Magic School Bus Explores the Human Body で、フルスクリーンのアニメを再生すると再生終了時、ゲーム画面のキャラクターがずれて表示される。
SUPER KiD95 や PicturePublisher などで選択ツールによってハングアップすることがある。
一部の通信ソフトで文字落ちが発生することがある。
グラフィックのパフォーマンスを下げると、Windows起動時に画面の1行目にゴミが表示される。
スクリーンセーバー(リボン)で画面にゴミが残る。
標準の矢印カーソルをアニメーションカーソルにした状態で、弾丸カーソル(自動追尾カーソル)を ON/OFF するとハングアップする。
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Ver.4.00.0010: 96/ 9/ 2
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(1)マルチユーザーの環境でセットアップ、アンインストールが正しく動作しなかったのを修正。
(2)使用可能な解像度、周波数の追加。
(3)カーソルが 16/24Bpp のときに画面の右端に移動すると画面からはみ出て表示されるのを修正。
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Ver.4.03.00.1098: 96/10/ 3
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(1)Power Window 3DV SX と 4MC に対応。
(2)以下の不具合の修正
PowerPalette で設定値が正しく保存されないことがある。
Microsoft Internet Explorer 3.0 をインストールすると「Power Window ショートカット(画面のプロパティを開く)」が正しく動作しなくなる。
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Ver.4.03.00.1100: 96/10/11
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(1)以下の不具合を修正
FoxBearが24BPPモードのときに画面表示が正しくないのを修正。
320x240x16、320x240x24、320x200x24 が正しく設定されないのを修正。
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Ver.4.03.00.1105: 96/12/ 5
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(1)以下の不具合を修正
塗りつぶす図形が -Y方向にはみ出ていて、クリッピングが指定されている場合、描画されないことがある。
モノクロ軌跡カーソル状態の時、PowerMonitorで表示テストを実行すると、ハードウェアカーソルになってしまう。
256色の時、通信ソフトで文字落ちが発生することがあった(Ver.4.03.00.1098以降)。
環境によって IFSMGR 初期化中に Windows保護エラーが発生する場合がある。
ツールバーやショートカットバーの設定によって、最大化したアプリがPowerDesktopで移動できてしまう。
DirectDrawで右下方向へのオーバーラップしたBlt32が正しく動作しない。
マイナス方向にはみ出たDiagonalSolidLine(polygonの外枠も同じ)が正しく描画されない。
ソフトウェアカーソルの時、PowerPointでオブジェクトをドラッグすると枠線とカーソルが重なった部分にゴミが残る。(Ver.4.03.00.1098以降)
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Ver.4.03.00.2043: 97/ 2/17
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(1)Power Window DX・DX/4MC に対応。
(2)オーバーレイ可能な周波数、解像度の調整。
(3)以下の不具合を修正
パターンで構成された直線や曲線が正しいパターンで描画されないことがある。
DMAでオーバレイ表示を行うと、文字がかすれたまま元に戻らなくなることがある。
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Ver.4.03.00.2044: 97/ 3/17
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(1)以下の不具合を修正
Power Window 3DVでMS-DOSのアプリケーションをWindowsから直接実行すると、環境によって、DOSプロンプトのウィンドウが開いた状態でハングアップすることがあった。
Picture Publisher の修正ツールの円形カーソルでゴミが表示される。
QuickResで色数を変更して、Direct3DやDirtectDrawを実行するとハングアップすることがある。なお、OSR2では発生しない。(ver.4.03.00.1105以降)
開始角180度のPieを描画すると、回始点から円の中心に向かう線分が円をはみ出すことがある。
ドライブスペース3の空き領域の調整でスライドバーを動かした時に、円グラフを間違って塗りつぶすことがある。
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Ver.4.03.00.2050: 97/ 5/ 1
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(1)Power Steering 95 で色数を変更した時に再起動しないモードを追加。
(2)Power Window DX で画面の明るさを2段階に調整できるユーティリティ(PWBRIGHT.EXE)を追加。
(3)以下の不具合を修正
D3D HAL を使用したゲーム(HellBender など)で音が途切れることがある。
Power Window 3DV でHellBenderのアイテムが正しく表示されない。
Excel等でオブジェクトを移動すると、枠線が消えずに別のパターンになることがある。
PenのRectangleで(x1==x2)、又は(y1==y2)の時に直線が画面をはみ出す。
16/24Bppの時、HWカーソルを画面の右端に移動するとカーソルパターンにゴミが混ざることがある。(ver.4.00.0010以降)
PowerVR ULTIM@TE RACE が起動時に黒い画面にままハングアップする。
以上