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DOS/V Power Report 1999 July
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1999-04-01
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40KB
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913 lines
================================================================================
MN128-R, MN128-R/DSU ファームウェアリリースノート (1.20)
1999年4月1日
株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー/株式会社ビー・ユー・ジー
================================================================================
***************************************
注意! ~必ずお読みください~
***************************************
1)バージョン1.20へのバージョンアップ後、すべての設定が出荷時の状態に戻ります。
あらかじめ設定を保存してください。
2)バージョン1.20からそれ以前のバージョンにバージョンダウンすると、設定はすべて
出荷時の状態に戻ります。あらかじめ設定を保存してください。
3)接続相手先の機器がサポートしていない方式でコールバック接続を行ったとき、
コールバックせずにそのまま接続されることがあります。ご注意ください。
(接続状況ページ、LED動作で接続状況をご確認されることをお勧めいたします。)
4)新しく追加・変更された各機能の設定については、MN128-SOHO SL10のマニュアルを
このリリースノートと合わせて参照すると便利です。
http://www.bug.co.jp/mn128/manual_sl.html
5)「クイック設定-専用線接続用」または「クイック設定-OCNエコノミー接続用」で設定すると、
LAN側へのアクセスを防止するフィルタが自動登録されます。そのままではWAN側から
LAN側へのアクセスができませんので、必要に応じてフィルタの設定を変更してください。
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1.11から1.20への変更点
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【仕様変更/追加】
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----------------------------
●TA関連
----------------------------
・NTT DoCoMoのPIAFS 64Kに対応しました。
詳しくは、後述の【PIAFS 64Kで通信するには】をご覧ください。
・Dチャネルパケット通信で PVC接続しているときに本製品からISDNケーブルがはずれる
などして回線が切断された場合でもISDNケーブルを差し直しすと回線が自動的に復帰
するようにしました。
----------------------------
●設定/ログ関連
----------------------------
・相手先電話番号を2件まで登録できるようになりました。
相手先電話番号を2件登録しておくと、発信するときには[相手先電話番号1]で接続でき
なかった場合(認証エラーなどはの除く)、[相手先電話番号2]を使って発信します。
また、着信のときには[相手先電話番号1]で合致しなかった場合、「相手先電話番号2」を
使って比較するようになります。
・設定ページのレイアウトを変更しました。
主な変更点は以下の通りです。
◇クイック設定
・[LAN型ダイヤルアップ接続用][OCNエコノミー接続用]の設定ページを追加しました。
・[■切断/接続状況]メニューを追加しました。
◇詳細設定
・電話帳の設定→発信用の設定と着信用の設定を分類して表示するようにしました。
以下の4項目が発信用の設定と着信用の設定それぞれで設定することができます
[通信チャネル]
[コールバックの発信/着信]
[折り返し電話番号]
[認証プロトコル]
・[■設定]→[■ルータ設定]に名称を変更し、内容に追加・変更を加えました。
■ルータ設定
IP設定を[IP設定]と[IP応用設定]に分けました。
IP設定 :[RIP送受信モード][WINSサーバアドレス][LAS着信番号]を追加
[オプション]を[IP応用設定]へ移動
IP応用設定:[SYSLOG機能]を[IP設定]から移動
[オプション]を[IP設定]から移動
・[設定の消去]→[■保守]へ移動しました。
・[ファイルに保存]→[■保守]へ移動しました。
・[設定/ログ情報の消去]
→[設定の消去]に変更し、さらに下記の通りメニューを追加・変更しました。
追 加 :[すべてのIP設定] [IP応用設定]
移 動 :ログの消去を[切断/接続ログ情報]へ移動
・[■ユーザ登録]メニューの追加→ユーザ登録のページへアクセスできます。
・[接続/切断ログ情報]で一度に表示できる件数を64件までに変更しました。
記録が64件を越えている場合は、[より過去のログ]のリンクボタンが表示され、別ページ
にてさらに過去のログが64件まで表示されます。
----------------------------
●ルータ関連
----------------------------
・電話帳に相手先電話番号が登録されていない相手からの着信時の動作を以下のように
変更しました。
1) 無課金コールバック → コールバックはできません。
2) 認証プロトコル → [相手先に合わせる]に固定しました。
3) 通信チャネル → [2B(128Kbps)まで許可]に固定しました。
ただし、認証プロトコルについては、相手先名称に "anonymous"と入力してある場合は、
PAPやCHAPの設定ができます。
これにより、PAPのみサポートしているRADIUSサーバを使用できるようになります。
・[接続/切断ログ]を1時間に1度のタイミングでFlashROMに保存し、電源をOFFにしても
記録が残るように変更しました。
・無課金コールバックの折り返し電話番号が指定できるようになりました。
指定した折り返し電話番号にコールバックされます。
・「クイック設定-専用線接続用」または「クイック設定-OCNエコノミー接続用」で設定した
場合、自動登録されるフィルタに、本体へのアクセスを防止するフィルタを追加しました。
自動登録されるフィルタ:
ip filter 30 reject in * <本体のIPアドレス>/32 tcpest * * remote 0(新規)
ip filter 31 reject in * * tcpest * * remote 0
※フィルタ#30は、外部から本体へのアクセスを防止するフィルタです。
特に理由がない限り削除しないでください。
・マルチダイヤル機能が追加されました。
マルチダイヤル機能で次のような接続方法が可能になりました。
・発信時に2個の電話番号を使う
・自動接続先を2件登録する
詳しくは、後述の【マルチダイヤル機能】をご覧ください。
・ソースルーティング機能が追加されました。
特定の相手先と通信できるパソコンを限定できます。同時に2個所のISPへ接続し複数の
パソコンがそれぞれ特定のISPと通信することができます。
詳しくは、後述の【ソースルーティング機能】をご覧ください。
・RADIUS認証が利用できるようになりました。
詳しくは、後述の【RADIUSサーバの利用について】をご覧ください。
・DHCPスタティック機能を追加しました。
DHCP/BOOTP機能を使用して割り当てるIPアドレスと、パソコンとの組み合わせを固定
できる機能です。
詳しくは、後述の【DHCP/BOOTP機能を使用して割り当てるIPアドレスとパソコンとの
組み合わせを固定する】をご覧ください。
・簡易DNSサーバ機能を追加しました。
あらかじめホスト情報を登録することによって、簡易DNSサーバとして機能します。
詳しくは、後述の【簡易DNSサーバにする】をご覧ください。
・NTT DoCoMoのPIAFS 64Kに対応しました。
詳しくは、後述の【PIAFS 64Kで通信するには】をご覧ください。
・Cisco社製のルータが送出する定期的なIGRPパケットで自動切断タイマをクリアしな
いように自動切断検出の仕様を変更しました。
・IPフィルタのUDPプロトコルでニーモニック「ntp」が使用できるようになりました。
※IPフィルタの登録方法については、リファレンスマニュアル[IP設定-オプション]の
「IPフィルタの登録」をご覧ください。
・"ip dhcp server" コマンドを"on"の場合のみ設定情報の一覧に表示していましたが
"on/off"に関係なく表示するようにしました。
--------------------------------------------------------
【不具合修正】
--------------------------------------------------------
----------------------------
●TA関連
----------------------------
・本製品を同一のS/T点のバス上に接続し同時に起動させた場合、回線の接続はできるが
通信ができなくなることがある不具合を修正しました。
----------------------------
●設定/ログ関連
----------------------------
・ブラウザにInternet Explorer4.0を使用している場合、設定項目によっては仕様通りの
文字数が入力できない不具合を修正しました。
・クレジットコールで比較的長い電話場合に対して自動接続を行った場合、SYSLOGの
接続/切断ログ情報(INFO)の出力が一部欠けて表示されてしまう不具合を修正しました。
・回線が接続される前に切断/接続ログ情報のページに「切断」ボタンが表示されてしまう
不具合を修正しました。
・各設定ページのオプション欄にコマンドを入力する場合、先頭のコマンドの綴りを間違って
入力すると"No candidate"と表示される不具合を修正しました。
注) 綴りを間違えて入力した場合は、"未定義コマンドです"と表示されます。
・2000年問題に対応しました。
2000年を経過しての本体の機能・動作上に問題は発生しませんが、パソコンの日付を
2000年1月1日以降に設定した場合、「設定する時刻が不正です」のエラーが発生して
本体設定ができなくなる不具合を修正しました。
・相手先情報に相手先名称のみを登録し相手先電話番号が登録されていない場合でも、
その接続/相手先登録の設定ページを開くと「以下の相手先に回線を接続する」が選択
されている不具合を修正しました。
・回線接続中に設定情報を全消去した場合、その後回線を切断すると接続時間が正しく
表示されない不具合を修正しました。
・SYSLOG機能を使用している場合、ブラウザで設定している最中にSYSLOGのデバック情
報(DEBUG)に "port unreachable"のメッセージが出力されることがある不具合を修正
しました。
----------------------------
●ルータ関連
----------------------------
・GOLへルータ機能を使用して接続した場合、V.110(38.4K)で通信できない不具合を修正
しました。
・2個所からPIAFSで着信して通信中の場合、DTEポートからLASを使用して接続しても通信
ができない不具合を修正しました。
・デフォルトルートのIP経路情報をスタティックルートとして設定した場合、同一のLAN内に
他のルータが存在するとIPパケットの入出力番号(if)が"-"と表示され、デフォルトルート
への通信ができなくなることがある不具合を修正しました。
・NEC社製のTA AtermIT65EXから本製品へ128K(MP)で接続しようとした場合、デフォルト
ゲートウェイがクリアされてしまうために接続できなくなる不具合を修正しました。
・NEC社製のルータCOMSTARZ ROUTERの「かんたん設定」で設定して本製品へ接続しよう
としても接続できない不具合を修正しました。
・専用線接続の設定をしている場合、PPTPで自動接続できない不具合を修正しました。
・BACPを使用してコールバック接続を行った場合、128K(MP)の2チャネル目の接続に失敗
する不具合を修正しました。
・複数ユーザから頻繁に着信を繰り返した場合、1チャネルが空いているにもかかわらず
1人のユーザからしか接続できなくなることがある不具合を修正しました。
・クイック設定などで自動接続を「する」の設定にしておき、手動で回線を接続開始後、
接続が完了する前にブラウザでURLを入力するなど自動接続を行った場合、2チャネル
接続されてしまう不具合を修正しました。
・BACPを使用してルータから2チャネルで接続しようとした場合、BIGLOBE(プロバイダ)に
接続できない不具合を修正しました。
・SYSLOGのDEBUGを使用する設定にしている場合、[ファイルに保存]で設定を保存すると
SYSLOGのDEBUG出力に保存した設定と違うIPアドレスのメッセージが表示される不具合を
修正しました。
・BACPを使用して1チャネル(64k)で接続し、[接続状況]の回線使用率が90%近い状態で通信
している場合、2チャネル目を手動で接続しようとすると接続に失敗し、その後2チャネル目で
通信ができなくなる不具合を修正しました
・Internet Explorer5.0を使用して設定ページから設定した場合、設定項目によってはエラー
メッセージが表示されたり、正しく設定されないことがある不具合を修正しました。
********************************************************************************
【マルチダイヤル機能】
○発信時に2個の電話番号を使う
1つの相手先に発信する際、電話番号を2個まで([相手先電話番号1]と[相手先電話番号2])を
使うことができます。
電話番号を2個使うと、相手先のBチャネルが空いていなかったりなど[相手先電話番号1]に
接続できない場合、[相手先電話番号2]に自動発信します。以降、接続するか指定した試行
回数に達するまで[相手先電話番号1]と[相手先電話番号2]交互に自動発信します(最大で
各3回再発信)。
プロバイダにアクセスする際、同じユーザIDで複数の電話番号を使える場合に便利です。
◇設定ページ:[■接続/電話帳登録]
1.[#0]から[#15]までの中から、発信時に2個の電話番号を登録したい相手先を選びます。
2.[ルータ設定-接続/電話帳登録]の[以下の情報を電話帳に登録する]を選択します。
3.[相手先電話番号1][相手先電話番号2]を入力します。
4.[オプション]欄に[マルチダイヤルを行うか否かの設定]のコマンドを設定します。
例)相手先#1に発信する際、2個の電話番号を使うとき
remote 1 call multi mode on
5.[オプション]欄に[マルチダイヤル試行回数の設定]のコマンドを設定します。
例)相手先#1に2個の電話番号を使って発信する際の試行回数を3回(最大各
3回再発信)にするとき
remote 1 call multi count 3
6.設定終了後、[実行]ボタンをクリックします。
※クイック設定でも電話番号を2個入力できます。その場合は上記4,5のオプション欄への
設定は自動的に行われます。
○自動接続先を2件登録する
自動接続先を2件まで登録できます。([自動接続相手先#1]と[自動接続相手先#2])
2件登録すると、相手先のBチャネルが空いていなかったりなど[自動接続相手先#1]に
接続できない場合は、[自動接続相手先#2]に自動発信します。
◇設定ページ:[■接続/電話帳登録 - 自動接続先設定]
1.[ルータ設定-自動接続先設定]の[自動接続相手先#1]に最初に接続したい相手先を、
[自動接続相手先#2]に2番めに接続したい相手先を選択します。
2.設定終了後、[設定]ボタンをクリックします。
※相手先のBチャネルが空いていない(ビジー)などの理由以外で接続できない場合は、
マルチダイヤル機能は働きません。
切断理由は液晶表示や通信ログで確認してください。
------------------------------------------------------------------------
◯オプション - マルチダイヤルを行うか否かの設定
書 式 remote <rnumber> call multi mode <off|on>
パラメータ <rnumber> : 相手先番号(登録番号#0~#15)
<off|on> : マルチダイヤルを行うかどうか
off : マルチダイヤルを行わない
on : マルチダイヤルを行う(初期値)
------------------------------------------------------------------------
◯オプション - 自動マルチダイヤルの試行回数
書 式 remote <rnumber> call multi count <count>
パラメータ <rnumber> : 相手先番号(登録番号#0~#15)
<count> : 発信する回数(1~3)
(初期値=1)
※1を設定すると[相手先電話番号1]と[相手先電話番号2]にそれぞれ1回ずつ発信
します。
********************************************************************************
【ソースルーティング機能】
本製品は、ソースルーティング機能によって占有して通信する相手先をパソコンごとに
特定できます。
◇設定ページ:[■ルータ設定 - IP応用設定]
1.[オプション]欄に[ソース経路情報の登録]のコマンドを設定します。
2.設定終了後、[設定]ボタンをクリックします。
例)相手先#1とは「192.168.1.20」のパソコンが占有して通信し(手動接続)、
相手先#3とは「192.168.1.30~192.168.1.40」のパソコンが占有して通信する
(自動接続)
その他のパソコンは相手先#0と通信する(自動接続)とき
ip srcroute 192.168.1.20/32 remote 1 static
ip srcroute 192.168.1.30-192.168.1.40/32 remote 3 auto
ip route 0.0.0.0/0/7 remote 0 auto
※上記の場合、ソース経路情報で指定しているIPアドレス以外のアドレスを持つ
パソコンは相手先#1または相手先#3と通信できません。
「192.168.1.20」のパソコンが通信する時は、相手先#1に手動接続してから
行います。「192.168.1.20」以外のパソコンは、相手先#1と通信できません。
「192.168.1.30~192.168.1.40」のパソコンはアクセスするだけで相手先#3に
自動接続します。「192.168.1.30~192.168.1.40」以外のパソコンは、相手先#3と
通信できません。
※そのほかのパソコンがアクセスすると相手先#0に自動接続します。
※同時に3つの相手先と接続することはできません。
------------------------------------------------------------------------
◯オプション - ソース経路情報の登録
ソース経路情報を設定すると、Ethernet上のパソコンから受信したパケットを該当した
ソース経路情報の条件に従って処理します。ソース経路情報がない場合は、IP経路
情報の条件に従って処理されます。
ソース経路情報に登録されている相手先には、同じソース経路情報に登録されている
パソコンだけが通信できます。したがって、回線が接続されていても、そのソース経路
情報の条件を満たさないパソコンはその相手と通信できません。
ソース経路情報で指定する相手先へ自動接続する場合は本オプションコマンドで登録
します。指定の相手先を「自動接続相手先設定」またはIP経路情報の相手先として
指定しても設定は無視されます。
なお、ソース経路情報は、IP経路情報とあわせて32個まで登録できます。
書 式 ip srcroute <address> remote <rnumber>[,<rnumber2>] <type>
パラメータ <address> : 送信元のパソコンのIPアドレス[/サブネットマ
スク|-範囲指定]
<rnumber> : 相手先番号(登録番号#0~#15)
<rnumber2> : 相手先番号(登録番号#0~#15)
<type> : 経路情報種別
auto : 自動ダイヤルアップルート
static : スタティックルート
※送信元アドレスおよびサブネットマスクはドットノーテーション
(XXX.XXX.XXX.XXXの形式)で入力します。
※送信元アドレスを範囲指定する場合は、開始と終了の送信元アドレスを
「-」で区切ってください。
※<rnumber2>を設定すると、<rnumber>の相手先のBチャネルが空いてないなど
で接続できないときは、自動的に<rnumber2>に接続します。
********************************************************************************
【DHCP/BOOTP機能を使用して割り当てるIPアドレスと
パソコンとの組み合わせを固定する】
DHCP/BOOTP機能は使用して割り当てるIPアドレスと、パソコンとの組み合わせを固定できる
機能です。DHCP/BOOTPで運用している場合でも、NATテーブル、あるいはフィルターによる
アクセスの制限ができます。簡易DNSサーバ機能(新機能)と合わせてドメイン名、IPアドレス、
MACアドレスの組みでホスト情報として登録することもできます。
また、MACアドレスの指定がないホスト情報の場合、"ip host"で予約したIPアドレスを他の
DHCPクライアントにも割り当てることができます。
◇設定ページ:[■ルータ設定 - IP応用設定]
[オプション]に[ホスト情報登録]のコマンドを設定します。
書 式 ip host {ipaddress name [alias] [macaddress]}
パラメータ ipaddress : IPアドレス
name : ホスト名
alias : ホスト名(エイリアス)
macaddress : Ethernet(MAC)アドレス
※IPアドレスはドットノーテーション(XXX.XXX.XXX.XXXの形式)で入力します。
※Ethernet(MAC)アドレスはXX:XX:XX:XX:XX:XXの形式(XXは16進数)で入力
します。
※コマンドは簡易DNSサーバ機能の設定と同じです。
********************************************************************************
【簡易DNSサーバにする】
あらかじめホスト情報を登録することによって、簡易DNSサーバとして機能します。
AutoDNSを運用している場合、ホスト情報を検索して一致する情報がある場合はDNS応答
を返し、一致する情報がない場合は、従来のAutoDNSの動作に従ってしかるべきDNSサー
バへの転送が行われます。頻繁にアクセスするホストはホスト情報として登録しておけば、
不要な自動接続を防止できます。
◇設定ページ:[■ルータ設定 - IP応用設定]
[オプション]に[ホスト情報登録]のコマンドを設定します。
書 式 ip host {ipaddress name [alias] [macaddress]}
パラメータ ipaddress : IPアドレス
name : ホスト名
alias : ホスト名(エイリアス)
macaddress : Ethernet(MAC)アドレス
※IPアドレスはドットノーテーション(XXX.XXX.XXX.XXXの形式)で入力します。
※Ethernet(MAC)アドレスは入力の必要はありません。
※コマンドはDHCPスタティック機能の設定と同じです。
また、ホスト名をフル・ドメイン名で登録すると、ホスト名だけの問い合わせにも応答します。
例) ip host 192.168.0.2 pc-dhcp0.tmp.co.jp
→ホスト名"pc-dhcp0.tmp.co.jp"または"pc-dhcp0"のDNS要求(正引き)に
応答する。
********************************************************************************
【RADIUSサーバの利用について】
RADIUS(Remote Authentication Dial In User Service)に対応しました。
そのため、LAN内のRADIUSサーバを利用できます。
○認証機能
・着信するユーザの認証をRADIUSサーバによって管理できます。(本製品を複数台
使っている場合は、すべてのユーザ認証をRADIUSサーバによって一括管理できま
す)
・RADIUSサーバには、17件以上の相手先を登録できます。(本製品の電話帳には16件
までしか登録できません)。
○アカウンティング機能
着信したユーザの履歴をRADIUSサーバによって管理できます。
着信するユーザの認証はRADIUSサーバの設定が優先されます。RADIUSサーバで設定され
ていない項目についてだけ、本製品の設定が有効になります。
なお、本製品では認証機能用・アカウンティング機能用のRADIUSサーバを各2つまで利用
できます。
◇設定ページ:[■ルータ設定 - IP応用設定]
1.認証機能を使うときは、次の項目を設定します。
RADIUS認証機能 :ONを選択
認証サーバアドレス :認証機能を利用する1つめのRADIUSサーバのIPアドレスを入力
(プライマリ)
認証サーバアドレス :認証機能を利用する2つめのRADIUSサーバのIPアドレスを入力
(セカンダリ)
RADIUSシークレット:RADIUSサーバに設定している秘密鍵と同じ文字列を入力
2.アカウンティング機能を使うときは、次の項目を設定します。
RADIUSアカウント機能 :ONを選択
アカウントサーバアドレス :アカウンティング機能を利用する1つめのRADIUSサーバの
(プライマリ) IPアドレスを入力
アカウントサーバアドレス :アカウンティング機能を利用する2つめのRADIUSサーバの
(セカンダリ) IPアドレスを入力
RADIUSシークレット :RADIUSサーバに設定している秘密鍵と同じ文字列を入力
3.設定終了後、[設定]ボタンをクリックします。
アカウンティング機能だけを使うときは、以上で設定終了です。
4.認証機能を使用するときは、相手先を設定します。
設定ページ:[■接続/電話帳登録]の[#0]から[#15]までの中から、まだ相手先を登録
していない番号をクリックします。
5.[以下の情報を電話帳に登録する。]を選択します。
6.[相手先からの着信]で[応じる(RADIUSによる認証)]を設定します。
7.必要に応じて、その他の項目を設定します。
有効になるのは、次の項目です。
相手先番号 :空欄にすると、電話帳に登録していないすべての番号からの着信時に、
RADIUSサーバで認証を行います。
相手先名称
最大接続時間
受信ユーザID
受信パスワード
認証プロトコル
コールバック着信
折り返し電話番号
通信チャネル
オプション
8.設定終了後、[設定]ボタンをクリックします。
必要に応じて、リモートアクセスのための設定をします。必要がないときは、以上で設定
終了です。
9.リモートアクセスのための設定をします。
設定ページ:[■ルータ設定 - IP応用設定]の次の項目を設定します。
リモートアクセスサーバ機能:ONを選択
リモートIPアドレス1/2/3/4 :リモートアクセスしたパソコンに割り当てるIPアドレスを入力
10.設定終了後、[設定]ボタンをクリックします。
※RADIUSサーバ側のUDPポート番号を設定するときは、RADIUSサーバのIPアドレスの
後ろに「/」で区切って入力してください。
※[アカウントサーバアドレス(プライマリ)/(セカンダリ)]を共に設定していないときは、
[認証サーバアドレス(プライマリ)/(セカンダリ)]を利用します。
※[受信ユーザID ][受信パスワード]は通常空欄にします。
※リモートアクセスの設定については詳しくはお手元のマニュアルをご覧ください。
********************************************************************************
【PIAFS 64Kで通信するには】
○TAでPIAFS 64Kモードで発信する
※&Q7, S122の変更については後述の【ATコマンドの変更について】をご覧ください
※詳しくはリファレンスマニュアル「第2部 DTEポートのパソコンを使う」をお読みください。
◇Windows95(R), Windows98(R)のダイヤルアップネットワークを使用する場合
1.[モデムの選択]から「MN128シリーズ(PIAFS 64K)」を選択します。
2.[接続先の電話番号]の先頭に「186」を付けてから続けて相手の電話番号を
入力して発信します。
◇MacintoshのOpen Transport/PPP, ARA3.0を使用する場合
1.付属のCCLファイル「MN128シリーズ 64K(PIAFS)」を[機能拡張] フォルダの中の
[Modem Script] フォルダまたはこれに相当するフォルダにコピーします。
2.Open Transport/PPP, ARA3.0で設定する電話番号の先頭に「186」を付けてから
続けて相手の電話番号などを入力して発信します。
◇ATコマンドを使用する場合(1)
1.ATコマンドであらかじめ次の設定をします。
AT&F&Q5$S12\Q3S122=1
または
AT&F&Q7$S12\Q3S122=1
2.相手先番号を指定して発信します。
ATD186[電話番号]
◇ATコマンドを使用する場合 (2)
1.ATコマンドであらかじめ次の設定をします。
AT&F&Q5$S12\Q3
または
AT&F&Q7$S12\Q3
2.相手先番号の末尾に「S11」を付けて発信します。
ATD186[電話番号]S11
例) ATD1860312345678S1
注意 1.PIAFS 64K発信時には、自番号にサブアドレスを設定していても、それを通信
相手先に通知することはできません。
2.INSネット64申し込み時に「発信者番号通知サービス」を「常時通知拒否」に
して契約した場合は、PIAFS 64K発信(コールバック含む)は行えません。
3.NTTとの契約時に、「発信者番号通知サービス」を「通常通知(通話ごと非通
知)」にして契約した場合は、電話番号の先頭に「186」を付ける必要はありません。
○TAでPIAFS 64Kモードで着信する(TAでWindows NTサーバを利用している場合)
通常の着信の設定をします。その状態でPIAFS 64Kモードでの着信は自動的に受ける
ことができます。特別な設定は必要ありません。
注意 1.PIAFS 64K対応のPHS電話機から発信する場合、「番号通知」をONにしてご使用
ください。
2.PIAFS 64Kの利用可能地域や対応機器などについてはNTT DoCoMoにお問い合
わせください。
○ルータでPIAFS 64Kモードで発信する
◇設定ページ:[接続/電話帳登録]
[#0]から[#15]までの任意の[相手先番号]の先頭に「186」を付けてから続けて相手の
電話番号を選択します。
[通信チャネル]は「1B(PIAFS 64K)」を選びます。
この場合、1Bチャネル(PIAFS 64K)固定で通信します。
※接続相手先はPIAFS 64Kに対応している必要があります。相手先がPIAFS 32Kのみ
の対応の場合は接続できませんので、必ず「1B (PIAFS 32K)」を選んでください。
注意 1.PIAFS 64K発信時には、自番号にサブアドレスを設定していても、それを通信
相手先に通知することはできません。
2.INSネット64申し込み時に「発信者番号通知サービス」を「常時通知拒否」に
にして契約した場合は、PIAFS 64K発信(コールバック含む)は行えません。
3.NTTとの契約時に、「発信者番号通知サービス」を「通常通知(通話ごと非通
知)」にして契約した場合は、電話番号の先頭に「186」を付ける必要はあり
ません。
○ルータでPIAFS 64Kモードで着信する
通常の着信の設定をします。その状態でPIAFS 64Kモードでの着信は自動的に受ける
ことができます。特別な設定は必要ありません。
注意 1.PIAFS 64K対応のPHS電話機から発信する場合、「番号通知」をONにしてご使
用ください。
2.PIAFS 64Kの利用可能地域や対応機器などについてはNTT DoCoMoにお問い合
わせください。
------------------------------------------------------------------------
【ATコマンドの変更について】
※なお、詳しくはリファレンスマニュアルの「第2部 7-2.ATコマンドリファレンス」を参照
してください。
◇&Q 通信モードの設定
このモードに設定していると、使用する回線速度によって、自動的に通信フォーマットが
決まります。
9600、19200、38400bpsのとき :V.110フォーマット
56000、64000、128000bpsのとき:HDLCフォーマット
32000bpsのとき : PIAFSまたはベアラ(Sレジスタ120番、121番で設定)
64000bpsのとき : PIAFSまたはHDLCフォーマット(Sレジスタ122番で設定)
ATコマンド AT&Qn
パラメータ n=7 V.110/HDLC(PPP、ARA)自動切替モード
( n=0,2,3,4,5,6は従来通りです)
◇D 発信
このコマンドに続くパラメータにしたがって発信します
ATコマンド ATD186<回線番号>[*<サブアドレス>][Sn]
パラメータ Sn TA間の通信速度を設定(単位 : pbs)
n=11 : PIAFS 64Kで発信
( n=5,7,8,9,10,12,14は従来通りです)
◇Sレジスタ 122
レジスタ番号 初期値 範囲 内容
122 0 0,1 回線速度64Kbpsで発信する場合の通信方式
0 HDLCでのみ通信
1 PIAFS 64Kでのみ通信
================================================================================
1.10から1.11への変更点
================================================================================
--------------------------------------------------------
【不具合修正】
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●TA関連
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・ダイヤルアップネットワークからOCNエコノミーサービスを利用して接続した場合、
通信ができなくなることがある不具合を修正しました。
・RAS設定をしたWindowsNTサーバへ128K(MP)で発信を行っても、1B(64K)しか接続でき
ない不具合を修正しました。
・回線番号や識別着信番号を登録する場合、サブアドレスのみを設定・登録しても"OK"
と表示される不具合を修正しました。
(注)サブアドレスのみの設定・登録はできません。
・Apple Remote Access(ARA)3.0同士で128K(MP)接続した場合、設定より短い時間で切
断されてしまう不具合を修正しました。
・PIAFSでコールバック接続を行った場合に、接続されないことがある不具合を修正し
ました。
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●設定/ログ関連
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・クイック設定-専用線接続でOCN用にグローバルアドレスの設定を行った場合、IP設定
のローカルアクセスサーバ機能がプライベートアドレスのままONになっている不具合
を修正しました。
・DHCPのIPアドレス割り当てが不正な値でも設定できてしまう不具合を修正しました。
・IP設定のオプション欄でip filterの送信先アドレスにネットワークアドレスを設定
した場合、エラーとなる不具合を修正しました。
・IP設定のオプション欄でip natの設定をした場合、プロトコルを省略するとプライ
ベートアドレスの後ろに"gre"が自動的に追加されてしまう不具合を修正しました。
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●ルータ関連
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・BACPありで発信した場合、正しく通信できなくなることがある不具合を修正しまし
た。
・スループットBODで着信した場合、1チャネル切断してしまう不具合を修正しました。
(注)着信の場合は、スループットBODによるチャネルの増減は行いません。
・BOOTPでIPアドレスを取得した場合、リース時間が非常に短くなる不具合を修正しま
した。
・BOOTPでIPアドレスを取得した場合、その後DHCPでそのIPアドレスを再取得できない
不具合を修正しました。
・DHCPでIPアドレスの取得ができないことがある不具合を修正しました。
・FTP通信を行っている場合、途中で通信が途絶えることがある不具合を修正しまし
た。
・着信側を1Bのみ着信許可に設定した場合、2B(MP+BACP)で発信すると1Bも接続しない
不具合を修正しました。
・MPで接続中にB1を切断しその後別の相手から着信した場合、既に接続している相手先
と同じIPアドレスを割り当ててしまう不具合を修正しました。
・発信側がPAP認証でコールバック要求をした場合、コールバックが失敗することがあ
る不具合を修正しました。
・AutoDNSを使用している場合、長期連続使用するとMN128-Rがハングアップしてしまう
ことがある不具合を修正しました。
・PPTPのLAN型接続の場合、IP経路情報が正しくなくなることがある不具合を修正しま
した。
・DHCPの設定を変更する場合、開始IPアドレスの個数が256より大きい値でも設定でき
る不具合を修正しました。
(注)開始IPアドレスの設定可能な個数は256個までです。
・DHCPの設定を変更した場合、ローカルアクセスサーバ機能の設定が自動的にONになる
不具合を修正しました。
・複数ユーザからの着信を頻繁に繰り返した場合、同時に1つのユーザからしかアクセ
スできなくなることがある不具合を修正しました。
・WWWブラウザから設定ページを開く場合、URLに名前を使用してアクセスするとIPアド
レスを使用した場合より応答が遅くなることがある不具合を修正しました。
・クライアントからPIAFSで接続した場合、名前を使用してアクセスできないことがあ
る不具合を修正しました。
・Destinationアドレスが" 0.0.0.0"のパケットを受信する場合、フィルタのSourceア
ドレスの条件だけで合致と見なしてしまう不具合を修正しました。
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1.00から1.10への変更点
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【仕様変更/追加】
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●TA関連
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・ドイツRVS社が開発したソフトウェア「RVS-COM」に対応しました。
詳しくは後述の「【TA機能】RVS-COMを使用するには」をご覧ください。
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●ルータ関連
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・デバッグ情報、接続/切断ログ情報やフィルタによって破棄したパケットの情報など
を、SYSLOGサーバ機能に対応しているパソコンに転送して、ファイルとして一括管理
できるようになりました。
詳しくは後述の「【ルータ機能】SYSLOGサーバ機能に対応しているパソコンで修理履
歴を管理するには」をご覧ください。
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【不具合修正】
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●設定/ログ関連
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・送信パスワードの最初の文字が「?」の場合に設定できない不具合を修正しました。
(注)パスワードが「?」1文字の場合は設定できません。
・電話帳の#0の設定が「コールバック不許可」になっている場合、#1以降の「コールバ
ック許可」の設定が有効にならない不具合を修正しました。
・本体のパスワードを設定する場合、最初の入力欄と再入力欄に違うパスワードを入力
すると意図しないパスワードが設定されることがある不具合を修正しました。
・「IP設定」でデフォルト値のIPアドレス"192.168.0.1"に戻した場合に、LAN側から応
答しない不具合を修正しました。
・ブラウザを使用して「IP設定」に"ip natdns on"を設定した場合、再度設定を読み込
むと設定が消えてしまう不具合を修正しました。
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●ルータ関連
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・回線接続中のLAS接続により、回線が切断されてしまう不具合を修正しました。
・LAS接続・切断を繰り返すとLAS接続が失敗する不具合を修正しました。
・PIAFS通信で電波が弱い場合、動作が不安定になる場合がありましたので修正しまし
た。
・コールバック着信の場合、着信時の認証プロトコルをPAPに指定してもCHAPを要求す
る不具合を修正しました。
・CBCPコールバックで2B(MP+BACP)で接続して切断した場合でも料金が「10円」と表示
される不具合を修正しました。
・MP+BACP通信で2B目のBOD接続を行う場合、着信側で自局番号に不完全な番号(例えば
"0*sub"など)を登録していると接続できない不具合を修正しました。
・LAN側にDNSサーバが存在する環境でAutoNATを使用しているとき、WAN側からのDNS逆
引き要求の応答をアドレス変換(NAT変換)しない不具合を修正しました。
・LAN側のDNSサーバがエラー応答を返す場合、AutoDNSの自動発信が効かない不具合を
修正しました。
・ICMP Redirectに対応するように修正しました。
・ユーザIDが設定されていない場合、着信ができない不具合を修正しました。
・起動時に自動送信される時刻取得のブロードキャストが、ブロードキャストの設定に
関わらず"255.255.255.255"になる不具合を修正しました。
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【TA機能】RVS-COMを使用するには
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RVS-COMは、さまざまなコミュニケーション機能を持つ高性能統合ソフトウェアです。
MN128-RのDTEポートに接続したパソコンにRVS-COMをインストールすると、FAXモデムがな
くても、パソコンから直接FAXのデータを送受信することができます。
※RVS-COMの使用方法については、RVS-COMのマニュアルを参照してください。
※RVS-COMを使用できるのは、DTEポートにつないだパソコンだけです。
※RVS-COMはWindows95およびWindowsNT4.0に対応しています。Macintoshでは使用できま
せん。
※MN128-Rでは、RVS-COMの「TA FAX」「リモートコントロール」「ファイル転送」「テレ
フォニー」の機能について動作を確認しています。
※MN128-Rには、RVS-COMは付属していません。別途ご用意ください。
●RVS-COMについてのお問い合わせ先
RVS-COMの入手方法やサポート情報などについては、メガソフト株式会社までお問い合
わせください。
TEL.06-386-2072 FAX.06-386-2123
<注意>・DTEポートをデータ通信などで使っているときは、FAXを送受信できません。
・RVS-COMが起動しているときは、RVS-COMで使用中のCOMポートを、他の通信ソ
フトウェアで使うことができません。他の通信ソフトウェアで同じCOMポート
を使うときは、RVS-COMを終了させてください。
・RVS-COMを使って通信しているときは、設定ページからの設定はできません。
設定するときは、RVS-COMを終了させてください。
(使用例)
■パソコンからFAXを送信するには
1.RVS-COMを起動します。
2.送信する文書のファイルを用意し、通常の印刷と同じ操作をします。
このとき、プリンタは「RVS-COM」を選択しておきます。
3.ダイアログが表示されます。相手先の電話番号などを入力し、送信します。
■パソコンでFAXを受信するには
RVS-COMを起動し、FAXを受信できる状態にしておくと、DTEポートのパソコンでFAXを受
信できます。
その他、使用方法の詳細についてはメガソフト株式会社までお問い合わせください。
RVS-COM開発元:ドイツRVS Datentechnik GmbH
RVS-COM発売元:メガソフト株式会社
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【ルータ機能】SYSLOGサーバ機能に対応しているパソコンで履歴を管理するには
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デバッグ情報、接続/切断ログ情報やフィルタリング情報(本製品に設定しているフィル
タで破棄されたパケットの情報)をSYSLOGサーバ機能に対応しているパソコンに転送し
て、ファイルとして一括管理できます。
※SYSLOGサーバ機能に対応しているパソコンについては、その管理者に相談してくださ
い。
たとえば、syslogd(SYSLOGデーモン)の動作をしているUNIXマシンで、syslogdの設定
(/etc/syslog.confなど)を、MN128-Rの設定に合わせて編集し、SYSLOGサーバとして
使用します。
SYSLOGサーバ機能に対応しているパソコンを利用する場合、設定ページの[IP設定]画面
で以下の項目を設定してください。
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●IP設定
○SYSLOG機能
SYSLOGサーバ機能に対応しているパソコンで出力する内容を選択します。複数選択でき
ます。
・DEBUG
ISDNやPPPなど各種デバッグ情報を出力します。
・INFO
接続/切断ログ情報を出力します。
・NOTICE
パケットフィルタリングで破棄されたパケットの内容を出力します。
○SYSLOGホストアドレス
SYSLOGサーバ機能に対応しているパソコンのIPアドレスを設定します。
設定したパソコンに、接続/切断ログ情報、デバッグ情報やフィルタリング情報を転送
して、ファイルとして一括管理できます。
※ドットノーテーション(XXX.XXX.XXX.XXXの形式)で入力します。
○SYSLOGファシリティ
使用するSYSLOGサーバ機能のファシリティを設定します(0~23の値を設定してくださ
い)。通常は1(user)を使用します。