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DOS/V Power Report 2000 March
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RESSER14
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resser14.lzh
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RESSER14.TXT
< prev
Wrap
Text File
|
1999-09-11
|
13KB
|
340 lines
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□ □
□ メールRes(返信)書き用AI自動編集 Re:sser Ver1.4 □
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□ 取扱説明書 □
□ □
□ 1998,1999 Copyright(c) 森野熊三 All rights reserved. □
□ □
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【概要】
このソフトは、メールのやりとりを頻繁にされる方に便利な、返信
メール用自動編集ソフトです。 文書の内容を解析して、返信が書き
やすいように、自動的に文書を整形してくれます。
機能は自分で選択できます。 例えば「>」を付けないようにすれば
メールだけでなく、一般的なテキストファイルの整形にも便利です。
例えば、ホームページの文字をまるごとカット&ペーストでエディタ
に持ってくると、たいていグチャグチャになってしまいます。 そん
な時このソフトを使えば、自動的に綺麗に整形してくれます。
【代表的(最も簡単)な使い方】
1.メールソフトで、引用したい部分をクリップボードにコピー。
2.Re:sserを開き「実行&保存&閉じる」を押します。
3.メールソフトで、返信本文に「貼り付け」します。
たったこれだけで、綺麗な返信用の文書を書けるわけです。
【メール以外にも簡単に活用】
デスクトップにRe:sserのアイコン(「Resser.exeへのショ
ートカット」)とメモ帳などで書いた「無題.TXT」があるとします。
1.「無題.TXT」をRe:sserにドラッグ&ドロップします。
2.「実行&保存&閉じる」を押します。
3.デスクトップに自動編集された「Res_out.txt」が出来ます。
テキストの桁数を揃えたり、無用な空白を取り除いたり、日付を自動
的に入れるなど、テキストを綺麗にするのに役に立ちます。
【特長】
1.見出しやタイトル以外の、文字のある行にだけ「>」を自動付加
2.システムが勝手に改行を入れてグチャグチャにされたものも修復
3.「>」の深さを変えることなく、1行の桁数を自由に決められる
4.「>」の深さに応じて書き出しの位置を自動的に統一してくれる
5.「>」の深さが変わると自動的に段落を付けてくれる
6.シグネチャ(差出人のメモ)を付け加えることが出来る
7.日付を自動で付け加えることが出来る
8.ドラッグ&ドロップでファイルを1発自動編集
9.クリップボード内の文書も1発自動編集
【百聞は一見にしかず】
《これが、こうなる》
>> 変なところで改行して行の長さがち
>>ぐはぐになってしまった場合。
> システムの都合で、ある桁で、勝手に改行を
入れら
>れて読みにくくなる。よくあることで、これじゃR
esも
>まともに書けない書けないという場合。
ここまでが過去の発言の履歴。この先頭にも「>」を
付けて、次の行から書き始めたい。
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《これが、こうなる》
>>> 変なところで改行して行の長さがちぐはぐになってし
>>> まった場合。
>> システムの都合で、ある桁で、勝手に改行を入れられ
>> て読みにくくなる。よくあることで、これじゃResも
>> まともに書けない書けないという場合。
> ここまでが過去の発言の履歴。この先頭にも「>」を
> 付けて、次の行から書き始めたい。
★見どころ★
Res行の自動判定
「《」で始まる行は、タイトルと見なして、自動編集をしません。
その他の行は「>」が1つ増えています。
桁数が揃っている
長さがちぐはぐであっても 「>」の数を数えて発言者を判断して、
1行の桁数を揃えてくれます。
崩れが直っている
システムに勝手に入れられた改行で、次の行に回り込んでしまった
文字も、きれいに修復されています。
書き出しが一定
「>」の数に関係なく、書きだしが一定の位置で、発言者が変わると
段落も自動的に付いています。 しかも、Resを書きやすいよう
に、書きだし位置は全角単位に合っています。
これらの動作は自分で好きなように変えることも出来ます。
【動作環境】
MS-Windows95/98が動くパソコン
確認機種
PC-9821V166 Windows95 OSR2
自作DOS/Vパソコン Windows98 製品版
その他、数多くのパソコンで動作を確認しています。
【インストール】
適当なところにフォルダを作り、この本パッケージに含まれる、全
てのファイルをコピーして下さい。 ドラッグ&ドロップ操作の為に
デスクトップにショートカットを作っておくと便利です。 エクスプ
ローラで、デスクトップに[RESSER.EXE]のレッサーバンダのアイコン
をドラッグすれば、自動的にショートカットが出来るはずです。
さらに 「C:\WINDOWS\スタートメニュー」というフォルダに、ショートカッ
トをコピーしておくと、スタートボタンを押すと、メニューに現れる
ようになります。 メールソフトからクリップボード経由で使われる
方は、この方が便利でしょう。(私は両方ともやっています)
【アンインストール】
本ソフトはレジストリ等、システムは一切いじっていません。 本
ソフトをコピーしたフォルダ(及びショートカットアイコン)を削除
すれば跡形もなく消え去ります。
【詳しい使い方】
《起動編》
このソフトには2種類の起動の仕方があります。
1) RESSER.EXE (またはショートカット)のアイコンに整形したい
[*.TXT] ファイルをドラッグ&ドロップする
2) RESSER.EXE (またはショートカット)を、ダブルクリックして
あるいは上記の作業をしてスタートメニューから立ち上げる
立ち上げ後、ドラッグ&ドロップされたファイルか、クリップボー
ドに文章がコピーされている場合は、それが自動的に使われます。
『ファイルを開く』ボタンを押して指定することもできます。
《お好み設定編》
必要なら編集項目の有無を指定してください。
1)「>」を追加する
過去の発言に引用マークを追加します。 文字のない行や、
後述する見出し先頭文字で始まる行には追加しません。
2) 自動段落を使う
発言者が変わったところ(「>」 の数が変わったところ)で
段落を付けます。
3) 行頭1文字空ける
自分の文章を全角空白で字下げ出来るように、書きだし位置
を半角ずらすためのものです。 指定されたテキストを解析し
て、自動的に設定されます。 自分で決めたい場合はチェック
を操作して下さい。 チェックすると「>」の後、文字の前に、
半角の空白が入ります。
4) 回り込みの解除
システムに改行を勝手に入れられて、テキストが乱れたとき
には、ここをチェックして修復します。
■注意 回り込みの解除は、回り込みが起きた桁数以上の行が
あってはなりません。 例えば70桁で自動的に改行が入っ
ているテキストに、74桁の行を自分で付加した場合には動
作しなくなります。 これは、異常な回り込みを最大桁数で
チェックしている為です。
5) シグネチャ(1または2)を付ける
文末に差出人の情報を付加します。 シグネチャの内容は、「シ
グネチャの編集」ボタンを押してお好みの自分用のものを入力
して下さい。
シグネチャは2つのものを作っておいて、どちらを使うか選べ
ます。 この選択も「シグネチャの編集」ボタンを押し、現れ
たシグネチャ編集ウィンドウで行うことが出来ます。
6) 日付の自動挿入
文末に自動編集した日の日付を付加します。 日付行の書き
だし位置は、「空白揃(そろえ)」の場合、シグネチャの「最
も字下げされた行」に合わせられます。 日付を左端にしたい
場合は、シグネチャを「#」などの文字で枠のように囲んで下
さい。
逆に「行末揃」にしたときは、シグネチャの右端に合うよう
に位置決めされます。 シグネチャを右詰めで書きたい場合は
こちらを使うと良いでしょう。
7) 改行の位置
1行の桁(文字)数が指定出来ます。 例えば61にすると、
半角で61桁目に改行が来ます。 改行位置を20桁未満に指定
すると、この自動編集を行わなくなります。 箇条書きのテキ
ストなど、次の行から文字を詰められては困る場合には、20
未満にして下さい。 なお、指定桁に全角文字が半分かかった
場合には全角文字を活かして指定より半角1桁長くなります。
8) 見出し部の先頭文字
その文字で始まる行は編集されなくなります。 例えばReで
始まるタイトル行や、【】で囲んだ見出し行は 「>」は付いて
欲しくないので「Re」と「【」を指定しておきます。
■注意 この見出し先頭文字の入力欄には、必ず全角1文字か
半角2文字で指定してください。
これらの設定はResserをインストールしたフォルダに[RESSER.CFG]
というファイル名で自動的に保存されます。
《結果の保存編》
出力先として3種類から選ぶことが出来ます。
1) 固定(Res_out.txt)
もとのテキストがあったフォルダに、固定のファイル名で書
き込まれます。 例えば、デスクトップの「無題.txt」をドラ
ッグ&ドロップでResserのアイコンに持ってきた時は、デスク
トップに「Res_out.txt」 が出力されます。
2) 上書き保存する
もとのテキストに自動編集結果を上書き保存します。 変更
されては困るファイルには「固定」をお使い下さい。
3) クリップボードに保存
ファイルではなくクリップボードに編集結果を格納します。
メールソフトで返信文章として貼り付けるときに使います。
特殊なケースについて
クリップボードの文章を「固定」で保存するとResserのフォルダ
に、「Res_out.txt」というファイル名で保存されます。
クリップボードの文章を「上書き保存」するとResserのフォルダ
に、「Resser.dmy」というファイル名で保存されます。
■注意 どの場合も、「実行&保存&閉じる」を押すと、確認表示
なしで即座に書き込まれます。 十分にご注意ください。
「実行&保存&閉じる」を押す前に「お試し確認表示」で、仕上
がりを確認することをお勧めします。 ウィンドウが開いて自動編
集結果を見せてくれます。 確認ウィンドウを閉じるには、右上の
「X」ボタンを押して下さい。 閉じずに再度設定を変えて「お試
し確認表示」ボタンを押し、仕上がりを確認することも出来ます。
「実行&保存&閉じる」を押すと自動編集が行われ、指定された
保存先に文書を保存して、Re:sserは自動的に終了します。
【使いこなしワンポイント】
クリップボード経由で編集される場合、たいていのメールソフトは
Ctrl+Aで全体が選択され、Ctrl+Cでコピーできるようです。 ですか
ら、メールを読んだ後、Ctrl+A、Ctrl+Cと押せば、クリップボードに
全体をコピーすることが出来ます。
また、ファイルを介する場合には、もっと高度なことも出来ます。
例えば、送られてきたメールが長かったとき、文章の途中にResを
挟みたくなることがあります。 そんなときは、Re:sserを使
えば、綺麗に文章を分けてResを書くことが出来ます。
《例:原文》
ある話題で盛り上がってしまって、文章が長いとき、途中
でちょっと区切りたいことがあります。 例えば、ふと思
いついたことを話の間に挟んでいるときなどは、その部分
を区切りたくなりますよね。
《区切る》
ある話題で盛り上がってしまって、文章が長いとき、途中
でちょっと区切りたいことがあります。
例えば、ふと思
いついたことを話の間に挟んでいるときなどは、その部分
を区切りたくなりますよね。
《自動編集後》
> ある話題で盛り上がってしまって、文章が長いとき、
> 途中でちょっと区切りたいことがあります。
> 例えば、ふと思いついたことを話の間に挟んでいると
> きなどは、その部分を区切りたくなりますよね。
こんな感じで、自分がResを入れたいところに、あらかじめ改行を
入れておくと、改行を入れたときは行の長さがちぐはぐになっても、
自動編集で綺麗になりますので、書く方も見る方も楽になります。
改行を入れるときは、上のように必ず「1行空ける」ことに注意して
ください。 もし空いていないと、同じ人の発言と見なされて、再び
結合されてしまいます。 この使い方は、メールのResだけでなく
「>」の付加を止めればいろいろなテキストに応用できます。 実際
にいろいろ使って試してみて下さい。
【同梱ファイルの説明】
このパッケージには、以下の4つファイルが含まれています。
RESSER .EXE Re:sserのソフト本体
RESSER .CFG 設定を保存するファイル
RESSER .SGN シグネチャ1を保存するテキストファイル
RESSER .SG2 シグネチャ2を保存するテキストファイル
RESSER14.TXT このファイル
【変更履歴】
1.00 最初のバージョン。 「>」付加専用
1.01 書きだし位置を揃える機能を付加
1.02 見出し文字の設定を入れる
1.10 Pre View機能を搭載、改行の位置指定を出来るようにした
1.11 ファイル名表示など、細かな修正
1.20 シグネチャ編集&追加機能を搭載
1.21 日付の付加機能を搭載
1.22 細かな修正、かわいいアイコン作成
1.23 Pre Viewのフォントを見やすいものに変更
1.24 操作パネルの配置の修正
1.25 設定を保存するようにした
1.26 取り説作成、一般リリース
1.27 シグネチャ編集時のフォントを非プロポーショナルに変更
1.28 日付行の書きだし位置と、行頭空白を自動設定にした
1.29 シグネチャなしで日付だけ付けた場合の不具合修正
1.30 日付の右詰め設定を付けた
1.31 シグネチャを2つ設定できるようにした
1.32 必要なファイルが存在しなかった際の例外修正
1.40 クリップボード経由で編集できるようにした
1.41 操作画面(パネル)のデザイン小変更
【権利と責任範囲について】
本ソフトの著作権は森野熊三にあります。 全ての方に、料金を支
払うことなく本ソフトを使用する権利を認めます。 ただし著作者に
無断で商目的のコピー、BBSへの転送、雑誌への投稿を行うことは
禁止します。
また、本ソフトを使用して不利益、損害を被った場合には、いかな
る場合にも著作者、及びこのソフトの入手先の機関は一切責任は負い
ません。 十分にご了承の上ご使用ください。
森野熊三 Nifty-Serve ID:CQA01007 1999年9月
P.S. レッサーパンダは本当はLesserです。 Re:sserでアイコンにパ
ンダを使っているのは日本語的なダシャレですので、お間違え
無いように(^^)