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DOS/V Power Report 2000 April
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VPR0004B.BIN
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POWERDVD
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Readme.txt
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1999-08-16
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28KB
|
388 lines
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
PowerDVD 2.0
(c) Copyright 1999 CyberLink Corp.
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
CyberLink PowerDVDへようこそ! PowerDVDは、DVDコンテンツをパソコン上で再生するプレーヤーソフトです。サウンド機能とDVDドライブを搭載したパソコンがあれば、専用ボードは不要です。
このファイルにはPowerDVDについてマニュアルに記載できなかった最新情報が記載されています。PowerDVDをご使用になる前にこのファイルをお読みください。また、お使いのパソコンでベストの画質・音質を得るためには、「再生性能と品質について」の項目を参照してください。
以下の情報はREADMEファイルに新しく追加された内容です:
- バージョン2.0からの新機能
- PowerDEV及びMicrosoft Directshowに関する注意
- Intel 810/752モーションコンペンセーション対応
- 4つのスピーカー機能を持つサウンドデバイスについて
- S/PDIF機能を持つサウンドデバイスについて
READMEファイルには以下の情報も含まれています:
- バージョン1.6からの新機能
- ATI RAGEPRO/RAGEPRO LT/RAGE128モーションコンペンセーション対応
- 16:9タイトルのためのパンスキャン/レターボックス再生
- 4/6スピーカー出力対応(小売バージョンのみ/OEMオプション)
- オプション"側面率維持"について
- バージョン1.5からの機能
- Intel Pentium III拡張命令とAMD 3DNOW! のサポートについて
- S/PDIF マルチチャンネルサウンド出力について
- ビデオ画面の明るさ調整機能について
- ASPIインタフェースについて
- A3D 3Dサラウンドサウンドについて
- スクリーンセーバーと省電力設定について
- VERSION 1.3から継承している新機能
- AMD製CPU用SUPER 7 マザーボードへの対応
- ビデオ画面のキャプチャー機能について
- 新SIS6326改訂バージョンチップへの対応
- 再生性能と品質について
- ディスプレイカードについて
- サウンドカードについて
- DVD-ROM/RAMドライブとの互換性について
- 今後の最新情報・お知らせについて
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VERSION 2.0からの新機能
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
・Microsoft DirectShowとの互換性
・Intel 810/752 Motion Compensation(動画補償)インターフェース対応
・4つのスピーカー出力を提供するオーディオデバイスに対応
サウンドチップ
- Yamaha YMF744
サウンドカード:
- Creative SBLive!
- Creative SBLive! Value
- Creative PCI128
- Creative PCI64
・S/PDIF出力を提供するオーディオデバイスに対応
サウンドチップ
- Yamaha YMF724
- Yamaha YMF744
- Cirrus Crystal6424
サウンドカード:
- Creative SBLive!
・更に改善されたディインターレース/ボビングアルゴリズム
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PowerDVD及びMicrosoft DirectShowについて
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* PowerDVDはMicrosoft DirectShowに対応しています。相互性のあるDVDタイトルやゲームならば、PowerDVD DirectShowを利用してタイトルやゲーム内の高解像度のMPEGビデオクリップをデコードすることができます。これらのフィルターが正しく作動するには、DirectX Media 6.0 Runtime以上がインストールされている必要があります。
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INTEL 810/75O Motion Compensation(動画補償)対応
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* Intel 752はIntel 740の改善版であり、更に優れたビデオ機能を持つほか、MPEG動画補償エンジンやYV12形式などの様々なビデオ形式に対応しています。Intel 810はIntel 752ベースのディスプレイチップを含む統合チップセットであり、同じく動画補償回路やYV12形式に対応しています。PowerDVDはIntel 810/752動画補償ハードウェアファミリーを全てサポートしています。
* 構造上の限度により、Intel 810/752が検出され、"ビデオアクセレレーション使用"オプションがチェックされて動画補償エンジンが起動している場合は、以下の機能が作動しません。
- ビデオの明るさコントロール
- ビデオフレームキャプチャー
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4つのスピーカー機能を持つサウンドデバイス
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* この機能は小売バージョンのみ、及びOEMオプショナルで使用することができます。アップグレード及び購入に関しては、CyberLinkWebサイトをご覧ください。
http://ww.cyberlink.com.tw
* YAMAHA YMF744:PowerDVDはYAMAHA YMF744サウンドチップの4つのスピーカー出力機能に対応しています。但し、サウンドカード製造元によってはYAMAHA YMF744ベースのカードが2つのスピーカーを接続するためのステレオジャックしか提供できない場合があります。裏面の出力やサラウンド出力ジャックが外部スピーカー接続用に提供されている場合は、ご利用のサウンドカードマニュアルをご覧ください。
現在、YMF744の4つのスピーカーモードは"DirectSound使用"オプションがチェックされていない時にのみ使用することができます。このオプションはPowerDVD設定ボタンをクリックし、"DVD再生・・・"を選択すると変更することができます。
また、最新のドライバを使用することをお勧めします。最新のドライバの入手方法やについてはサウンドカードのマニュアルをご覧になるか、またはYAMAHAサイトへアクセスください。
http://www.yamaha.com
* Creativeサウンドカードファミリー:PowerDVDは以下のCreativeサウンドカードの4つのスピーカー出力機能に対応しています。
- Creative SBLive!
- Creative SBLive! Value
- Creative PCI128
- Creative PCI64
その他のカードについては、PowerDVDの"DirectSound使用"オプションがチェックされている時のみ、4つのスピーカー機能を使用することができます。
このオプションはPowerDVD設定ボタンをクリックし、"DVD再生・・・"を選択すると変更することができます。
SBLive!ファミリーでこの機能を使用するには、Live!Wareバージョン2.0以上が必要となります。また、PCI64及びPCI128については、最新のドライバをお使いになることを強く推薦します。詳しくはSoundBlasterサイトをご覧ください。
http://www.soundblaster.com
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S/PDIF機能を持つサウンドデバイスについて
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* PowerDVDは、以下の新たに互換性を持つサウンドデバイスと共にS/PDIFを通してドルビーデジタル出力を行なうことができます。
サウンドチップ
- Yamaha YMF724
- Yamaha YMF744
- Cirrus Crystal 4624
サウンドカード
- Creative SBLive!
製造元によっては、以上のサウンドチップがオーディオコントローラに使用されているにも関わらず、サウンドカードが実際のS/PDIFコネクタを持たない場合があります。実際の製品仕様については、サウンドカードのマニュアルをご覧ください。
SBLive!とは異なり、SBLive! ValueはS/PDIF出力コネクタを含むデジタルI/Oカードを持ちません。
S/PDIFデバイスの設定方法について、詳しくはこのREADMEファイル内の"S/PDIF5.1チャンネルドルビーデジタル出力"の項目をご覧ください。
PowerDVDがS/PDIF機能と共に正しく作動するためには、最新のドライバをお使いになることを強く推薦します。
http://www.yamaha.com
http://www.crystal.com
http://www.shoundblaster.com
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ハードウェアによるDVD再生支援機能について
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バージョン1.5から、S3社の最新グラフィックアクセラレータチップ「Savage3D」の持つDVD再生支援機能をサポートしています。具体的には、同チップのVideo Engine Unit(VEU)のアルファブレンディング、およびMPEG-2 Acceleration Unit (MAU)のMotion
Compensation(動画補償)機能、さらにHardware Deinterlacing Unit(HDU)のBob/Weave支援機能をサポートしています。これらにより、同チップ搭載の環境において、大幅な再生性能の向上が図られました。
また、バージョン1.6から、ATIのRagePro、RagePro LTのMotion Compensation(動画補償)に対応しました。なお、Windows95やWindows 98の標準ドライバはMCに対応していないため、MCを利用するには、そのグラフィックカードに付属していたドライバか、ATIのWebサイトから最新のドライバを入手して使用してください。
ATI Technology社のホームページ: http://www.atitech.com
MC(動画補償)機能と明るさ調整機能や静止画キャプチャなどの機能は、アーキテクチャー上の制限により、同時には使用できないことがあります。これらの同時使用は、各グラフィックカードメーカーの提供するドライバーをアップデートすることによって実現する場合もあります。
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パンスキャン機能について
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パンスキャンとは - 映画館やワイドテレビ向けのコンテンツは、パソコンのモニターとは縦横比が異なるため、全てを表示しようとすると、横幅は一杯でも、絵の上下が黒帯表示となり、ずいぶん小さい画像になってしまいます。そこで、今回の新バージョンのPowerDVDで、PanScanのオプションを搭載。横長の絵のうち、たて方向は一杯に、そして左右をカットしてフル画面表示を実現します。さらに、映画などで重要な被写体がいつも画面の中央にいるとは限らないため、パンスキャンモードで再生中はいつでもマウス操作で左右にスクロールできるようにし、とにかく大きな表示で鑑賞したい、というユーザーの要望に応えました。パンスキャン機能を利用するには、フル画面再生中に、マウスの右クリックで表れる「エクスプレスメニュー」から、パンスキャンを選択してオンにします。これで、ワイド画面の中央部が拡大された表示になります。表示部を左右にスクロールするには、マウスの左ボタンを押さえた状態で(このときカーソルの形が手のひらになります)、マウスを左右に動かして下さい。
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4スピーカ、5スピーカシステムへの対応について
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S/PDIF マルチチャンネルサウンド出力(EV1938規格)に加え、バージョン1.6から、新たに以下のメーカーのチップを搭載したサウンドカードからのマルチスピーカ出力をサポートしました。それらのサウンド・カードを利用する場合のみ、PowerDVDの環境設定画面でこの機能が選択可能となります。
また、4スピーカ、6スピーカ・モードを利用するには、Use DirectSoundオプションはオフにしてください。
現在サポートしているオーディオ・チップは以下の通りです。(今後順次追加予定です)
・S/PDIF出力対応:
- Creative ES1373
- Creative EV1938
・マルチスピーカ出力対応:
- CMEDIA CMI8338
- Fortemedia 801A
- FIC Golden Melody Hi-Five
* C-MEDIA社からは、CM8338-026DおよびCMI-8338-031Cという二つのチップがリリースされています。PowerDVDでマルチスピーカ出力をさせるには、CM8338-026D用にドライバ4.05.1050(Ver150)、CMI-8338-031C用にドライバ4.05.1048(Ver148)以降が必要となります。ドライバのアップデートにつきましては、サウンドカードのベンダーまたは製造元へお問い合わせください。または、下のWebサイトからも最新バージョンのドライバをダウンロードすることができます。
http://www.cmedia.com/.tw/8338/38w9x155.htm
* Fortemedia 801AとPowerDVDでマルチスピーカ出力をさせるには、4.05.00.3202(バージョン 202)以降のドライバが必要となります。これ以前のバージョンでは、ボリュームコントロールに不具合が生じることがあります。ドライバのアップデートにつきましては、サウンドカードのベンダーまたは製造元へお問い合わせください。または、下のWebサイトからも最新バージョンのドライバをダウンロードすることができます。
http://www.fortemedia.com/support/driver.htm
・ドライバのバージョンにより、コントロール・パネル内にAudio Output Optionが用意され、サポートされるスピーカー数を指定することができます。この場合オーディオ・カードとスピーカー・システムがサポートする数値に合わせてオプションを設定してください。その設定は、たとえば以下のようになります。
例-1)4スピーカーをサポートするオーディオ・カードに、2つのスピーカーを接続している場合には、「2スピーカー」として設定してください。このドライバ・オプションの設定により、PowerDVDのオプション画面では、「2スピーカー」のみが表示されるようになります。
例-2)6スピーカーをサポートするオーディオ・カードに、6つのスピーカーを接続し
ている場合には、「6スピーカー」として設定してください。DVDタイトルがDolby
Digital 5.1 Channel/サウンド・トラック対応である場合には、PowerDVDのオプション
画面で、2/4/6スピーカーのいずれかを選択できるようになります。
* FIC Golden Melody Hi-FiveとPowerDVDでのマルチスピーカ出力は、現在のところハードウェア上の制約により、2スピーカ、4スピーカ・システムまでとなります。また、ドライバは4.05.00.0667(Version 667)以降のものが必要となります。これ以前のバージョンでは、ボリューム・コントロールに不具合が生じることがあります。ドライバのアップデートにつきましては、サウンドカードのベンダーまたは製造元へお問い合わせください。または、下のWebサイトからも最新バージョンのドライバをダウンロードすることができます。
http://www.nfic.com.tw/m2cb/driverup.htm#sound
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VERSION 1.5からの機能
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・再生エンジンのチューンアップにより、6~10%のパフォーマンスアップが図られました。これは、従来コマ落ちなどが発生していた環境においては、秒間約2~3コマの再生性能の向上となります。
・Intel Pentium IIIプロセッサの新拡張命令「Streaming SIMD Extention」をサポート。Pentium III搭載のパソコンでの再生性能が向上しました。
・AMDのCPUに搭載されている「3DNow!」命令をサポート。K6-2およびK6-3プロセッサにおいて、再生性能が向上しました。
・S3社の最新グラフィックアクセラレータチップ「Savage3D」の持つMotion Compensation(動画補償)機能をサポート。同チップ搭載の環境において、大幅な再生性能の向上が図られました。
・IDCTやMotion CompensationなどのハードウェアDVD再生支援機能がオン/オフ可能になりました。
・ビデオ画面の明るさ調整機能を新搭載。もともと劇場用に合わせて暗めの設定になっている洋画などでも、お好みの明るさでお楽しみいただけます。
・S/PDIF マルチチャンネルサウンド出力(EV1938規格)に対応。パソコンでも手軽にシアターサウンドが実現します。
・Incomingなどのゲームで有名な、Aureal社のA3D、ドルビーサラウンド、マイクロソフトDirectSound3Dなどの最新3Dサラウンドサウンド機能を新搭載。お好みに合ったバーチャル3Dサウンドを、通常の2スピーカー環境でもお楽しみいただけます。
・再生画面の右クリックまたは次チャプターボタンの右クリックで、お好きなチャプターにいきなり飛べる、ダイレクトDVDチャプターセレクション機能を新搭載。
・ビデオ表示ウインドウのサイズ変更オプションを追加しました。
・DVDカラオケ機能に対応しました。
・再生中のDVDタイトルおよび現在の再生環境についてのさまざまな参考情報を表示する情報表示ボックスを開発しました。
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Intel Pentium III拡張命令とAMD 3DNOW! のサポートについて
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バージョン1.5から、Intel Pentium IIIの新拡張命令「Streaming SIMD Extention」およびAMDの「3DNow!」命令をサポートしました。これにより、Pentium III、Pentium III
Xeon、K6-2、K6-3などのCPUを搭載したパソコンにおいては、自動的にCPUの種類を認識し、新命令群を使用して再生性能を向上させます。これらのCPUを正しく認識しているかどうかは、「DVD環境設定」ウインドウおよび「技術情報」ボックスで確認することができます。
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S/PDIF マルチチャンネルサウンド出力について
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S/PDIF出力に対応したPowerDVDバージョン1.5では、S/PDIF出力を持ったサウンドカードから、デコードされる前のドルビー5.1サウンドやドルビーデジタルサウンド信号を、外部接続したAC-3デコーダ機器に品質劣化なく送信することができます。これに、たとえばクリエイティブ社のDesktop Theater 5.1などのマルチスピーカーシステムを接続することにより、パソコンでホームシアター環境が実現します。
現在サポートしているサウンドチップは以下の通りです。(今後順次追加予定です)
- Creative ES1373
- Creative EV1938
これらのサウンドチップが認識されない場合は、「PowerDVD環境設定」ウインドウにある、「S/PDIF出力を使用する」のオプションボックスはグレー表示となり、選択できません。
サウンドカードによっては、コンフィギュレーション設定などで、S/PDIF出力をオンに設定しないと信号が出力されないモデルもあります。この場合、S/PDIF出力を使用する際には、PowerDVD側の設定をオンにするとともに、サウンドカード側でもこの設定がオンになっているかを確認してください。
S/PDIF出力ポートと外部デコーダ機器との接続については、それらの機器のマニュアルを参照して正しく接続してください。
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ビデオ画面の明るさ調整機能について
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再生ビデオ画面の明るさ調整機能は、グラフィックカードの持つオーバーレイサーフェスを直接コントロールするので、ご使用のグラフィックカードがオーバーレイサーフェスをサポートしていない場合、あるいはオーバーレイモードが正しく動作していない場合は、明るさ調整機能は働きません。この場合は、オーバーレイモードを正しくインストールするか、モニター側の明るさ調整機能を利用してください。
SiS6326および S3 Savage3D のチップを搭載したグラフィックカードで、Motion Compensation(動画補償)機能などの、ハードウェアによるDVD再生支援機能をオンにしている場合、アーキテクチャー上の制限により、ビデオ画面の明るさ調整機能や静止画キャプチャなどの機能の同時使用ができないことがあります。この現象は、各グラフィックカードメーカーの提供するドライバーをアップデートすることによって解決する場合もあります。
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ASPIインタフェースについて
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ASPI(Advanced SCSI Programmer's Interface)は、もとはアダプテック社がデザインしたSCSI周辺機器用インタフェース用のソフトウェアレイヤーですが、今日ではIDEインタフェースでも利用されており、Windows95や98にも標準で提供されています。 WINASPI.DLL、 WNASPI32.DLL、およびAPIX.VXDという3つのファイルから構成されています。PowerDVDは、リージョン設定の認証やスクランブルされたデータのデコードなどのための交信をDVDドライブとの間で行いますが、この交信はASPIを必ず通るため、ASPIが正しくインストールされていることが、DVDタイトルを正常な再生にとって重要です。
ところが、市場にでているさまざまな周辺機器は、インストール時に自動的にASPIドライバを(ときにはインストールして動作しているものよりも古いバージョンに)書き換える場合があり、それによって、予期せぬ種類やバージョンのASPIに突然入れ替わると、PowerDVDは認証失敗などのエラーを表示することがあります。このケースで表示されるエラーメッセージはいろいろありますが、エラーコードは8090xxxxまたは80axxxxx番台になります。このような場合は、もしアダプテック社のホストアダプタをご使用の場合、同社(http://www.adaptec.comまたはhttp://www.adaptec.co.jp)が供給している新しいバージョンのASPI32.EXEを入手して更新してください。それ以外のアダプタメーカーの場合は、そのメーカーにご相談ください。
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A3D 3Dサラウンドサウンドについて
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PowerDVDバージョン1.5から搭載した、A3D 3Dサラウンドサウンド機能が、ESS社のMaestro-1搭載のサウンドカードで正しく機能しないケースが報告されており、現在原因を確認中です。このタイプのサウンドカードで問題が発生した場合は、ドルビーサラウンドやQsoundなどの、A3D以外のサラウンド機能を選択してください。
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スクリーンセーバーと省電力設定について
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DVDタイトルの再生中は、ユーザーによるキーやマウスの操作などが長時間行われないことが想定されるので、スクリーンセーバーや電源の省電力設定によっては、再生してしばらくするとスクリーンセーバーが起動したり、画面の表示が消えたりすることになります。従ってDVDを鑑賞するときは、これらの機能を切っておくことをお勧めします。
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VERSION 1.3から継承している機能
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* Bob/Weaveモードのサポートによりディスプレイを最適化、日本に多いアニメタイトルやDVD化されたTVドラマの再生品質が大幅に向上しました。
* AMD社のK6-2プロセッサ環境(VIA MVP3およびALI Aladdin 5 チップセット搭載モデルを含むSuper 7マザーボード)との互換性、安定度が向上しました。
* SCSIカードやSCSI DVD-ROMなどSCSIデバイスとの互換性、安定度が向上しました。
* 6326AGP Rev.h0、6326DVD Rev.d2、一般の6326 Rev.c5など、新SiS6326改訂バージョンチップに対応しました。
* ハードウェアに地域設定システムを組み込んだ新世代のドライブ(Phase II DVD-ROM/
RAM)を使用できるように地域設定機能を向上しました。
* ハードウェアに地域設定機能を組み込んでいない従来のドライブに対して、地域設定
機能を修正しました。
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AMD製CPU用SUPER 7 マザーボードへの対応
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* PowerDVD version 1.3は、VIA MVP3およびALI AladdinVチップセット搭載マザーボードで作動することが確認されています。しかし、DVD-ROMのDMAオプションを使用して最高の性能を得るには、バスマスタードライバをインストールする必要があります。インストールするバスマスタードライバはあなたのマザーボードに搭載されているチップセットの種類によって異なります。それぞれのドライバはマザーボード付属のCD-ROMまたはフロッピーディスクに格納されています。Windows95 OSR2およびWindows98はDMA機能対応のDVDドライブをサポートしていますが、VIAおよびALIプラットフォームに対しては完全に安全であるとは保証できませんので、それぞれのドライバをインストールしてください。
* Super 7プラットフォーム上でDVDタイトルを再生するには、SiS6326ディスプレイカードなどのハードウェアを使用しないのであれば、300MHz以上で稼動するK6-2プロセッサが必要です。
最新のバスマスタードライバおよびMVP3またはAladdinVチップセット対応Windows9xパッチは次のWebサイトからダウンロードすることができます。
http://www.via.com.tw
http://www.ali.com.tw
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ビデオ画面のキャプチャー機能について
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* Windows95およびWindows98環境にInternet Explorer 4.x がインストールされていて、ActiveDesktopがアクティブになっている場合、[デスクトップの壁紙としてキャプチャ]オプションを使用してからキャプチャした画像がデスクトップ上に表われるまでに時間がかかることがありますが、正常に作動しています。キャプチャした画像はWindowsディレクトリの下に保存され、[ファイルとして保存]と[クリップボードに転送]オプションも正しく作動します。
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新SIS6326改訂バージョンチップへの対応
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* 一般のSiS6326またはSiS6326DVDをご使用の場合は、MPEG-2ビデオのデコーディング処理を速めるためにPowerDVDが自動的にMPEGアクセラレーションエンジンを使用します。
このアクセラレーションはローカルフレームバッファとハードウェアリソースを使用しますので、場合によってはこのエンジンに合わせて自動的に画面の解像度とスクリーン再生率が変更されます。PowerDVDを終了するとこれらの設定は元に戻されます。
* SiS6326AGP Rev.h0、SiS6326DVD Rev.d2、一般のSiS6326 Rev.c3をご使用の方は、最新のドライバをインストールされるようお勧めします。ドライバのアップデートにつきましては、ディスプレイカードのベンダーまたは製造元へお問い合わせください。または、下のWebサイトからも最新バージョンのドライバおよびBIOSイメージをダウンロードすることができます。
http://www.sis.com.tw
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再生性能と品質について
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* CPUの性能をフルに活かすために、DVD-ROMのDMA転送機能をご使用になるよう強くお勧めします。Windows98とWindows95 OSR2はDMA機能に対応したIDE DVD-ROMとHDDをサポートしています。PowerDVDをインストールすると、この機能を有効にするためにシステムテストプログラムが自動的に起動します。Windows95 OSR2およびWindows98は元々この機能に対応していますので、サードパーティのバスマスタードライバをインストールされることはお勧めしません。ただし、Windows95の比較的初期のバージョンをご使用の方は、サードパーティのバスマスタードライバをインストールする必要があります。
古いバージョンのバスマスタードライブは、DVD-ROMやIDEリムーバブルストレージメディアなど、新しいIDEデバイスに対応していない場合が多いので、ドライバの日付を確認して、DVD-ROMに対応している最新バージョンをインストールするようにしてください。
Windows95のバージョンは[コントロールパネル]の中の[システム]をクリックすると、"4.00.950 x"という形式で表示されます。古いバージョン(リテールバージョン)のWindows95の場合は "4.00.950"または"4.00.950 A"と表示されています。
OSR2をインストールしてある場合であっても、DMAオプションを使用できない場合もあります。これは、OSR2がIntel 440LX、440BX、440EXなど、新しいチップセットを認識しないためにDMA対応のデフォルトドライバがインストールされていないために発生する問題です。CyberLinkシステムテストプログラムの中に含まれている"Intel 82371xB INF Update Installer"というパッチプログラムを起動して、Intelチップセットのパッチを行ってください。その後でシステムを再起動し、Windows95に新しいハードウェアを検出させてください。数回システムを再起動して、CyberLink PowerDVDフォルダにあるシステムテストプログラムがDMAオプションを使用できるようにしてください。
他のベンダーのチップセットにつきましては、マザーボード付属のフロッピーディスクやCD-ROM、あるいはベンダーのWebサイトから正しいパッチプログラムを入手して、それをシステムにインストールしてください。
* ディスプレイカードのDirectDrawドライバが正しくインストールされていることを確認してください。詳しい手順はディスプレイカードの説明書をお読みください。または、最新のMicrosoft DirectX Runtimeをインストールしてこれを使用できるようにしてください。
PowerDVDはあなたのディスプレイカードがサポートし得る最高の再生品質と性能を実現するために、DirectDrawオーバーレイサーフェスを使用します。新しいディスプレイカードはほとんどがこの機能をサポートしています。PowerDVDがどのサーフェスを使用するかは、PowerDVDの画面でハンマーの形をした[設定]ボタンをクリックして、[DVD再生設定]を選択すると、[ディスプレイモード]と[サーフェスタイプ]のフィールドが表示されます。
"DDRAW/オーバーレイ"に設定すると、PowerDVDがオーバーレイサーフェスを検出してこれを使用できるようにします。他の設定を組み合わせると、ソフトウェアがビデオデコーディング処理を実行しなければならないためビデオの再生品質と性能が劣化します。
これはディスプレイカードの性能によるものか、正しいドライバがインストールされていないことが原因と考えられます。
* ほとんどのDVDタイトルの解像度は720x480か704x480ですので、640x480の画面解像度は、DVDビデオを見るには適切ではありません。
* 16:9タイトルを800x600で再生すると、フルスクリーンモードに設定してあってもビデオの縦横比を維持するためにPowerDVDがビデオウインドウの縦の長さを調整します。その結果、ディスプレイカードの中には、ビデオウインドウがオリジナルビデオの縦の長さよりも短いとときはいくつかの走査線を省略するものがありますので、走査線がドロップしてしまう場合があります。この問題を解決するためには、画面の解像度を1024x768に設定してください。このモードでは、PowerDVDがビデオウインドウの縦の長さではなく横の長さを調整します。
16:9タイトルを認識したときはユーザに知らせてPowerDVDが自動的に解像度を切り換えることもできます。さらに、「環境設定」の機能で[PowerDVDの設定]ボタンをクリックし、[詳細設定]を選択することにより、4:3タイトルと16:9タイトルで異なる解像度を指定することも可能です。この自動切り換え機能はSiS6326ベースのディスプレイカードでは使用できませんのでご注意ください。詳細は「ディスプレイカードについて」の項をお読みください。
* ディスプレイカードによっては、解像度切り換え機能を使用するとシステムがクラッシュしたり、正しく作動しなくなったりすることがあります。そのような機種の場合は[PowerDVDの設定]の[詳細設定]において、自動切り替えをしない設定にしておいてください。
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ディスプレイカードについて
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* NVidiaのRivaTNTカードで、ドライバのバージョン 4.10.01.0048 の場合、DVDタイトルの再生中にマウスのカーソル表示に問題が出るケースが報告されています。この場合は、ドライバを 4.10.01.0107 以降に更新してください。
* MatroxのMystique G200 シリーズの場合は、ドライバのインストールは、MatroxのCDに入っている"MGASETUP.EXE" プログラムから実行してください。それ以外の方法(INF
ファイルからなど)でインストールすると、Macrovision APIが機能しないためPowerDVDの動作に問題が起きることがあります。
* 3DLabs PermediaIIまたはPermediaIIvをご使用の場合は、ディスプレイドライバを 4.10.01.2105-0346以降のバージョンにアップデートして、ハイカラーモードでPowerDVDを起動してください。
* Intel 740をご使用の場合は、ビデオウインドウを大きくするとビデオフレームレートが明らかに劣化する場合はビデオウインドウを元に戻すようお勧めします。ビデオをフルスクリーンモードで見たい場合は、画面の解像度を800x600に設定してください。
* Matrox MillenniumIIをご使用の場合は、ディスプレイカードがハードウェアオーバーレイサーフェスに対応していませんので、DirectDrawオーバーレイモードではなくDirectDraw RGBモードという遅いモードに設定されます。
* Trident 9750カードで、解像度変更の際にハングしやすくなるケースが報告されています。
この場合は、ドライバを 4457a (4.10.01.2163)以降に更新してください。Webサイトからも最新バージョンのドライバをダウンロードすることができます。
http://www.tridentmicro.com/HTML/Drivers/3DImage.htm
このファイルの執筆時点で、ここから入手できるドライバのバージョンは、5423bでした。
http://www.tridentmicro.com/Drivers/Net9x50/w98-9x5.exe
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今後の最新情報・お知らせについて
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サイバーリンクでは、最新の製品情報およびサポート情報をホームページにて公開しています。詳細については以下のWebアドレスを参照してください。
http://www.cli.co.jp