home
***
CD-ROM
|
disk
|
FTP
|
other
***
search
/
DOS/V Power Report 2001 June
/
VPR0106A.BIN
/
OLS
/
FSC202
/
fsc202.lzh
/
FxEditRef.txt
< prev
next >
Wrap
Text File
|
2001-03-19
|
8KB
|
484 lines
■FxEditコンポーネント内部コマンド(ed 命令) 解説書
FxEditオブジェクトのedコマンド解説書です。
追加してもらいたい機能、記述のもれ、不明な点などありましたら
遠慮無くお問い合わせください。
(FxEditはC++Builderのコンポーネント版もあります)
2001.2.21 y.fuji
http://free01.plala.or.jp/~yfuji/
概要:
FxEditコンポーネントはedコマンドで詳細設定を行うことができます。
edコマンド書式:
① ed("コマンド名");
② ed("{コマンド名}{コマンド名}....");
コマンド実行例
1.FxEditorの場合
main.ed("ShowNum=On");
2.FScriptの場合
main.fxedit.ed("ShowNum=On");
注意点:
・コマンドの中には②の形式で記述できないものがあります。
・FxEditコンポーネントは
1.C++Builderコンポーネント版(FxEditorに搭載)
2.FScript e バージョンシリーズ
の2バージョンがあります。それぞれ若干仕様が異なります。
■FxEdit ed 命令解説(全バージョンで共通)
・コピー
{Copy}
・上書き保存(無条件保存)
{Save}
・ペースト
{Paste}
・切り取り
{OFF}{Copy}{Del}{ON}
・一語右
{WordRight}
・一文字右
{Right}
・一語左
{WordLeft}
・一文字左
{Left}
・ファイル最後尾
{FileEnd}
・一行の終わり(選択継続)
{sLineEnd}
・一行の終わり
{LineEnd}
・ファイル先頭
{FileTop}
・一行の先頭(選択継続)
{sLineTop}
・一行の先頭
{LineTop}
・選択範囲の終わり
{MoveSelEnd}
・選択範囲の先頭
{MoveSelTop}
・ページダウン(選択継続)
{sPageDown}
・ページダウン
{PageDown}
・ページアップ(選択継続)
{sPageUp}
・ページアップ
{PageUp}
・下検索
{FindDown}
・下(選択継続)
{sDown}
・下
{Down}
・上検索
{FindUp}
・上(選択継続)
{sUp}
・上
{Up}
・削除
{Del}
・全選択
{SelAll}
・検索文字列読み込み
{GetFind}
・サブテキストにコピーする
{CopyToSub}
・サブテキストをペーストする
{PasteFromSub}
・サブテキストをペーストする(選択継続)
{sPasteFromSub}
・以下の操作を1つのUndoとする
{OneOn}
・{OneOn}を解除する
{Oneoff}
・文字 x を挿入する(選択時は置き換え)
{PutOne:x}
・文字列 xxx を挿入する(選択時は置き換え)
{PutStr:xxx}
・文字列 xxx を挿入する(選択時は置き換え,選択範囲継続)
{sPutStr:xxx}
・xxx 行にジャンプする
{Jp#xxx}
・表示の更新を一時停止する
{OFF}
・表示の更新を開始する
{ON}
・表示位置を中央にする
{Mid}
・表示行を xxx行にする(カーソル位置は変化しない)
{ShowNo#xxx}
・再読み込みする
{Reload}
・表示再表示する
{Refresh}
・タブサイズ設定
{TabSize#xxx}
・折り返し行数設定
{ColMax#xxx}
・行番号表示(xxx=On表示、xxx=Off非表示)
{ShowNum=xxx}
・アセンブラコメント表示(xxx=On表示、xxx=Off非表示)
{ShowAsm=xxx}
・強調キーワード表示(xxx=On表示、xxx=Off非表示)
{ShowKey=xxx}
・クリッカブルURL表示(xxx=On表示、xxx=Off非表示)
{ShowURL=xxx}
・Cコメント表示(xxx=On表示、xxx=Off非表示)
{ShowC=xxx}
・検索文字表示(xxx=On表示、xxx=Off非表示)
{ShowFind=xxx}
・エスケープキーを2ストロークキーとして使う(xxx=On使用、xxx=Off非使用)
{ShowESC=xxx}
・カラム位置をxxxにする
{MoveX#xxx}
・改行する
{Enter}
・キーストロークのエイリアスを解除する
{DelAlias:xxx}
・キーストロークのエイリアスを追加する
{AddAlias:xxx}
・フォントサイズを変更する
{FontSize#xxx}
・フォント名を変更する
{FontName=xxx}
(プロポーショナルフォントを指定すると表示が乱れます)
・色の変更
{Color=xxx,yyy}
xxxは、
bk=背景色(yyyが、Clearで透明、NonClearで非透明)
ch=文字色
rem=コメント色
cr=改行
tab=タブ
sel_ch=選択文字色
sel_bk=選択文字の背景
num=行番号色
num_bk=行番号の背景
num_al=行番号の境界線
link=ハイパーリンク色
stat_al=ステータス表示の境界線
stat_ch=ステータス表示文字色
indi_bk=ステータス表示背景色
mark_bk=マーク行1
mark_bk2=マーク行2
string=文字色
tag=タグ色
cu_line=カーソルアンダーライン
col_auto=折り返し制限色
col_max=自動改行制限色
Spc2Color=全角スペース色
yyy,は
*fxeditorの場合 青+緑+赤です。
*FScriptの場合 赤+緑+青です。
注意:
*FScriptでは、背景色の透明化はできません
・カラムインディケーター表示(xxx=On表示、xxx=Off非表示)
{ShowInd=xxx}
・EOF表示(xxx=On表示、xxx=Off非表示)
{ShowEOF=xxx}
・CR表示(xxx=On表示、xxx=Off非表示)
{ShowCR=xxx}
・マウス左キーDragで移動(xxx=On、xxx=Off)
{RBtnMove=xxx}
・全角スペース表示(xxx=On表示、xxx=Off非表示)
{Show2Spc=xxx}
・TAB表示(xxx=On表示、xxx=Off非表示)
{ShowTabC=xxx}
・水平スクロールバー表示(xxx=On表示、xxx=Off非表示)
{ShowHBar=xxx}
・垂直スクロールバー表示(xxx=On表示、xxx=Off非表示)
{ShowVBar=xxx}
・ジャンプ命令実行時、その行をマーク(xxx=On、xxx=Off)
{JumpMark=xxx}
・xxx行で折り返し表示
{DispMax#xxx}
・xxx行で自動整形
{InputMax#xxx}
・折り返し表示制御(xxx=On制御、xxx=Off制御しない)
{DispLimit=xxx}
・自動整形(xxx=On制御、xxx=Off制御しない)
{DispMaxAuto=xxx}
・自動整形時のオートインデント制御(xxx=On制御、xxx=Off制御しない)
{ColInd=xxx}
・オートインデント制御(xxx=Onする、xxx=Offしない)
{AutoInd=xxx}
・フリーカーソル制御(xxx=Onする、xxx=Offしない)
{FreeCur=xxx}
・文字列の色分け(xxx=Onする、xxx=Offしない)
{ShowString=xxx}
・マーク行色分け(xxx=Onする、xxx=Offしない)
{ShowMarkLine=xxx}
・編集禁止(xxx=Onする、xxx=Offしない)
{ReadOnly=xxx}
・カーソル行アンダーライン表示(xxx=Onする、xxx=Offしない)
{ShowCULine=xxx}
・行番号をクリックで行選択 (xxx=Onする、xxx=Offしない)
{NumCSel=xxx}
・デフォルトのキー定義読み込み
{LoadKeyDef}
・カーソル行をマーク1に変更
{Mark1}
・カーソル行をマーク2に変更
{Mark2}
・選択範囲の属性をxxに変更
{Mark=xx}
属性 0 = 通常
属性 1 = マーク1
属性 2 = マーク2
属性はZまでつけられます
・Undoを中止します
{Stop Undo}
・Undoを開始します
{Start Undo}
・Undoバッファをクリアします
{Clear Undo}
・Undoバッファをクリアします
{Clear modflag}
・Undoバッファをクリアします
{Clear Mark}
・キーワード色分けを追加します
{AddKeyWord=xxx}
・USERキーワード色分けを追加します
{AddUserWord=xxx}
・USERキーワード色分けをクリアします
{ResUserWord}
・検索文字列の大文字小文字の区別 (xxx=Onする、xxx=Offしない)
{FindCase=xxx}
・検索文字列の文字区切り (xxx=Onする、xxx=Offしない)
{FindWord=xxx}
・検索文字列の取得
{Get,Find}
・xxxをエイリアステーブルに追加
{AddAlias:xxx}
・xxxをエイリアステーブルから削除
{DelAlias:xxx}
・FScript組み込みイベントxxxを発行
{Post:xxx}
・現在の行の取得
{Get,Line}
・カーソルラインの先頭のインデックス取得
{Get,CursorLineIndex}
・カーソル位置インデックス取得
{Get,Pos}
・トータル行数
{Get,TotalLine}
・画面の左上端のインデックス
{Get,ScreenTopIndex}
・現在の行番号の取得
{Get,Y} <===変更 v2.01 {Get,CursorLine}
・現在のカラムの取得
{Get,X}
・現在のカラム(表示位置)の取得
{Get,dX}
・現在の画面左上の行数取得
{Get,ScreenTop}
・現在のカーソル「位置の文字
{Get,Char}
・現在の編集ファイル名
{Get,FileName}
・現在の検索オプション
{Get,FindCase}
・現在の検索オプション
{Get,FindWord}
・現在選択中の文字列
{Get,SelText}
・現在テキストは変更されているか?
{Get,ModFlag}
・ファイルの読み込み
{Load,xxx}
・パフォーマンスの測定(テストモード)
{test}
■FxEditorでのみ使用可能
・IMEモード自動ON(xxx=On、xxx=Off)
{ImeMode=xxx}
・コンポーネントのエッジ(xxx=On制御、xxx=Off制御しない)
{DrawEdge=xxx}
・カラム・行位置表示(xxx=On表示、xxx=Off非表示)
{ShowStat=xxx}
■イベント
FxEditコンポーネントはキー入力に対して以下のようなコマンドを
発行します。これらのコメントは実際には直接処理されずFxEditコンポーネント
の内部コマンドに展開されます。
*FScriptではそれらのイベントはFScript組み込みイベント OnFxEditKey として発行されます。
*FxEditコンポーネントではC++Builderおイベント OnKeyEvent として発行されます。
改行
%CR%
右キー
%Right%
左キー
%Left%
Endキー
%End%
Homeキー
%Home%
Nextキー
%Next%
Priorキー
%Prior%
Downキー
%Down%
Upキー
%Up%
DblClickキー
%DblClick%
Delキー
%Del%
Ctrlとキーの同時押し(通常キーはA-Zまで)
%CT+?%
Shiftとキーの同時押し(通常キーはA-Zまで)
%ST+?%