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Text File  |  2002-02-04  |  11KB  |  258 lines

  1. ***********************************************************************
  2. *                                                                     *
  3. *     BLR-TX4/BLR2-TX4 ファームウェア更新ユーティリティ               *
  4. *                                                                     *
  5. *                                       Copyright(C) 2002 MELCO INC.  *
  6. *                                                                     *
  7. ***********************************************************************
  8.  
  9.  このドキュメントには、BLR-TX4 / BLR2-TX4ブロードステーション のファームウェアを
  10. 更新する方法について記述されています。熟読の上、ファームウェア更新を
  11. 行ってください。
  12.  
  13. ※ファームウェアのバージョンアップをおこないますと、Ver1.30未満のファーム
  14. ウェアへダウンすることはできません。予めご了承下さい。
  15.  
  16. ●動作環境
  17.  
  18.  ・Windows Me/98/95/NT4.0/2000が動作するAT互換機又はPC-9821
  19.  ・TCP/IPプロトコルが利用可能であること
  20.  ・有線ネットワークカード
  21.  
  22. ●制限事項
  23.  ・PPPoE設定で接続方法を手動接続に変更した場合、電源OFF/ONを行わないと設定が
  24.    有効に成らない。
  25.  ・PPPoE設定でサービス名を設定してもサービス名の通知は行われない。
  26.  ・PPPoE設定でキープアライブを無効に変更した場合、電源OFF/ONを行わないと設定が
  27.    有効に成らない。
  28.  ・PPPoE使用時にルーティング設定でLAN側RIP受信を設定してもRIP受信は行われない。
  29.  ・DNSリレーでは手動設定したIPよりDHCPで取得したDNSが優先される。
  30.  ・DNSリレーでプライマリとセカンダリ両方設定した場合、セカンダリが優先される。
  31.  ・Ver1.20より以前のファームウェアのBLR-TX4に対してファームウェア更新を、
  32.    行った場合に、「ブロードステーションの再起動を確認できませんでした。
  33.    ブロードステーションの電源を入れなおしてもう一度ファームウェア更新を
  34.    行ってください。」のメッセージが出て赤いDIAGランプが2回点滅する状態になる。
  35.    ただし、電源を入れ直すとファームの更新には成功しています。
  36.  (正面と側面のDIAGランプが交互に点滅している時はファームウェア更新中ですので、
  37.    電源を切らないで下さい。電源を切ると復旧不能となる場合があります。)
  38.  
  39. ●ファームウェア更新方法
  40.  
  41.  ファームウェア更新を行うと、全ての設定は消去され工場出荷設定となります。
  42. ご注意下さい。
  43.  ファームウェア更新は、可能な限りブロードステーションとパソコンをLANを使用し、
  44. 1対1で接続して実行することをお勧めします。
  45.  
  46. 1.Windowsを起動します。
  47.  
  48. 2.LANボードに設定されているTCP/IPプロトコルのIPアドレスがブロードステーショ
  49. ンと同一のネットワークアドレスであることを確認します。IPアドレスの設定に付い
  50. ては添付のマニュアルを参照してください。
  51.  
  52. 3.圧縮ファイル解凍後生成されるBLRUP130.EXEを実行するとファームウェア更新
  53. ユーティリティが起動します。
  54.  
  55. 4.ユーティリティは起動すると、自動的にブロードステーションの検索を行います。
  56. リストからファームウェアの更新を行いたいブロードステーションを選択し、製品名、
  57. IPアドレスを確認してください。
  58.  
  59. 5.パスワードが設定してある場合は、パスワード欄にパスワードを入力して「実行」
  60. ボタンをクリックすると、ファームウェア更新が始まります。
  61.  
  62. 6.ファームウェア更新中は絶対にブロードステーションの電源を切らないで下さい。
  63. ファームウェア更新中に電源が切れると復旧不能となる場合があります。
  64.  
  65.  
  66. ●ファームウェアバージョンの確認方法
  67.  
  68.  ファームウェアバージョンの確認には、IP設定ユーティリティを使用します。
  69. インストールされていない場合は、マニュアルを参考にしてインストールを行って
  70. ください。
  71.  
  72. 1.[スタート]→[プログラム]→[MELCO BroadStation]→[BroadStation IP設定
  73. ユーティリティ]と開いて、IP設定ユーティリティを起動します。
  74.  
  75. 2.[編集]→[ブロードステーション検索]を選択します。
  76. 検索後、LANに接続されたブロードステーションが検出されます。
  77.  
  78. 3.ブロードステーションを選択して、[ファイル]→[ブロードステーション情報]を
  79. 選択してください。
  80.  
  81. 4.「ファームバージョン」の欄が"BLR-TX4 / BLR2-TX4 1.30"となっていることを確認して
  82. ください。
  83.  
  84.  
  85. ●バージョンアップ内容
  86.  
  87. Ver.1.22→Ver.1.30
  88.  
  89. ・Microsoft(R) Windows(R) NetMeeting 3.01に対応しました。
  90.   使用方法については NM301.TXT を参照下さい。
  91.  
  92. Ver.1.20→Ver.1.22β
  93.  
  94. ・起動時、PPPoEの常時接続に1度失敗する(PPPoEサーバが見つかりませんというエラーになる)と
  95.  その後、手動で接続するまで、再接続に行かない問題を修正。
  96.  ※)CHAP/PAPによる認証エラーが出たときは、従来通り、接続を中断します。
  97. ・接続中にPPPoE設定を変更した場合、再起動するまで設定が反映されない問題を修正。
  98.  ※)本バージョンより、設定を変更すると、一旦PPPoE接続が切断されます。ご注意下さい。
  99. ・設定の復元時、一部のESSIDが復元できない問題を修正
  100.  
  101. Ver1.15→Ver1.20
  102.  
  103. ・設定項目の保存、書き込みの機能を搭載しました。
  104.  IP設定ユーティリティVer1.10 以上にて利用可能です。
  105.  
  106. ・PPPoEパケットのフラグメント化を正常に行えない問題を修正しました。
  107. ・DHCPで正常に情報取得できない問題を修正しました。
  108. ・静的IPマスカレードの変換をWAN側からLAN側へのパケットだけではなくLAN側から
  109.  WAN側へのパケットも対象としました。
  110.  
  111. ・詳細設定メニュー項目をわかりやすいように変更しました。
  112. ・ヘルプの誤記を修正をしました。
  113.  
  114. ・PPPoE設定で以下の項目を変更しました。
  115.  ・キープアライブを有効と無効を選択できるようにしました。
  116.  ・PPPoE使用時は基本設定にあるWAN側のMACアドレスとルーティング設定にある
  117.   デフォルトゲートウェイの手動設定、WAN側RIP送信、WAN側RIP受信、
  118.   LAN側RIP送信の項目を表示しなくしました。
  119.  
  120. ・アドレス変換設定で以下の項目を変更しました。
  121.  ・不明なポートを転送するLAN側IPアドレスの表記をDMZのアドレスに変更しました。
  122.  ・破棄されたパケットをログ表示する設定項目を追加しました。
  123.  ・IPマスカレードテーブル保持時間の設定項目を追加しました。
  124.  ・アドレス変換テーブルのポート入力項目を変更しました。
  125.  ・アドレス変換テーブルのLAN側IPアドレスにブロードステーションのLAN側
  126.   IPアドレスを設定する場合、直接IPアドレスを指定しなくても設定できる
  127.   ようにしました。
  128.  
  129. ・パケットフィルタ設定で以下の項目を変更しました。
  130.  ・WAN側からLAN側へのフィルタ設定を追加しました。
  131.  ・パケットフィルタの動作で拒否と無視を選択できるようにしました。
  132.  ・NBTパケットのルーティングを禁止する簡易フィルタの中にWindows2000の
  133.   ダイレクト・ホスティングSMBサービスのフィルタ機能を追加しました。
  134.  ・有線LANからの設定を禁止する簡易フィルタを追加しました。
  135.  ・実際にパケットフィルタを行った数を表示するようにしました。
  136.  
  137. ・ログ表示で以下の項目を変更しました。
  138.  ・ブロードステーションがアドレス変換をしているセッション数を表示するように
  139.   しました。
  140.  ・ログをファイルに保存できるようにしました。
  141.  
  142. ・設定初期化設定で以下の項目を変更しました。
  143.  ・ブロードステーションを再起動できるようにしました。
  144.  
  145.  
  146. Ver1.13→Ver1.15
  147.  
  148. ・エアーステーションのDHCPサーバ機能使用時に、パソコンがエアステーション
  149.   からIPアドレスを取得できない場合がある問題を修正しました。
  150.  
  151.  
  152. Ver1.12→Ver1.13
  153.  
  154. ・NTT西日本でのフレッツADSLに利用されている一部モデムに繋がらない問題を
  155.   修正しました。
  156.   (PPPoE設定でMRUを入力出来るように修正、MRU1454bytesをデフォルトに変更)
  157.  
  158. ・PPPoEでの、認証方法を固定で選択できるように変更しました。
  159.  
  160. ・異常な経路情報が追加できる問題を修正しました。
  161.  
  162. ・一部DHCPサーバ(Win2000など)でIPアドレスの更新に失敗する事がある問題を
  163.  修正しました。
  164.  
  165.  
  166. Ver1.11→Ver1.12
  167.  
  168. ・NTT東日本でのフレッツADSLに接続できない問題を修正しました。
  169.  
  170. ・一部ケーブルモデム(モトローラ社製)に繋がらない問題を修正しました。
  171.  
  172. ・静的経路情報を追加した際に、一定時間後、経路情報が無効になってしまう
  173.   問題を修正しました。
  174.  
  175. ・工場出荷時の設定を以下のように変更しました。
  176.   LAN側:IPアドレス192.168.0.1/255.255.255.0
  177.          IPアドレス自動割当有効(DHCPサーバ)192.168.0.2~16台分をリース
  178.   WAN側:IPアドレス自動取得有効(DHCPクライアント)
  179.  
  180. ・詳細設定等で、クラス依存のないネットマスクを設定した時、正常な設定でも
  181.   ネットワークアドレスの重複チェックでエラーが出てしまう問題を修正。
  182.  
  183. ・IP設定ユーティリティからIPアドレスを変更した時、ネットワークアドレスが
  184.   代わった場合、IPアドレス自動割当機能を停止するように変更。
  185.  
  186. ・インターフェイスアドレスに異常なアドレスが設定できる問題を修正。
  187.  
  188. Ver1.10→Ver1.11
  189.  
  190. ・PPPoE機能に対応しました。
  191.  
  192. ・DHCP-Relayを使用したDHCPサーバに対応しました。
  193.  
  194. ・RIP1/2の両方を送信する設定した場合、RIP1が送信されなくなる問題を修正しました。
  195.  
  196. ・メールサーバ等への接続が遅い対策の設定を、出荷時設定及び簡易フィルタ設定に
  197.   追加しました。
  198.   (詳細設定-パケットフィルタの中にて、「Identパケットへの応答を返す」フィルタを
  199.     デフォルトに追加。)
  200.  
  201. ・FTPでlsやPut/Getを行なう為に、PORTコマンドが発行された直後に
  202.   BloadStationにリセットがかかってしまうことがある問題を修正しました。
  203.  
  204. ・アドレス変換機能にTCP/UDP以外に、任意のプロトコル番号で変換する機能を追加。
  205.  (詳細設定-アドレス変換の「アドレス変換テーブルの追加」で「任意のIPプロトコル」を
  206.    選択し、プロトコル番号の欄にプロトコル番号を入力し、LAN側IPの欄に受信するLAN側の
  207.    パソコンのIPアドレスを入力して、追加することでご使用になれます。)
  208.  
  209. ・WAN側ネットワークからBloadStationのWAN側ポートにPingを行っても応答が無かった
  210.  問題を修正しました。
  211.  
  212. ・BloadStation自身が送信するTCPのRST/FINパケットの一部が不正だった問題を修正
  213.  しました。
  214.  
  215. ・一部のケーブルモデム等と併用した場合、FTP/HTTPなどでファイル化けを起こす
  216.  場合がある問題を修正しました。
  217.  
  218. ・FTPで5分以上かかるダウンロードを行った場合、ダウンロード後コマンドポート
  219.  が切断されてしまう問題を修正しました。
  220.  
  221. Ver1.01→Ver1.10
  222.  
  223. ・BloadStationのWAN側のIPアドレス設定をプロバイダ(DHCPサーバ)
  224.  から自動取得するように設定している場合、IPアドレスのリース期間の更新に
  225.  失敗する場合がある問題を修正しました。
  226.  
  227. ・「IPアドレスの自動取得」設定時、機器診断の本体情報画面から手動で
  228.  開放・更新した際にIPアドレスの取得に失敗する問題を修正しました。
  229.  
  230. ・IPマスカレード機能が有効になっているとき、BloadStationのWAN側のIPアドレス設定を
  231.  プロバイダ(一部のDHCPサーバ)から自動取得するように設定している場合、
  232.  IPアドレスの再取得に失敗する場合がある問題を修正しました。
  233.  
  234. ・1台のパソコンでFTPクライアントを複数起動し、それぞれのFTPソフトから同じ
  235.  サーバにアクセスした場合など、同一パソコンから同じサービスへのアクセスが
  236.  複数あった場合接続できない問題を修正しました。
  237.  
  238. ・クラスC以外のネットワークにRIP情報を送信できなかった問題を修正しました。
  239.  
  240. ・IPマスカレードテーブルの削除時間を最適化しました。
  241.  
  242. ※.本ファームウェアで更新することで、新規にPPPoE機能が有効になりますが
  243.     現時点ではサンプル版であり、正常な動作を保証できません。
  244.     また、誠に申し訳ありませんが、現時点でのPPPoEの動作に対するお問い合わせ
  245.     には、お答えできませんのでご了承ください。
  246.  
  247. Ver1.00→Ver1.01
  248.  
  249. ・WAN側ポートのIPアドレスをDHCPサーバから取得する設定の場合、リース
  250.  期限更新の際に正常にIPアドレスが取得できなくなる問題を修正しました。
  251.  
  252.  
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  254. ・本製品に含まれるソフトウェアの著作権などすべての権利は弊社に帰属します。
  255. ・Windowsは米国Microsoft社の登録商標です。
  256.                             株式会社 メルコ
  257. ------------------------------------
  258.