home
***
CD-ROM
|
disk
|
FTP
|
other
***
search
/
DOS/V Power Report 1998 January (DVD)
/
VPR980100.ISO
/
OLS
/
DOS
/
DPX2V090
/
DPX2V090.LZH
/
DSPXSVL2.TXT
< prev
next >
Wrap
Text File
|
1994-04-19
|
7KB
|
160 lines
=======================================
DSPXSVL2 Verison 0.90 Document
=======================================
0.はじめに
まず下記の「権利と免責」をお読みいただけるとありがたい限りでございます。
大丈夫ですね(y/n)?
1.DSPXSVL2 とは何か
VGA,SVGA 兼用の V-Text ドライバーです。
使用に当たり、PC-DOS J6.1/V か DOS/V Extension を必要とします。
2.DSPXSVL2 を導入する(インストール)
これには主に2通りのやりかたがあります。
つまり、DOS/V Extension の導入プログラム(INSTALL.EXE)を利用する
方法と、手動で必要なファイルをコピーする方法です。 ここでは
手動でファイルをコピーする場合について書きます。(PC-DOS J6.1/V で
ない場合には、あらかじめ DOS/V Extension が導入されている必要があります)
1. ファイルのコピー
PC-DOS J6.1/V もしくは DOS/V Extension の導入されて
いるディレクトリ(普通は C:\DOS)に DSPXSVL2 のファイル
(DSPXSVL2.EXE, DSPXSVL2.PRO)をコピーします。
2. DSPX.PRO の上書き
DSPX.PRO の内容を DSPXSVL2 用に書き換えます。(たんに
DSPX.PRO を DSPXSVL2.PRO で上書きするだけです)
この時点で、今まで使っていた V-Text ドライバ(DSPXVGA とか)
は使えなくなります。
[例] copy C:\DOS\DSPXSVL2.PRO C:\DOS\DSPX.PRO
3. CONFIG.SYS, AUTOEXEC.BAT の書き換え
AUTOEXEC.BAT 中にある DSPX????.EXE を DSPXSVL2.EXE に
書き換え、オプションを正しく設定します。
さらに、CONFIG.SYS 中の $DISP.SYS のオプションパラメータに
/TS=15008 を追加します。 (すでにある場合は書き換え)
3.DSPXSVL2 のビデオモード
ビデオモード 03h(縦長)と 70h(ワイド)をサポートしています。
71h,73h の拡張CGAモードはサポートしていません。
+-----------------+-----------+--------+--------+------------------+
| テキストモード | 桁 x 行 | フォント | 文字 | 画面解像度 |
+-----------------+-----------+--------+--------+------------------+
| 縦長 | 80 x 30 | 8 x 16 | 8 x 16 | 640 x 480 (VGA) |
| (ビデオモード 03h) +-----------+--------+--------+------------------+
| | 80 x 34 | 8 x 14 | 8 x 14 | 640 x 480 (VGA) |
| +-----------+--------+--------+------------------+
| | 80 x 40 | 8 x 12 | 8 x 12 | 640 x 480 (VGA) |
| +-----------+--------+--------+------------------+
| | 80 x 48 | 8 x 10 | 8 x 10 | 640 x 480 (VGA) |
| +-----------+--------+--------+------------------+
| | 80 x 60 | 8 x 8 | 8 x 8 | 640 x 480 (VGA) |
+-----------------+-----------+--------+--------+------------------+
| ワイド | 80 x 30 | 8 x 16 | 8 x 16 | 640 x 480 (VGA) |
| (ビデオモード 70h) +-----------+--------+--------+------------------+
| | 80 x 34 | 8 x 14 | 8 x 14 | 640 x 480 (VGA) |
| +-----------+--------+--------+------------------+
| | 80 x 40 | 8 x 12 | 8 x 12 | 640 x 480 (VGA) |
| +-----------+--------+--------+------------------+
| | 80 x 48 | 8 x 10 | 8 x 10 | 640 x 480 (VGA) |
| +-----------+--------+--------+------------------+
| | 80 x 60 | 8 x 8 | 8 x 8 | 640 x 480 (VGA) |
| +-----------+--------+--------+------------------+
| | 100 x 33 | 8 x 16 | 8 x 18 | 800 x 600 (SVGA)|
| +-----------+--------+--------+------------------+
| | 100 x 37 | 8 x 16 | 8 x 16 | 800 x 600 (SVGA)|
| +-----------+--------+--------+------------------+
| | 100 x 42 | 8 x 14 | 8 x 14 | 800 x 600 (SVGA)|
| +-----------+--------+--------+------------------+
| | 100 x 50 | 8 x 12 | 8 x 12 | 800 x 600 (SVGA)|
| +-----------+--------+--------+------------------+
| | 100 x 60 | 8 x 10 | 8 x 10 | 800 x 600 (SVGA)|
| +-----------+--------+--------+------------------+
| | 100 x 75 | 8 x 8 | 8 x 8 | 800 x 600 (SVGA)|
+-----------------+-----------+--------+--------+------------------+
14, 12, 10, 8 ドットのフォントが存在しない場合には、8x16,16x16 ドットの
フォントを圧縮して使用します。
4.DSPXSVL2.EXE の書式
DSPXSVL2 [/HS=ON|LC|OFF] [/MODE=nnn] [/VM=nnn] [/NP] [/R]
/HS=ON ハードウェアスクロールを行います。
全速力でスクロールしますが、ちらつきます。
/HS=LC ちらつきを抑え目にして、ハードウェアスクロールします。
ちらつきは抑え目ですが、速度も抑え目です。
/HS=OFF ソフトウェアスクロールを行います。
最も遅いですが、ちらつきはありません。
/HS オプション省略時は、/HS=ON と同じ動作になります。
/MODE=nnn SVGA のビデオモードを16進数で指定します。
/VM=nnn (/MODE=nnn と同じ動作をします)
/MODE オプション省略時は、/MODE=6a と同じ動作になります。
/NP 導入時にプロファイル (DSPX.PRO) を読み込まない
ようにします。
/R DSPXSVL2.EXE の常駐を解除します。
ちなみに DSPXSVL2.EXE では、/HS=ON と /HS=LC のスクロールのアルゴリズムは
ほとんど同じです。 だからたぶん ET4000 やら CL-GD542x やらでも /HS=ON で
大丈夫ではないだろうかと思っています。 (持ってないので未確認ですが ^^;)
5.とりあえずちょろっとためしてみたい方へ
DSPXSVL2.EXE は、オプション /NP を指定することにより、プロファイルを
常駐時に読み込まなくなります。 これを使うことにより、今まで使ってきた
ビデオ拡張ドライバー(DSPXVGA とか)の状態を崩さずに DSPXSVL2 を
ためしてみることが可能です。
ただしこの場合、DSPXSVL2 のビデオモードは DSPX.EXE によって切り替える
ことはできないので、XDSPX.EXE などを併用する必要があります。
6.権利と免責
本プログラム (DSPXSVL2.EXE, DSPXSVL2.PRO) は、日本でいうところの
いわゆる「フリーソフトウェア」です。 誰でも無償で利用できます。
ファイル内容 (DSPXSVL2.EXE, DSPXSVL2.PRO, DSPXSVL2.TXT) を改変しない
限りにおいて、非営利目的での再配布を認めております。
本プログラムを使用した際に生じたいかなる事態にたいしても、作者ならびに
配布者は責任を負うことはできません。 あくまで利用者の責任において
利用してください。
7.-- つづく --
ラインコンペア使えばちらつかない、っていうものではないんですねー、
というのが作ってみた感想です。 このへんの細かいワザのかいてある本って
ないのでしょうか・・・ 結局IBMの技術解説書をみながらいろいろやりました。
いまでも結構ちらついています。 でもこれ以上やると遅くなるし。
あと、YanaKenさんの XDSPX には非常にお世話になりました。 これのおかげで
デバッグ効率が5倍以上(当社比)にアップしました。 プロファイル読み込み
ルーチンも後回しにできましたし。
あとは・・・12ドットか・・・・・・うーん。
鯖 / CFP00013 Cafe Paradise
GFH02757 Nifty