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1997-05-29
|
10KB
|
254 lines
拡張子DOCの自動判別ユーティリティ
DOCEXE.EXE
Version 1.41
for Windows3.1
May 31th,1997
copyright(c) ちょくじん(高橋直人)
KHF04145@niftyserve.or.jp
naoto@sm.rim.or.jp
http://www.sm.rim.or.jp/~naoto/
◆◆◆ 0.はじめに ◆◆◆
「DOCEXE」は、拡張子DOCのファイルを判別して、MS-WORDか通
常のテキストエディターのどちらかを起動するユーティリティです。
WORDの文書ファイルの拡張子はDOCになっており、WORDをインストー
ルすると勝手にDOCがWORDに関連付けされてしまいます。通常のテキスト
ファイルで拡張子がDOCになっているものをファイルマネージャー等から関連
付けで起動すると、必要もないのにWORDが立ち上がるわけです。
DOCの関連付けにDOCEXE.EXEを設定しておくと、DOCファイルの
内容からWORDとそれ以外のテキストエディター等の使い分けが可能になりま
す。
また、使用頻度は低いでしょうが、Macintoshで作成されたテキストを簡易変換す
る機能も追加しました。
(→4.Macで作成されたテキストファイルの変換)
注)・MS-WORDを使用していない方には何の役にも立ちません(^^;
・MS-WORDの文書ファイルの拡張子を変更している方には、あまり
意味のないソフトです。
・Ver.1.1以前のバージョンを使用している方は、「3.旧バージョンから
の移行」を参照して下さい。
MS-WORD,Microsoft Word は米国マイクロソフト社の商標です。
Macintosh は米国アップル社の商標です。
◆◆◆ 1.配布ファイル内容 ◆◆◆
DOCEX141.LZH には以下のファイルが格納されています。
DOCEXE.EXE ... プログラム本体
DOCEXE.DOC ... このファイル
DOCEXE.EXE はどこに置いてもかまいません。設定を頻繁に変えるプログラムで
はありませんから、プログラムマネージャー等に登録してもあまり意味は無いと
思われます。
他に、コントロールの立体化表示を行う CTL3DV2.DLL または CTL3D.DLL が
Windows のディレクトリや DOCEXE.EXE のディレクトリにある場合は、設定等の
ダイアログの立体表示を行います。
◆◆◆ 2.使用方法 ◆◆◆
(1) まず、DOCEXE.EXE を単体で起動して下さい。
(ファイルマネージャーからダブルクリック等)
(2) 「DOCEXEについて」というダイアログボックスが現れます。ここで「設定」
ボタンを押して下さい。
(3) 「DOCEXE - 設定」というダイアログボックスが現れます。
「MS-WORD(M)」や「テキストエディター(T)」はそれぞれ起動するプログラム名を
設定します。リストボックスを開いて、登録されているプログラム名から
選択出来ます。また、「参照(A)」「参照(B)」で直接実行プログラム名を
選択することも出来ます。
直接指定する場合、WORDは WINWORD.EXE、メモ帳は NOTEPAD.EXE を探し
て下さい。(もちろん他のエディターでも構いません)
「DOCの関連付け」で、拡張子DOCのファイルをどのアプリケーションで開
くかを選択します。DOCEXEだけでなく、WORDやエディターを選択すること
もできますので、一時的に全ての.DOCファイルをWORDやエディターで開き
たい場合に使用できるかと思います。
「OK(O)」で、このダイアログボックスでの設定を有効にします。
(4) 後は、.DOCファイルを関連付けで起動するだけです。
ファイルマネージャーであれば、拡張子がDOCのファイルをダブルクリック
するだけですね。
DOCEXEそのものは、WORDやテキストエディターの起動後すぐに終了します。
(5) また、ファイルマネージャー等からプログラムマネージャーのグループに、
.DOCファイルをドラッグ&ドロップで登録したり、直接プログラムマネージ
ャーの「アイコンの登録」で、.DOCファイルを登録すると、グループ内に
DOCEXE.EXE のアイコン(一応文書の形です)が表示されます。このアイコ
ンをダブルクリックすれば、WORDやテキストエディターが起動します。
(6) SHIFTキーを押しながら.DOCファイルを起動すると、DOCEXEが判別した文書
種類を表示するダイアログが開きます。このダイアログではWORDを起動する
かテキストエディターを起動するかの選択が可能です。
WORDのファイルをテキストエディターで開く意味はあまりありませんが、テ
キストファイルをWORDで編集したい場合に、起動するプログラムを変更する
ことが可能になります。
※ファイルマネージャで、SHIFTキーを押しながらファイルをクリックすると、
前回選択したファイルからの複数選択になってしまいます。その場合は、
該当ファイルのみを一度クリックしてから行って下さい。複数のファイル
が選択されたままDOCEXEを起動した場合は、先頭のファイルのみ有効とな
ります。
◆◆◆ 3.旧バージョンからの移行 ◆◆◆
V.1.2から、DOCEXE.INI を DOCEXE.EXE と同じディレクトリに作成するようにし
ました。旧バージョンをお使いの方は、Windowsディレクトリにある DOCEXE.INI
を DOCEXE.EXE のディレクトリに移動していただければ、そのままご使用になれ
ます。
◆◆◆ 4.Macで作成されたテキストファイルの変換 ◆◆◆
Macで作成されたファイルには Mac Binary というバイナリーのヘッダーが付
加されます。またファイルの後ろにはリソースも付加されます。DOCEXEは、Mac
Binary があるファイルが指定された場合、そのファイルのタイプが TEXT であ
れば、DOS/Windowsのテキストファイルに変換した後、テキストエディターで表
示を行うことが出来ます。
Mac Binaryの付いたファイルは、まずその旨をダイアログボックスで表示します。
TEXT の場合は変換を行うかどうかの選択ができますが、それ以外のファイルの
場合は、情報を表示するだけです。
変換を行う場合、DOCEXE.EXEのディレクトリにMAC_TEXT.DOCというファイルが作
成されますが、これが変換後のファイルで、テキストエディターにはこのファイ
ルを渡します。
この機能は、閲覧を主目的に置いていますので、MAC_TEXT.DOCを編集しても、変
換前のMac用のファイルには反映されません。また、MAC_TEXT.DOCはそのまま
残りますが、変換後ファイルとして作成されるのは必ずこのファイル一つだけで
すので、特に削除しなくとも問題はないと思います。もちろん、削除しても構い
ません。変換後のファイルが必要な場合は、MAC_TEXT.DOCをリネームしてご使用
下さい。
◆◆◆ 5.使用上の注意 ◆◆◆
DOCEXE V1.2以降のバージョンで、おそらく今後の全てのMS-WORDのバー
ジョンアップに対応するのでは、と思います。もし、今後のMS-WORDを使
用していて DOCEXE.EXE が正常動作しない場合はご連絡ください。出来るだけ善
処いたします。
なお、MS-WORDは拡張子を.DOC以外に変更することが出来ます。WIN.INI
の [Microsoft Word 5.0] セクションに "DOC-Extension=MSW" のように追加す
ることによって、文書ファイルの拡張子が.MSWになります。このように変更し
て使用している場合はDOCEXEは無用となります(^^;
◆◆◆ 6.プログラム使用・再配布について ◆◆◆
「DOCEXE」はフリーソフトウェアです。著作権は高橋直人(ちょくじん)
が有します。
・本プログラムを使用することによって発生したいかなる損害等にも、
著作者は一切責任を負いません。
・バージョンアップ、バグ対応等の義務を著作者は負わないものとします。
再配布・転載等は自由ですが、以下を遵守してください。
・著作権表示を書き換えないでください。
・1.にある全てのファイルを含めてください。
・金銭の授受を伴わないこと。ただしディスク代等実費はこのかぎりでは
ありません。
・商業的利用の際には御連絡ください。
・転載を行う場合には、御一報ください。
・バージョンアップ等があった場合は、転載者は責任をもって再配布を
行ってください。
◆◆◆ 7.作者より ◆◆◆
バグ・要望等ございましたら、電子メールでご連絡願います。NIFTY-Serve、イ
ンターネットのどちらでも構いません。
または、NIFTY-Serve のフォーラム FWINAL の6番会議室へ発言をお願いします。
電子メール宛先:NIFTY-Serve KHF04145
naoto@sm.rim.or.jp
最新のプログラムは NIFTY-Serve の FWINAL LIB 6 にアップロードされますが、
インターネットの私のホームページでも公開しています。
ホームページ:http://www.sm.rim.or.jp/~naoto/
ホームページでは、NIFTY に公開するほどでないマイナーバージョンアップ版や
NIFTY 未公開の小品ソフトをダウンロード出来ます。
貴殿の Windows Life のお供になれば幸いです。
◆◆◆ 8.謝辞 ◆◆◆
V1.0 の際に貴重な助言をしていただいた諌山さん
V1.2 のテスト文書作成、並びに実行テストをしていただいた若林さん
WORDの拡張子変更の方法を教えていただいたかろやんさん
Mac Binaryやその他有益な情報をいただいた高原みるひさん
その他会議室やメールでご意見・ご感想を下さった皆様
DOCEXEを掲載・紹介していただいた各パソコン誌編集部御中
厚くお礼を申し上げますm(_ _)mペコ
◆◆◆ 9.V.Up履歴 ◆◆◆
V.1.41 97-05-26
・拡張子が DOC の RTF ファイルに対応。(WORD97 で WORD6 形式で保存した
ファイル等)
(V1.35 ~ V1.40 は、ユーザー固有のカスタマイズバージョンですので
ここには載せません)
V.1.34 94-01-30
・DOC起動時に、SHIFTキーが押されていると文書種類の判別結果のダイアログ
を表示し、ワードとエディターを手動で選択できる。
V.1.33 94-11-30(非公開)
・Macintosh の TEXT で改行が CR + LF になっているものを誤変換していた
のを修正
・CTL3DV2.DLL または CTL3D.DLL がない場合でも起動が出来る様にした。
V.1.32 94-09-20
・32バイト以下のテキストファイルをワード用として認識してしまうバグの修正
・Macintosh の TEXT の簡易変換機能
V.1.31 94-09-15(非公開)
・WIN.INI [Extensions]エントリーの記述間違いの修正
・ファイル判定ルーチンの小修正
・CTL3D.DLL対応
V.1.3 94-09-14
・設定ダイアログで参照名を直接入力した時や「参照」ダイアログでファイル
を選択した場合のファイル名取得のバグ修正
V.1.2 94-09-13
・MS-WORD Version 6 に対応。
・設定ダイアログの追加
・アイコンの変更
V.1.1 94-06-07
・アイコンを作成。これによって、ファイルマネージャーから .DOC ファイル
を DRAG & DROP でプログラムマネージャーに登録した場合に味気ないアイ
コンだったのが一応文書らしきアイコンが表示されるようになりました。
V.1.0 94-04-22
・公開版。未公開版に比べて大幅なサイズ縮小を敢行。
V.なし 93-??-??
・未公開版。