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README81.TXT
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Wrap
Text File
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1994-10-04
|
47KB
|
789 lines
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
──────────────────────────────
秀丸日本語文章作成支援
「書きマクロ」シリーズ第8集 Ver.1
kakimac8.lzh
k_RenB Ver.1
Summary Manual
( for k_Renb10.mac )
1994/10/04
水銀水(Suigwinsui)/小田 明夫(HGD01603)
──────────────────────────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
──────────────[目次]───────────────
●[1]k_RenB Ver.1 でできること............................[ k_RenB Ver.1 概略]
●[2]導入方法..............................[kakimac専用ディレクトリを作ります]
●[3]実行方法.............................................[通常のマクロと同様]
●[4]おおまかな使い方.....................[ほとんどの操作を矢印キーだけでOK]
●[5]初期設定方法.........................................[Ctr+S で設定画面へ]
●[6]連番確定後の重複チェック...........................[連番の重複を調べます]
●[7] k_RenB Ver.1 の主な特徴
●[8]警告・警告・警告・警告・警告・警告・警告・警告・警告
●[9]秀丸日本語文書作成支援「書きマクロ」シリーズの将来
●[10]秀丸エディタ関連の書籍出版のお誘い>出版各社・担当のみなさま <m(_ _)m>
●[11]最後に
──────────[知りたいこと優先目次]───────────
・どのファイルをどこへ移動させたらいいのか、わからない.................[2]
・「連番マクロ」をとりあえず動かしたい.................................[2][3]
・kakimac8.lzh のファイルを「全部」秀丸ディレクトリに移したがサンプルが出ない....[2]
・昇番、降番、縮節、延節なんて言葉、聞いたことがない...................[4][5]
・連番の設定画面の意味がよくわからない.................................[5]
・確定後の重複連番のキャプションの「元所」とは何ですか.................[6]
・[Esc]で破棄したのに、(更新)がついたままだ............................[4]※
・連番の文字や数字を自分の思い通りに変えたい...........................[5]
・変化に富んだ連番をつけてみたい.......................................[5]※
・重複警告が目ざわりなので、表示を消したい.............................[5]※
・連番の候補が反転するのは見にくいので何とかしたい.....................[5]※
・重複連番が3個あるのに表示には<2><0>としか出ない.....................[5]※
・連番の数字に漢字を使いたい...........................................[5]
・思い通りの連番を挿入できない.........................................[5]
・大阪弁での説明が聞きたい.............................................[6]
・京都の舞妓さんから説明が聞きたい.....................................[7]
・「連番マクロ」の今後の展開を知りたい.................................[9]
・秀丸の本の企画書を見せてごらん.......................................[10]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[本文]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●[1](質問) k_RenB Ver.1 でできること.....................[ k_RenB Ver.1 概略]
●[1]
k_RenB は『文書中に、簡単に連番を挿入するためのマクロ』です。
ちなみに k_RenB は、Kakimacro RemBan inseert macro 安易なネーミングです(^^;
毎度の事ですが(^^)
次に、 k_RenB Ver.1 で、こんな事が簡単にできると言うサンプルを示します。
《第一章~一節その1》
■第五章 ~その2~ -Ⅵ-②-G-■
━━━第三幕第四場 明け方の風景1.娘達のダンスⅲ━━━
内規・第七八条第九項(モ)第一〇号
<第5章~因数分解~例題5-別解Ⅱ-条件ⅲ-着目点β>
[1.F.2.15]
[Section-12 Part.Ⅶ-(ⅲ)]
上記のそれぞれの連番を、それぞれの文書に比較的簡単に挿入できます。
その連番の数字が、起動するごとに自動的に大きくなります。(手動も可(^^))
《第一章~一節その1》
《第一章~一節その2》
《第一章~二節》
■第五章 ~その2~ -Ⅵ-②-G-■
■第五章 ~その2~ -Ⅵ-②-H-■
■第五章 ~その2~ -Ⅵ-③-■
━━━第三幕第四場 明け方の風景1.娘達のダンスⅲ━━━
━━━第三幕第四場 明け方の風景1.娘達のダンスⅳ━━━
━━━第十二幕第二十三場 夕暮れ2.━━━
内規・第七八条第九項(モ)第一〇号
内規・第七八条第九項(ヤ)
内規・第八〇条第一項
<第5章~因数分解~例題5-別解Ⅱ-条件(ⅲ)-着目点β>
<第5章~因数分解~例題6-別解Ⅰ>
<第6章~二次方程式~例題1>
[1.F.2.15]
[1.G]
[1.G.1.2]
[Section-12 Part.Ⅶ-(ⅲ)]
[Section-13 Part.Ⅷ-(ⅰ)]
[Section-14 Part.Ⅰ-(ⅳ)-point.1]
【参考】
-連番に日付や時刻の数字を利用したい場合
たとえば、下記のような連番を使用したくなるケースが出た場合です。
19941002..................1994年10月02日
191215....................19時12分15秒
19941002191215............1994年10月02日19時12分15秒
こうした連番は、拙作 k_DATE Ver.2 で対応しておりますので、kakimac4.lzh を
お使い下さい <m(_ _)m> (少し動きが遅いですが(^^;)
●[2]導入方法..............................[kakimac専用ディレクトリを作ります]
●[2] [以下、秀丸が格納されているディレクトリを「秀丸ディレクトリ」とします]
●[2]<80W>..........................................[折り返し文字数80字に設定]
(1)kakimac8.lzh をどこかのディレクトリで解凍します。
(2)2つのマクロファイルを秀丸ディレクトリに移します。
移すファイルは、k_RenB10.MAC と k_RenB1s.MAC です。
(3)秀丸ディレクトリの下に kakimacro という名前のディレクトリを作って下さい!!
もちろん、すでに kakimac がある場合は、この操作は不必要です。
(4)連番サンプルファイルを kakimac ディレクトリへ移します。
移すファイルは、k_renb11.kdf です。
※ kakimac のディレクトリを絶対に作って下さい。そうしないと動きません(^^;)
『マクロは絶対に、秀丸のあるディレクトリに』複写して下さい!!!
kakimac ディレクトリに移動させてはいけません!!!
『連番サンプルファイルは、kakimacディレクトリに』複写して下さい!!!
秀丸のあるディレクトリではありません!!!
【参考】
-kakimac8.lzh に含まれるファイルです。
k_RenB10.MAC……k_RenB Ver.1 本体
k_RenB1s.MAC……サブマクロ
k_RenB11.kdf……連番サンプルファイル
readme81.txt……このマニュアル(読後は削除して結構です)
●[3]実行方法.............................................[通常のマクロと同様]
・勝手に動かしても、操作はわかる(細部の動きを除く)ように作ったつもりです(^^;
・マニュアルを読まなくては安心できないと言う方は、「[4]初期設定方法」を読むと
簡単かつ、効率的な理解が、スムーズにできると思います。
(1) 実行方法
・マクロ実行で k_RenB10.MAC を選択して実行して下さい。
(実行は、k_RenB10.MAC のみです。このマクロから他のマクロを動かします。)
「マクロ実行方法」がわからない場合は、次の【参考】をご覧ください。
(2) 終了方法
・[Esc]で終了します。
(3)気に入れば、マクロ登録後、キー割り当て(例:Alt+R)すると極めて便利です。
もちろん、登録するのは「 k_RenB10.MAC 」のみです。
※連番のサンプルの頭部・尾部・数字は、あくまでサンプルです。ある程度、当マクロ
の動きを理解して、継続して使ってみようと思われた場合には、[Ctr+s]でご自分の使
いやすいものにセットし直して下さい。(他人の作ったセットというのは、大概にして、
自分の感覚とは合わないですから。もっとも、自由に走り回れる状態よりも、首輪を付
けられている方が安心する「飼犬」という存在も無視できないものではありますが(^^;)
【参考】マクロ実行の方法
-「マクロ実行」は、秀丸から、マクロを実行させるものです。
-手順
・「マクロ(M)」→「マクロ実行(X)」→「マクロ実行ダイアログ表示」
・「マクロ実行ダイアログ」の「ファイル名」に k_RenB10.mac を選択
・「OK」ボタンを押す
●[4]おおまかな使い方.......................[ほとんどの操作を矢印キーだけでOK]
・ k_RenB Ver.1 は、連番に関するほとんどの操作を矢印キーだけでできるように
配慮されています(……のつもりです、はい)。
(1)起動画面
・ k_RenB Ver.1 が起動されると、「第1章」と反転表示された文字列が、カーソルの
位置に挿入されます。([Esc]キーで消去できますから安心して下さい)
・同時に、キャプションバー(「秀丸-C:\....」と表示している最上段のバー)が
変化している点に注目して下さい。下のようになっているはずです。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃●連番操作[↑]昇番 [↓]降番 [←]縮節 [→]延節 [^s]設定 [Ret]決定 [Esc]破棄┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(2)起動ごとの変化
・起動されるたびに、最後尾の連番が1つづつ増えます。
例:第1章 → 第2章 → 第3章
また、連番が「第1章~1節~その2~」の場合は、「その3」「その4」と
変化して行きます。この増分は、このバージョンでは1に限定されています。
通常の日本語文章を作成する際には、増分1で決定的な問題はないかと思いま
すが、どうしても5とか10の増分が必要な時は、適宜、マクロを改変してくだ
さい。(5や10の増分が必要だと言う方は、きっと「それなり」なショーバイ
をやってる人でしょうから、このくらいのマクロの増分はすぐ改変できたりす
るものと踏んでおります(^^;))一応、簡単に増分を変化させられるような仕様
になっています(^^;
ま、将来のための担保みたいなもんです、はい。
(3)連番操作..........................([↑]昇番 [↓]降番 [←]縮節 [→]延節)
(a)「昇番、降番」操作
・昇番、降番について
昇番とは、連番の番号を上げることです。
[操作]:昇番するには、上向きの矢印キー[↑]を押して下さい。
例:「第1章 → 第2章」にする操作
▼連番現状 ▼連番操作 ▼結果状態
・第1章 [↑](昇番) 第2章
降番とは、連番の番号を下げることです。
[操作]:降番するには、下向きの矢印キー[↓]を押して下さい。
例:「第5章 → 第4章」にする操作
▼連番現状 ▼連番操作 ▼結果状態
・第5章 [↓](降番) 第4章
(b)「縮節、延節」操作
・縮節、延節について
縮節とは、連番の節を浅く(短く)することです。
[操作]:縮節するには、左向きの矢印キー[←]を押して下さい。
例:「第1章~1節 → 第1章」にする操作
▼連番現状 ▼連番操作 ▼結果状態
・「第1章~1節 [←](縮節) 第1章
延節とは、連番の節を深く(長く)することです。
[操作]:延節するには、右向きの矢印キー[→]を押して下さい。
例:「第1章 → 第1章~1節」にする操作
▼連番現状 ▼連番操作 ▼結果状態
・第1章 [→](延節) 第1章~1節
(c)「昇番、降番」と「縮節、延節」の連携操作
・「昇番、降番」操作は、「縮節、延節」された連番の最後尾の連番数字に対して
のみ有効です。
例:第1章~1節~その2~
↑
この数字が[↑] [↓]で変化します。
第1章~1節の数字は動きません。
また、数字は1以下にはなりません。
・縮節して昇番すると、当該連番より深い連番数字は「1」にリセットされます。
例:第1章~1節~その2~
この状態から、「第1章~1節」に[←]で縮節したとします。
ここで、[↑]で、2節に昇番します(「第1章~2節」)。
次に、[→]で、延節すると「その」の数字は「1」になっています。
変化の様子をまとめます。
▼連番状態 ▼連番操作 ▼結果状態
ⅰ)第1章~1節~その2~ [←](縮節) 第1章~1節
ⅱ)第1章~1節 [↑](昇番) 第1章~2節
ⅲ)第1章2節 [→](延節) 第1章~2節~その1~
・ただし縮節しても昇番しないと、深い連番数字は維持されています。
例:第1章~1節~その2~
この状態から、「第1章~1節」に[←]で縮節したとします。
ここで、昇番しないで、再度、[→]で、延節すると「その」の数字
は、もとのまま「2」に維持されています。(当然ですが)
変化の様子をまとめます。
▼連番状態 ▼連番操作 ▼結果状態
ⅰ)第1章~1節~その2~ [←](縮節) 第1章~1節
ⅱ)第1章~1節 [→](延節) 第1章~2節~その2~
・したがって「昇番、降番」と「縮節、延節」とを組み合わせれば、自由な連番
を挿入することができます。
※なお、デフォルトでは、「重複連番確認」状態になっています。この機能は、
たとえば、既に「第1章」と記入してある文書に、 k_RenB Ver.1 を起動して
「第2章」となっている場合、降番操作をして「第1章」とした場合などに
連番が重複している、と注意を促すものです。
通常通りに連番を増加させて行く場合には、ほとんどお目にかからない機能で
はありますが、テスト中とか、意識的に重複連番を挿入したい場合とか、文書
をコピーして張り付けた場合に無意識的に連番が重なってしまった場合などに
対応したものです。
この機能がうるさければ、後で説明する「機能設定[Ctr+s]」で、警告をしない
にセットすれば、移行、連番が重複しても注意を発しません。
(連番確定後の「重複チェック」機能は外せません)
※挿入連番は、デフォルトでは反転表示されます。
しかし、人によっては見にくいという場合、後で説明する「機能設定[Ctr+s]」
で、「反転/非反転」を、反転しない、に設定して下さい。普通の文字と同じ
に表示されます。ただし、この場合、確定後の重複検索になった場合、検索中
の文字列が反転されずカーソルの位置を画面からは判別することが、できなくな
ってしまいます。これは、秀丸マクロ disableinvert文の性格です(^^;
通常は、反転でなくてもいいかもしれませんが、検索も反転されないことを忘れ
ないで設定して下さい。(非反転にしても、上下の候補の位置を表示するように
していますから、おおよその位置はわかるとは思いますが(^^;))
※連番の深さは、 k_RenB Ver.1 終了ごとに記憶されます。したがって、次に起
動時には、最後の連番(昇番・降番可能な連番)がひとつ増加された状態で連番
候補を表示します。
(4)設定操作.................................................([^s]設定)
・表示させたい連番のさまざまな設定を行います。
例:第1章 → 第①章
・詳細は、次の「●[4]初期設定方法」をごらんください。
(5)決定操作.................................................([Ret]決定)
・連番を表示している状態で、リターンキーを押すと、その表示状態の連番で
確定し、入力されます。
(6)破棄操作.................................................([Esc]破棄)
・[Esc]キーを押すと、表示されている連番は消去され、連番挿入作業は中止されます。
なお、この時の連番数字の情報も破棄されるので、次の起動時には破棄の際の連番
で、表示されます。
例:「第1章~5節」で起動して、[Esc]キーを押した場合
▼連番状態 ▼連番操作 ▼結果状態
(現在の表示) (いったん終了) (次回の起動)
ⅰ)第1章~5節 [Esc](破棄) 第1章~5節
※ ただし、(更新)表示にちょっとだけ戸惑うかもしれません。
たとえば、ファイルを読み出して何も手を加えてないとします。この場合、キャプショ
ンバーには(更新)表示はありません。で、何か手を加えると(更新)が表示されるわけで
す。さて、 k_RenB Ver.1 の場合、破棄操作をしても、(更新)表示が消えないことがよ
くあります。これは、当マクロの仕様で(^^;、「連番候補を表示するごとに、前の連番
候補を消去して、新しい連番候補を挿入する」という作業を繰り返しているためです。
気にする必要はありません。文書の他の部分を削除したり挿入したりしてませんので。
総じて言えば、1回だけ連番候補を表示させてすぐ破棄した場合は、「やり直し」で
(更新)表示は消えますが、何度も連番候補をあれこれ表示させている場合は、「やり直
し」を相当回数、実行しなければなりません、ということです。
暇な人は、連番を長くしたり短くしたりをしばらくやって、破棄。その後、ずう~と
「やり直し」をやってみれば、実際の作業内容がわかると思いますが時間の無駄かも。
●[5]初期設定方法.........................................[Ctr+S で設定画面へ]
・ k_RenB Ver.1 における初期設定とは、「連番構成要素[4](1)」を、
「設定画面[4](2)」によって、各自の好みに応じて決めて行く作業のことです。
■[4](1) k_RenB Ver.1 の連番構造のあらまし
▼下記の連番を例にとります。
《第3章~Ⅴ項 補足事項12①》
構成要素は次の3要素だけです。
1.連番全体の頭・尾部
連番全体の頭部………《
連番全体の尾部………》
2.各構成連番
第1連番部………第3章
・頭部………………第
・尾部………………章
・数字………………3(全角数字)
第2連番部………Ⅴ項
・頭部………………(なし)
・尾部………………項
・数字………………1(全角数字)
第3連番部………補足事項12
・頭部………………補足事項
・尾部………………(なし)
・数字………………1(全角数字)
第4連番部………①
・頭部………………(なし)
・尾部………………(なし)
・数字………………①(丸囲み数字)
第5連番部………(未指定)
・頭部………………(未指定)
・尾部………………(未指定)
・数字………………(未指定)=半角数字に自動設定
3.連番の間のセパレータ
第1~第2連番間セパレータ………~
第2~第3連番間セパレータ……… (全角空白)
第3~第4連番間セパレータ……… (なし)
第4~第5連番間セパレータ……… (未表示)
※数字部のデフォルトは、半角数字です。頭部・尾部のデフォルトは「なし」、
セパレータのデフォルトも「なし」です。
※頭部、尾部は、半角空白、タブ以外ならほとんどの文字が使えると思います。
半角空白とタブが使えないのは、ini系コマンドの性質です。
全角空白は使用できます。文字数もとりたてて限定条件はありません。ただ、
あまり長いと連番の意味が薄れて来るような気も………(^^;
※頭部、尾部は、設定しないこともできます。
例:《第一章その1》(第2連番の尾部なし)
《第一章1)》(第2連番の頭部なし)
※セパレータで長い文字列の指定もできます(前の連番の尾部が適当ですが)
例:《第五章-第四項》→《第五章~喜びの朝食~第四項》
※頭部、尾部、セパレータを途中から変更しても効果がある場合があります。
例: 第三幕第四場 明け方の風景1.
第十幕第二場 夕暮れ2.
■[4](2)初期設定画面の出し方
・k_RenB Ver.1 をとにかく起動します=マクロ-マクロ実行- k_RenB10.mac
→「第1章」が反転表示されています
・コントロールキーを押さえながら、「s」キーを押さえます=[Ctr+S]
→初期設定画面が出ます(^^)
・下記のような画面がでます
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ━━━━━■個別連番の設定 k_RenB Ver.1 ━━━━(C)水銀水━ ┃
┃ ──────────────────▼SAMPLE:連番全体表示━ ┃
┃ 《第7章~Ⅷ項 補足事項9⑩》 ┃
┃ ──────────────────▼SAMPLE:起動初期連番━ ┃
┃ 《第7章~Ⅷ項》 ┃
┃ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃
┃ 1 第1連番 [ 頭部・尾部・数字 ] の設定 ┃
┃ 2 第2連番 [ 頭部・尾部・数字 ] の設定 ┃
┃ 3 第3連番 [ 頭部・尾部・数字 ] の設定 ┃
┃ 4 第4連番 [ 頭部・尾部・数字 ] の設定 ┃
┃ 5 第5連番 [ 頭部・尾部・数字 ] の設定 ┃
┃ 0 連番全体の [ 頭部・尾部 ] 設定 ┃
┃ D 表示される [ 連番の深さ ] 初期値の設定 ┃
┃ S 各連番間のセパレータの設定 ┃
┃ ─────────────────────── ┃
┃ R 連番操作中の[反転/非反転] 現設定:反転する/反転しない ┃
┃ C 重複連番警告機能の[ON/OFF] 現設定:重複連番警告あり/重複連番警告なし ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
■[4](2)設定内容
・設定する内容を簡単に説明します。
・▼SAMPLE:連番全体表示
現在の連番の全設定が表示されます。
・▼SAMPLE:起動初期連番
起動時に表示される深さの状態の連番が表示されます。
・第1連番の設定~第5連番の設定
各連番の、頭部・尾部・数字を順次設定します。
・連番全体の [ 頭部・尾部 ] 設定
連番全体の頭部・尾部を決めます。
・表示される [ 連番の深さ ] 初期値の設定
連番は5つの節までの数字を表示できますが、表示される節の数、つ
まり、連番の深さをここで決めます。
例:連番の深さ1 →《第3章》
連番の深さ2 →《第3章~Ⅴ項》
連番の深さ3 →《第3章~Ⅴ項 補足事項12》
連番の深さ4 →《第3章~Ⅴ項 補足事項12①》
連番の深さ5 →《第3章~Ⅴ項 補足事項12①1》
※この深さは、 k_RenB Ver.1 終了ごとに記憶が更新されます。
・連番操作中の[反転/非反転]
挿入中の連の表示を反転と非反転に設定します。
ただし、この場合、確定後の重複検索になった場合、検索中の文字列が
反転されずカーソルの位置を画面からは判別することが、できなくなっ
てしまいます。これは、秀丸マクロ disableinvert文の性格です(^^;
確定後検索中も反転されないことを忘れないで設定して下さい。(非反
転にしても、上下の候補の位置を表示するようにしていますから、おお
よその位置はわかるとは思いますが(^^;))
・重複連番警告機能の[ON/OFF]
連番候補を挿入中に、重複した連番が存在するとそのつど、重複してい
ることを示す表示が出て、注意を促します。だからと言って、別に該当
連番が挿入できないわけではなく、「OK」をチェックすると連番操作
ができます。あくまで注意勧告、いわゆる「教育的指導」つうやつでや
んしょうか(^^;
※[重複連番警告中の誤動作の注意]
重複連番警告中に注意すべきことは、できるだけ「連番全体の頭部・尾部」を
付けるようにして頂きたいという点です。これは、全体の頭部。尾部がないと、
連番を誤って検索してしまうからです。(誤りといっても、マクロは正確に検
出しているのですが)
例:《1-1-2》があるとします。
この連番は、《1-1》《1-2》とは、明らかに重複しませんから、
重複警告も出されません。しかし、全体の頭部・尾部がない場合はどう
でしょうか。1-1-2 を同じように考えてみます。この連番は、
1-1、1-2 とは、重複しないでしょうか? 本来の連番の節は違
いますが、文字列検索した場合、重複してしまいますね(^^;。この場合
は、各連番の頭部・お部に第、章、節、項などを指定することで、誤っ
た検出を避けられますが、全体の頭部・尾部を付けておいた方が無難か
もしれません。もっとも、誤検出といっても、それにより削除が行われ
たり、強制終了したりすることはありませんからご安心下さい。
■[4](3)各連番部の設定方法
第1連番の設定~第5連番の設定
・各連番部は、「頭部」「尾部」「数字」の3要素で構成されます。
・「頭部」「尾部」「数字」の順で設定します。
頭部・尾部とも、自由な文字列が使えますが、半角空白とタブ
は使えません。また、文字列の長さ等も制限がありませんが、
現実的な長さ、意味内容を指定して下さい(^^;
・「数字」が連番のもっとも重要な部分です。
使える数字・文字は、下記の通りです。
1 半角数字...................[12]
2 全角数字...................[12]
3 ローマ数字(大文字)............[ⅩⅡ]
4 ローマ数字(小文字)............[ⅹⅱ]
5 丸囲み数字.................[⑫]";
6 漢数字(位なし).............[一二]
7 漢数字(位あり).............[十二]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
a アルファベット(半角大文字).......[ABCD...]
b アルファベット(半角小文字).......[abcd...]
c アルファベット(全角大文字).......[ABCD...]
d アルファベット(全角小文字).......[abcd...]
e ひらがな(全角).............[ぁあぃいう...]
f カタナカ(全角).............[ァアィイウ...]
g カタナカ(半角).............[ァィゥエオ...]
h ギリシャ文字(大文字)..........[ΑΒΓΔ...]
i ギリシャ文字(小文字)..........[αβγδ...]
※なお、ローマ数字、丸囲み文字は20までです。21以上の数字については、
これらを選択していても、半角数字で表示されます。
丸囲み数字は、これ以上フォントがないからです。ローマ数字については、
長くなるのと、数字の表記に自信がないという情けない事情です(;_;)
※漢数字については、位なしと位ありの2種が使えます。
例:1234の場合
位なし:一二三四
位あり:千二百三十四
これは、書きマクロ4のk_DATE Ver.2 のサブルーチンをほと
んどそのまんま流用しました。(1を元などと表示する部分は
除きましたが)
ですから、もし、バグがあってもそのまんまです。見つけた人
は、できるだけ早くお知らせ下さい。恥ずかしいですので(^^;
※アルファベットは、Zまでです。それ以降は半角数字になります。
※全角のひらがな、カタナカは、こんな並びです。これは、フォントフ
ァイルの順に並べているだけなので、こんな風になってしまいます。
※ギリシャ文字も、最終文字以降は半角数字になります。
●[6]連番確定後の重複チェック............................[連番の重複を調べます]
・連番候補を確定した後、 k_RenB Ver.1 は必ず、連番の重複を調べます。重複がなけれ
ば、そのまま終わりますが、もし、重複連番があれば、下記のようなキャプションバー
が現れるので、適当な操作をして下さい。
(なお、検索は、非反転になっていると選択範囲を反転しません)
(下記の例では、《第一章》という連番の重複を検索中で、全部で3個あり、現在の
カーソルより上の位置に2個あり、下にはない、という意味。また、[Ctr+o]で検索開
始位置・つまり連番挿入位置に戻り、[Ret]で挿入決定 [Esc]で挿入を破棄する)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃●重複検索中 《第一章》 3個 [↑]<2> [↓]<0> [^o]元所 [Ret]決定 [Esc]破棄 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
・連番候補が表示され、[Ret]で確定されます。その連番が文書の他にあるかどうかを調
べるんですわぁ。候補選択中の警告機能とは違い、外せまへん。
・外せませへんけど、重複連番を挿入することはできるんだす。
この機能は、あくまで「連番」はユニークなもんやちゅう観点から付けられているもの
ですけど、理想的な連番とは重複は許されないものだっしゃろ。けどもなぁ、人間つう
生き物は、ほんま、けったいなもんどすなぁ。重複したらあかん、ゆうてんのに、やっ
ぱ、重複させてますんですなぁ。不注意でしたら、重複警告機能でよろしゅおますが、
それでも重複した連番がええ、ゆうて、あてのゆうこと、きかはらしませんのんですわ
ぁ。まあ、そないなお人もいてはりまっさかい、「重複してまっせ、しりまへんでぇ
~」とゆわしてもらいますけど、もう、それ以上、どうゆうたかてあきまへん。しゃ~
ないですがな。挿入はでけぇますぅ。
・で、全部でいくつ重複しているかその個数、挿入してる位置から上に何個あるか、下に
何個あるかの個数がまず表示されてもろてますんだす。
ほしてから、矢印キーで上の候補や下の候補へ、なんとまあ、ジャンプできまんねや。
・そいでもって、元の位置はどこやろかなぁ~とおもたら、コントロールキーを押しなが
ら「o」キーを押しまんねん[Ctr+o]。そしたら、いっぺんに元の挿入位置にもどりま
っせ。
・ま、重複してかまへんちゅうお人は、リターンキーをがぁ~ん、ゆうて、いてもぉてく
ださい。きっちり、確定させてもらいま。
・そいでもって、やっぱ重複はかなわん、もう、重複はやめるわぁ、てなお人はでんなあ
おもむろにエスケープキーをば~んゆうて、はりたおすんですわ。挿入中の連番は、綺
麗さっぱり、あっちゃむいて消えてまいますぅ。
・ほな、重複機能も、そこそこ、よろしゅう頼んまっさ。<m(_ _)m>
at OSAKA international Airport With LOVE by 坂太
●[7] k_RenB Ver.1 の主な特徴
・[主機能]あんさん好みの連番、続けてお入れしはる方のためのマクロどすぇ。
・[主な仕様]
連番は5種類使えますのんどす。
表示は、5までの深さが使えますぇ~。
連番の頭部・尾部には、自由な長さの自由な文字列を自由に指定できるんどす。
(半角空白、タブを除かせてもろてます、かんにんどすぇ~)
連番の頭部・尾部は、1セットだけ記憶しはります。
連番の数字部には、下記のものが使用できるのんどす。
あれぇまあ、ぎょうさんいてはりますなぁ~。ウチ、数えられしまへん。
お兄さん、助けとぉおくれやすぅ~。
半角数字[12]
全角数字[12]
ローマ数字(大文字)[ⅩⅡ]
ローマ数字(小文字)[ⅹⅱ]
丸囲み数字[⑫]
漢数字(位なし)[一二]
漢数字(位あり)[十二]
アルファベット(半角大文字)[ABCD...]
アルファベット(半角小文字)[abcd...]
アルファベット(全角大文字)[ABCD...]
アルファベット(全角小文字)[abcd...]
ひらがな(全角)[ぁあぃいう...]
カタナカ(全角)[ァアィイウ...]
カタナカ(半角)[ァィゥエオ...]
ギリシャ文字(大文字)[ΑΒΓΔ...]
ギリシャ文字(小文字)[αβγδ...]
連番の数字部には、記入中の1文書に限り進行状態を記憶してくれはりますぅ。
連番候補反転/非反転を選択できるんやてぇ。
重複連番を警告する機能が2段階で用意してはんのんどすぇ。
1.連番候補表示時……重複した連番があることだけ、ゆうてくれはります
これは、設定で知らせへんようできるんどす
2.連番確定後…………上にいくつある、下にいくつあるをゆいますぅ
これは、外せしまへんのどすぇ
・[誤動作の報告]
うちには、よおわからしまへんねんけど、《第一章》と入れはって、上下キーはんをおさはったら、その押さはったキーの回数だけ《第一章》《第一章》《第一章》って出てきはるてゆうてはる御方がいてはるんやてぇ。あれ、困ったなぁ~ゆうてんのんどすけど、どこのおかげんが悪いんか、わからしまへんのんどす。そやさかい、もし、ここがあかんのんやぁ、て、わからはったお人は、うちの旦那はんの水銀水の旦はんのところへ、知らせてあげとぉおくれやす。うちからも、よろしゅう、お頼、もうしますぅ~。
せや。もし、知らせてくれはったら、祇園のお姉さんとこ、貸し切って水銀水の旦はんが、綺麗どころを、えろお、ぎょうさん集めはって、お礼しはる、ゆうてましたえぇ。
ほな、待ってるしぃ、おきばりやす。
at KYOTO GION by タコ千代
●[8]警告・警告・警告・警告・警告・警告・警告・警告・警告
なんだか、「警告」の連発で申し訳ありません。
普通に k_RenB Ver.1 を動かしている分には何に問題もないのですが、ある状態になると秀丸が落ちます。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ▼問題のシチュエーション(というか無茶な使い方でんなぁ~こりゃ) ┃
┃ k_RenB Ver.1 で重複連番検索中、キャプションバーに表示が出ています。┃
┃ この状態(未確定)状態で、その秀丸を終了させないで下さい!!!!! ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
まあ、マクロを動かしている最中に終了させる、という使い方にも問題があると言
えますが、とりあえずこうやると「アップリケーションエラー&一般保護違反」で
必ず、愛しの秀丸が落ちてしまいます。
これは、 k_RenB Ver.1 に限らず、whileループ中にinputchar()関数を使っているマ
クロで発生する、秀丸の性質らしいです(こんな操作やる方がいかん!?)。
次回のバージョンアップの時には、問題なくなる予定のようですから、普通に使って
いる善良な秀丸ユーザは安心して良いでしょう(^^;
また、キャプションに何か表示がある間は、できるだけ、ウインドウを切り替えない
方がいいかもしれません。
これは実際上には、問題はありませんが、安全のため………(^^;
(なお、同様の症状は、私が多用させて頂いております t_keisen.mac でも当然のよ
うに発生します。この種のマクロの使い方をしている場合には、秀丸の新版が公開さ
れるまでは、必ず「通常の」「まっとうな」使い方をするようご高配のほどよろしく
お願い申し上げます。)
●[9]秀丸日本語文書作成支援「書きマクロ」シリーズの将来
●[9](ほとんどマニュアルとは無関係です)
》・で、難航する「脚注マクロ」の副産物が「連番マクロ」です。一見似ていますが、機能
》は全く別です(^^)
》《第15章-2節…No.Ⅷ項 その12の⑤》とか
》第七八条第九項(モ)第一〇号
》Section-12 PartⅦ-(ⅲ)
》などという連番を矢印キー操作だけで簡単に挿入するマクロです。長文や構成の明確な
》文書の場合には、有用だと思います。
》で、これを使えば効率的に「秀丸の本」が書けたりします(^^;
と、書きマクロ7V3で書きましたが、その通り、「連番マクロ」がとりえず大きな問題もなく(一見??)できてしまったので、今回の公開となりました(^^)
・なお、連番の尾部の方の深さには対応できますが、頭の方のマスクはできません。実際的には必要な機能だと思いますが、連番マクロだけを使う場合の方がむしろ少ないので、変な動きになってしまいそう(連番認識ができない)なので見送りました。
・さらに、現在の「連番マクロ」は、文書ごとの連番情報を記憶するには至っていません。つまり、現状では、たった一つの文書の連番数字情報、一組の連番記号情報しか記憶できないわけです。これを、次の「脚注マクロ」の公開に合わせて、文書ごとにこうした様々な情報や機能を記憶できるようにしたいと考えています。
(といいながらプロトタイプはなんとなく動いていたりしますが(^^;)
・ただ、これはエディタと言う産まれ持った性格をどこまで「日本語文書作成」に利用して良いかという問題だったりしますから、チト考えないといけないわけです(^^;
ここまでくると「秀丸を『日本語文書作成支援ツール』として利用する」段階を通り過ぎてしまって、「秀丸で『日本語文書作成環境』を構築する」というレベルになってしまうんじゃなかろうかと考え、勝手に「いいなぁ~、いいなぁ~」などと思ったりしています(? ま、そんなオオゲサなものでもありませんが)。
・なお、この「連番マクロ」は、マクロ上のテクニックは、「脚注マクロ」から80%流用していて、残りの15%が「日付マクロ」、残りの5%が今回独自のアイディアという割合だろうと思います(^^;
・てな感じで、「連番マクロ」の一部と「脚注マクロの総力線おいしいサブルーチン」の一部を合わせると、アウトライン・プロセッサ的な動きをやらせることができました(^^
(「脚注マクロ」の一部を改変して作った「アウトラインプロッセッサ・マクロ」を削って整理し「連番マクロ」ができた、と言った方が正しいのかも知れませんが)
ただ、アウトライン画面と本文画面の2画面が必要で、どうにも使い勝手が悪くてしかたがない。結論として、こんなことをやるには、やはりワードプロッセッサを使った方が圧倒的に、得策(^^;。ですから、お蔵入り。このマクロの公開はやめ、「連番マクロ」だけの公開になりました<m(_ _)m>
で、「連番マクロ」を使えば、あら。本の目次のようなものができてしまいます(^^;
という所で、次の章へとうまく流れますねえ。(^_-)
●[10]秀丸エディタでの
●[10]効率的な日本語文章作成に関する本
●[10]書籍出版へのお誘い(^^; >各出版社・担当のみなさま <m(_ _)m>
・「エディタで日本語文章を作成する」というのと「ワープロで日本語文章を作成する」
というのは基本的には同じ作業なのですが、根本的に違ういくつかの点があります。そ
れをここで述べると、サイズが大きくなるので止めますが、いつか「秀丸エディタで日
本語文書を書く法」についてまとめたいとは思います。こりゃ売れまっせ、旦那!!!
どこか、その本を出してやろうじゃないかという出版社、編集者、いませんかぁ~(^^;。
もっと「秀丸に愛を感じた本」「ときめく本」が出版されるべきだと思うんです、私(^^;
企画・アリ !!!!!!!! です。誰か、乗りません?
で、その企画のさわり・・・
秀丸エディタ・日本語文書作成支援
秀丸エディタによる
情報化時代の知的日本語文書作成法
◆基本スタンス─────────────────────────────
・私(水銀水)は、秀丸エディタをプログラミングツールとしてのエディタではなく、文書作成支援ツールと捉えています。しかも、『日本語文書作成支援ツール』として。
この視点から秀丸エディタを見直せば、秀丸のいわゆるエディタとしての優秀さを陵駕する可能性すらある秀丸エディタのもう一つの側面、つまり、日本語の「文書作成・文書管理・文字情報活用」等のテキストを快適に処理するツールとしての秀逸さが、さらに広く認知されると考えます。また、その必要があると強く考えています。
◆広範な潜在ニーズ─────────────────────────────
・『日本語文書作成支援ツール』として秀丸エディタの利用法を扱う書籍を出版することは、単純にプログラミングツールとして利用する秀丸利用者層(プログラマ)を大きく上回る数の「一般的なWindows利用者層」に対して、広くアピールすると考えます。
なぜなら、パソコンユーザの大半を占めるであろう「一般的なWindows利用者層」のニーズは『日本語文書作成』抜きに語り得ないからです。『日本語文書作成』への要求の高さは、ソフト売れ行きランキングの上位に、常にワープロソフトの名前が上げられていることからも明らかです。言葉を代えれば、「適切な」方向性と内容を持った秀丸エディタの利用・応用法を扱う書籍に対するニーズは、非常に大きいと推察する事ができるというわけです。
◆ワープロとの差別化─────────────────────────────
・注意しなければならない点は、秀丸エディタとワープロを混同してしまうことです。
詳しくは述べませんが、エディタとワープロは、完全に別のソフトと了解する方がよいと考えます。昔から、大量の文書を扱う分野の人(テキストパワーユーザとでもいうのでしょうか)に「エディタで文書を書き起こし、印刷原稿が求められる場合だけワープロ」というパターンが、かなり多いのも、こうした「性質の違い」を肌で理解しているためだと考えています。(現在のWindows環境では、テキストパワーユーザは「エディタで文書を書き起こし、DTPソフトで出力」というのも普通の処理になっていると思われますが、やはり、広く流通しているワープロソフトの普及度・利用度の高さは、DTPの及ばない部分でしょうけれども)
◆秀丸エディタを扱う書籍を出版する必然性───────────────────
・パソコンがやっと「普通の人にとっての普通の道具」になりつつある現在、高い理想と現実的なニーズに立脚した『真に秀丸エディタを扱うため書籍』の出版が待たれます。
いまやパソコンは大学生・ビジネスマンは言うに及ばず、小・中学生にとっても必須アイテムになりつつあります。そこで、パソコンを扱う上でもっとも需要が多く、応用範囲の広い日本語文書を扱う最適ツールとしての秀丸エディタに関する書籍には、大きなニーズと期待があると思われます。ただ、残念ながら、ソフトにとって過去の不幸な時期が災いしているためでしょうか、不正コピーによるソフト利用者のためのマニュアル代わり、というか、マニュアルの引き写し的な解説本のたぐいが、ちらほら散見されたりします。パソコンの成熟期に差し掛かった今「マニュアルを持たない不正コピー使用者をターゲットにしたマニュアル代わり本」ではなく、「マニュアルには『ない』、具体的な目標を絞った使い方、積極的な知的ソフトの利用法」を提言し、志向するための『真に秀丸エディタを扱うため書籍』が求めれている時期ではないでしょうか。
(長くなりますからこれも具体的な内容は省略しますが、もちろんマニュアルに「ある」ことも書きます。ただ、マニュアルにある「通り」ではないという意味です)
◆わが愛しの秀丸エディタ...(懐かしの、PCフォーラム調。うぐっ。いい本だったのに(;_;)
『単なるエディタ』であるがゆえに、私たちに快適な日本語文書作成環境を与えてくれる秀丸エディタ。この秀丸エディタ関連の書籍の少なさは、日本の情報関連出版界全体の「怠慢」であり(^^;、日本のパソコン利用者の「不幸」であると考えます。
秀丸エディタは『単なるエディタ』です。『単なるエディタ』だからこそ、私たちが遥か昔に失ってしまった「自分で使う道具は自分で作る」という創造へのときめき、その微かな感触を思い起こさせてくれる、アイテムになりえるのではないでしょうか。
かつて私たちは、鉛筆を細く長い形に芯を削ったり、太く短く削ったりして、自分自身の手や指、そして、自分自身の書くスタイルに合わせて、道具を使って来た経験がありました。鉛筆のなくなった現代、書き手である私たち・パソコン利用者の「書くフィーリング」にフィットするツールこそ、秀丸エディタであると言えます。
そして時代はいま、秀丸エディタが日本語文書作成支援ツールから、パソコン上での日本語文書作成環境そのものへと大きく開花する時期を迎えようとしています。
その一翼を担うための本を、私・水銀水は出版したいと思っているのです。
以下に簡単な書籍内容例の展開試案を列記します。
◎秀丸エディタ・基礎関連3試案─────────────────────
(「秀丸操作法の現実の使用にそった実践的解説」)
・かゆい所に手が届く 秀丸エディタ初歩の初歩「ナニをしたいからナニをする」
単なる操作指導書ではない。どこをどうすればどうなる、目的志向型の初歩本
・ワンクラス上を行く秀丸操縦法(各種)
アイディア秀丸操作術。マニアに偏重せず、一般Windows利用者対象に秘技の数々を
・そこまでやるかぁ! 秀丸超絶テクニック
エディタの領分を守りながら、驚きの超絶技巧テクニック(ピアノ練習曲じゃない)
◎秀丸エディタ・マクロ関連3試案─────────────────────
(「書きマクロ」シリーズ部品化による)
・動けば楽しい。秀丸で知るマクロの世界・第一歩
Windows時代の一般ユーザにとって最重要課題のマクロの導入に秀丸を使える側面も
・実例、詳解マクロレッスン・ Line by Line
何をどうするか、がわかればどんどん自分で作れる実感の積み重ねを大切に実用面も
・用例付き全マクロ命令詳細
一般ユーザに対して易しい言葉と理解し易い用例で、マクロ全コマンドを紹介
◎秀丸エディタ・応用関連試案─────────────────────
(「書きマクロ」未公開シリーズによる実務志向型応用案)
・先割り原稿(フォーマット原稿)簡単作成術……職業ライター必須マクロ
字詰めと目標行数の動的変化に対応、自在にフィットする別名「PageMakerいらず」(^^;
・論文作成術……日本全国の論文作成者(文・理とも)に朗報。簡単明瞭・超効率化術
脚注マクロと付属の文献情報データベースマクロで効率的論文作成(監修masasan(^^;)
・文字情報管理術……データベースはもういらない!? 究極の文字情報自由自在の術
せっかくDBを導入しても眠っているデータは多い。文字情報&文書管理に革命!?
・文書修正履歴管理術……修正者、修正部署など、文書閲覧時の修正履歴を把握する術
執筆・加筆、閲覧担当等が複数になる場合などの文書の管理現場の必須の履歴管理
・商用定型文書作成術……テキストテンプレート機能で効率的な文書作成を!!
形式の決まった文書を対話形式やデータ流し込みにより短時間で効率的に作成
(未公開シリーズと言うとカッコいいけど、まだちゃんと動いてないだけだったりします)
やはり、こうした本が出版されていない現状というのは、こうした内容の秀丸の本が
「そもそも、必要とされていない」という現実のせいなんでしょうか?
もしそうなら、現実とは信じ難い存在だ、としか言い様がないのですが (^^;?????
●[11]最後に
・当マクロは、斉藤秀夫氏のシェアウエアである[秀丸エディタ for Windows Ver.1.32]
のためのフリーウエアです。このマクロは無料ですが、使用するのに必要な秀丸は、
シェアウエアという形態をもつ商品です。また、当マクロ集は、秀丸の作者とは全く無
関係です。当マクロ集で生じたトラブル等で迷惑のかからないようお願いいたします。
・なお、使用上のいかなる損失に対しても保証しかねます。各自の責任において使用・改
変等を行って下さい。なお、当マクロ集に関する苦情、問題点、要望、バグなどを発見
した場合等には、一応、FWINF の12番会議室にどうぞ。誠意をもってできるだけの対応
はさせていただく覚悟です、はい。
・当マクロはフリーウエアですが、砂場に落ちている「猫の運個」ではありません(^^;
出版権を含む複製権、二次的著作物の利用に関する原著作者の権利等の一般的著作権
を放棄したものではありません。(と宣言しておけと法律のプロが言ってました(^^)ゞ
だからといってなにがどうなるものでもないとは思うんですけど、ねえ。
しかし、生まれたからにはF・Fされて、某アイドル歌手なんかを片手でかばいながら
カメラに向かってもう一つの手を広げ「彼女の肖像権はどうなっているんだ」とか「貴
社は、私のソフトの著作権を侵害している」とカッコ良く叫んでみたい、変な欲求のよ
うなものは、誰の心の奥底にも、かすかながら確かに存在してますよね、確かに。
・当マクロ、当マニュアルで多用している罫線は、高池新一(GFA02114)氏による
『秀丸用罫線マクロ「t_keisen.mac」』を使用させていただきました、毎度です。
・当マクロのマクロ作成上の基幹となった「脚注マクロ」は、米国西海岸留学中の前途
洋々たる青年医師((^^;??)masasanの基本アイディアと緻密・厳密・過酷なアドバイス
により、現在、インターネットを通じて製作が続いています。
公開は、秀丸の新しいバージョンの発表に合わせた時期になりますが、それまで、じっ
くり熟成させるつもりですので、よろしくお願いいたします >masasan
・では、皆様のより一層の快適な日本語作成環境の発展と御多幸を祈りつつ・・・(^^)
1994年10月04日(火曜日) 午後01時40分24秒 水銀水(Suigwinsui)/小田 明夫(HGD01603)
↑
↑コノ日付、kakimac4.lzh の中の k_DATE Ver.2 によってキー一発で入力しました。
人呼んで「セルフ・アド(なんのこたあない自己宣伝ですわ(^^;)」
kakimac4.lzh もよろしくm(__)m
個人的には、非常に便利だと、すっかり思い込んでます(^^;
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『日本語文章作成に携わる全ての方々に、秀丸エディタを、ファインアジャスト!!』
「書きマクロ・シリーズ」のねがいです。
──────────────────────────────
水銀水(Suigwinsui)/小田 明夫(HGD01603)
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