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2000-06-03
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8KB
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174 lines
携帯端末メール転送エージェント「iAgent」Ver2.5(VB6ランタイムなし版)
2000.06.03
のり(reptan@hotmail.com)
このたびは、携帯端末メール転送エージェント「iAgent」をご利用いただき、
ありがとうございます。ここでは、簡単にiAgentをご紹介いたします。
操作方法についての詳細は、iAgent.hlpファイルをご参照ください。
1.iAgentとは?
出張時や外出時に気軽にオフィスに届いているメールをチェックしたいと
思うことはありませんか?モバイル&携帯電話でも可能ですが、これでは
気軽にとはいきませんね。
最近では、携帯電話でメール送受信が行えるサービスが増えて来ました。
携帯電話でオフィスのメールをチェックできれば、駅や電車でも気軽に利用
できるのではないでしょうか?(携帯電話とはiAgentの名前からもご想像
いただけるかと思いますが、おもにi-mode対応の携帯電話を対象として
おります)
iAgentは、あなたの不在時にPC上で、あなたからの指示にしたがって、
メール一覧や、メール本文を携帯電話(携帯端末など特定のアドレス)に送信
します。他の、転送ソフトとの大きな違いは、指示されるまでは何もしない
ということです。これにより、受信容量の少ない携帯電話でも、無理なく
メールチェックができます。
2.iAgentのおもな特徴
●PC上で動作するのでメールサーバ上の特別な設定変更は不要
●携帯端末からは、メールタイトルまたは本文により以下の指示が可能
-到着メールのタイトル一覧取得(新着/すべて)
-指定メールの本文取得
-指定メールの本文を指定アドレスに転送
-指定メールの指定添付ファイルを指定アドレスに転送
-ファイル一覧/取得(メールに添付して返信)などの特殊処理
●携帯電話のように受信文字数が限られている場合は分割送信
●送信文字数節約のため、余分な空白・空行・引用文削除指定が可能
●一定のルールにしたがった自動転送機能
●iAgent動作中(=離席中)は、セキュリティ保持のためPCの操作をロック
●ダイヤルアップにも対応
3.インストール方法
setup.exeを実行し、インストールするパスを指定してください。
インストールが完了すると、[スタート]メニュー→[プログラム]に
iAgentのメニューが付加されます。
4.iAgentの起動
[スタート]メニュー→[プログラム]からiAgentを選択します。
初期起動時には、簡単設定画面が表示されますので、画面の指示にしたがって
各種情報を入力してください。簡単設定画面上での設定項目はiAgentの動作に
最低限必要なデータですので、すべての項目を入力するようにしてください。
(簡単設定画面をキャンセルして、環境設定画面から入力することもできます)
5.送金について
iAgentはシェアウェア(¥1,500)となっております。送金時に発行される
ライセンスキーを登録していただくまでは、メール一覧取得機能以外は、
ご利用いただけませんので、ご了承ください。
送金はVector(http://www.vector.co.jp)のシェアレジおよびNifty-Serveの
送金代行システムにてで受け付けております。
Vectorのシェアレジ登録番号はSR013826です。また、Nifty-Serveの場合、
シェアウェア番号は10294です。
送金の際に表示されるライセンスキー(Nifty-Serveの場合は送金代行番号)
を環境設定ダイアログの[レジスト]ボタンから入力していただくことで、
登録が完了します。このライセンスキーは、忘れないよう個人で保管して
おくようにしてください。
ご不明な点がございましたらreptan@hotmail.comまでメールください。
6.インストールや起動がうまくいかない場合は
iAgentはVisualBasic6.0で開発しております。また、メール送受信には有限会社
スカイコミュニケーションズのSkyfullコントロールを利用しております。
したがって、iAgent.exeだけをコピーしても、VB6のランタイムライブラリや
Skyfullコントロールがインストールされていなければ、起動できません。
setup.exeによりインストールした場合は、VB6のランタイムやSkyfullコントロール
も同時にインストールしますので、setup.exeによりインストールを行ってください。
また、ダイヤルアップ対応により、WindowsのRASAPI32.DLLを利用しておりますが、
Windows95の初期バージョンではRASAPI32.DLLが古くiAgent起動時に「IA_RAS.DLL
が正しくロードできない」との旨のエラーが出ることがあります。
このような場合は、IE4以上をインストールしていただければRASAPI32.DLLが新しい
ものに置き換えられますので、IE4以上をインストールして再度動作をご確認ください。
7.著作権、転載、その他注意事項について
「iAgent」の著作権は、"のり"(ハンドル名)が保有しています。また、
「iAgent」内のメール取得・送信モジュールに関しては、有限会社スカイコミュニ
ケーションズ(http://www.sky-com.co.jp/)のSkyfull POP3コントロールと、
Skyfull SMTPコントロールを利用しております。これらのコントロールの著作権に
関しては、有限会社スカイコミュニケーションズが保有しています。
また、iAgentの無断転載は禁止とします。他ネットなどへの転載の場合は、お手数
ですがあらかじめ、reptan@hotmail.com まで、ご連絡ください。
なお、本ソフトを動作させた上でのいかなるトラブルについても、作者は一切責任
を負いませんので、あらかじめご了承ください。
8.Ver1をご利用の方へ
iAgent Ver1.xをご利用の方は、特に追加の費用の必要なくVer2をご利用いただけます。
Ver2をインストールする前に、念のためVer1を削除してから行ってください。なお、
Ver1で利用していたiAgent.ini(環境設定ファイル)、iAgent.log(動作ログファイル)は
そのまま移行できますが、転送先アドレスだけは、初期化されるのでVer2起動後に環境
設定画面から再入力してください。
また、Ver2.2からは、メールの分割送信時の分割条件が、文字数からバイト数に変わって
いますので、ご注意ください。
9.バージョンアップ履歴
2000.06.03 Ver2.5
[機能拡張]
▼複数の引用文を最後の2行だけにして送信する機能を追加
▼メールをサーバに残している方のために、メール読み出し開始位置を指定&保存する
ための機能を追加
▼送信可能アドレスを事前登録できるよう機能追加
▼iAgentが転送するメールのReply-Toに本来のメールのFromアドレスを設定する機能追加
▼指示端末のアドレスを途中で変更できる機能追加
▼現在の状態(操作ヘルプ)を返信する機能追加
▼自動転送をメール本文で判断する機能追加
▼上記に付随してPOP3サーバからのメール読み取り行数指定機能追加
▼メール本文送信時に付加する情報(To,Cc,From,Reply-Toなど)の指定は、携帯端末に
対してのみ有効とするよう変更(転送時は全情報を無条件に付加するよう変更)
[バグ修正]
▼RAS機能のインストールされていないWindowsNT上で、iAgentの環境設定・転送待機を行う
と、「IA_RAS.DLLが見つかりません」のエラーとなる現象を修正
[その他]
▼POPサーバ接続に一度失敗すると、その後失敗し続けることがあるので、そのような場合
はiAgentを再起動するよう修正
2000.05.01 Ver2.2
[機能拡張]
▼分割送信の分割条件を文字数による判断から、バイト数による判断に変更
[バグ修正]
▼LAN接続で分割送信を行った場合、それ以降SMTPサーバ接続エラーとなり
メール送信できない現象を修正
2000.04.01 Ver2.1
[バグ修正]
▼SMTPサーバによっては、分割送信時に2通目以降の送信エラーとなる現象を修正
2000.03.14 Ver2.0
[機能拡張]
▼ダイヤルアップ接続に対応
▼添付ファイル転送コマンドをサポート
▼指定ルールにしたがった自動転送機能を追加
▼ファイル一覧取得などの特殊コマンドをサポート
▼起動直後に転送待機モードにできるようコマンドライン引数を追加
▼転送時のメールに受信日時・Reply-To・ニックネーム・添付ファイル名を含め
られる機能追加
▼一覧送信時の形式をユーザ指定できるよう変更
▼iAgentが発信するメールにはニックネームをつけられるよう変更
▼セキュリティ強化(指定アドレス以外への発信禁止モード+指定アドレス外発信の報告)
▼転送待機中に即時チェックを行うための[いますぐチェック]ボタンを追加
▼環境設定画面で[ログ参照]ボタンを追加
▼メール送受信部分(Skyfull POP3 Control, SMTP Control)を最新バージョン
(2.0.2.1)に変更(サーバ接続について、若干のバグフィックスおよび高速化が
なされています)
1999.09.15 Ver1.0→Ver1.1
[機能拡張]
▼タイトル一覧を指定のアドレスに送信できるよう対応
▼メールの削除コマンドをサポート(削除後は、一覧を自動発信)
▼着信メールのタイトル一覧を自動通知する機能を追加
▼一覧送信・分割送信時のタイトル書式を指定できるように変更
▼転送待機前にロック中文字列、ロック解除用パスワードを確認するよう変更
▼環境設定からのヘルプ表示を表示タグにしたがった表示にするよう変更
[バグ修正]
▼メールタイトルにより本文転送指示を送信する場合、本文中に記述された
転送先が無視される障害を修正
以上