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DOS/V Power Report 2003 July
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2003-01-26
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8KB
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151 lines
HotNumPad: Ver.1
はじめに:
このフリーウエアは、これまでとは違った視点に基づく新たなユーザーインターフェイスの試みの1つとして開発しました。
ProofTranslationsは、このユーティリティの効率性に満足していますが、他のユーザーもそうあってほしいと希望しています。
●インストール
1) 適当なフォルダ(新規が好ましい)へ HotNumPad.lzhを解凍する。
2) 必要によりスタートアップ等にHotNumPad.exeのショートカットを作成する。
●アンインストール
1) HotNumPad.lzhを解凍して得られたファイルをすべて削除する。
2) 必要によりスタートアップ等に作成されたHotNumPad.exeのショートカットを削除する。
* HotNumPadはレジストリは変更していませんし、ランタイムも利用していません。
●機能概略
これは、NumPadのホットキーを押すことにより任意のプログラムやドキュメントを開くことのできるランチャーです。
他の同種のランチャーとは異なり、HotNumPadはホットキーとそれに割り当てられたコマンドラインを登録するための特別なウインドウを持ちません。
ホットキーの割り当ては、ユーザーの都合で、ダイナミックに変化させることができます。使い続けることにより、そのユーザーの直感に近いホットキーの配列が自然と出来上がります。
なお、ここでNumPadのキーとは、MULTIPLY、ADD、SUBTRACT、DIVIDE、RETURNも含んでいますが、自由に変更可能です。又、NumLockの状態に注意してください。
●使用方法
使用方法は具体例で説明します。
0. 基本的に、HotNumPadに前もってHotkeyを登録する必要はありません。開きたいファイル(フォルダ等)があれば、とにかくHotNumPadのキーを押すべきです。
1. HotNumPad.EXEを実行すると、tasktrayにアイコンが1つ現れます。これはHotNumPadが実行しているというシンボルです。NumPadのキーはすべてHotkeyであり、すべてHotNumPadが使います。基本的に、HotNumPadへの入力はHotkeyを押すことだけです。しかし、アイコンのクリックで現れるメニューによって、HotNumPadを一時的に無効とするなどの処理を行うこともできます。
2.the NumPadのどれかのキーを押すと、登録されているファイルが実行されます。登録されていなければ、マイコンピュータが開きますので、登録したいファイル又はフォルダを選択した状態で、登録したいNumPadのキーを押します。確認のDialogが開きます。これで登録は終わりです。そのファイルは必要なものなので、HotNumPadは登録後直ちに開きます。後は、何時でも、そのhotkeyを押すとその選択されたファイル又はフォルダが開きます。
3. もし、登録したいファイル又はフォルダを選択されている状態で、NumPadのキーを押しても、別のファイル等が既に登録されていれば、そのファイルが開きます。しかし、ユーザーは別のファイルを登録したいので、かまわずそのキーを再度押します(5秒以内)。すると、設定変更のDialogが開きます。これで最初に選択したファイルに設定が変更されます。つまり、最初の対応に気に入らなければ、同一キーの2度押し、と覚えてください。
4. 登録したと思っているhotkeyを押し、考えていたのと違うファイルが開いたら、やはり、かまわずそのキーを再度押します(5秒以内)。マイコンピュータが開きますので、2と同じ手順で設定変更を行います。この場合、1つのファイルが2つのhotkeyに登録され、しかも最初のhotkeyを忘れているのですが、気にしないことが肝要です。
5. File Explorerからではなく、スタートメニュー-->プログラム-->登録したいファイルと辿って、メニューのアイテムが選択されている状態で、NumPad のキーを押して登録することも可能です。やはり別のファイル等が既に登録されていた場合、そのファイルが開きます。しかし、ユーザーは別のファイルを登録したいので、かまわずそのキーを再度押します(5秒以内)。すると、設定変更のDialogが開きます。これで最初に選択したファイルに設定が変更されます。
6. ショートカットのアイコンも選択されている状態で、NumPad のキーを押して登録することが可能です。ただし、デスクトップのマイコンピュータやInternet Explorer等の特殊なアイコンは駄目です。
7. IEでWeb pageを見ているとします。このpageをNumPadのEnterに登録したいとします。その場合は、NumPad のEnterを押します。確認のDialogが開きます。OKをクリックすれば、登録は終わcりです。
8. もし、7でNumPad のEnterに別のtaskが登録されていた場合、そのtaskが開きます。しかし、ユーザーは現在のWeb pageを登録したいので、かまわずNumPad のEnterを再度押します(5秒以内)。すると、設定変更のDialogが開きます。これで終わりです。
注意:
* NumPadでは NumLock状態を同じにしておく必要が有ります。登録しておいたはずのhotkeyが働かない場合には、NumLock 状態をご確認下さい。
●仕様
1. 用語:
以下の説明では、用語を次のように使用します。(ただし、技術的な理由などで、後で述べる制限があります。)
1) ファイル = フォルダも含めたファイル、及びショートカット(*.url及び*.lnk)
2) 選択 = File Explorerでのファイルの選択、アイコンの選択、スタートメニューから辿るメニューのアイテムの選択
2') 選択 = IEがフォーカスを持っている状態。(最後に開いたURLを選択したものと見做される)
3) ファイルを開く = 以下の場合を除いて、ファイルをダブルクリックした場合とほぼ同じ。
i) フォルダの場合は、File Explorerで開く。
ii) ファイルの名前又は引数と同一のtitleを持ったwindowが存在すれば、それを全面に持ってくる。(これは、多数のFile Explorerが開くことを避けるため)
4) 登録KEYDN = 登録されているKEYの押下
5) 未登録KEYDN = 登録されていないNumPadのKEYの押下
6) 対応ファイル = 登録されているKEYに対して指定されているファイル
2. HotNumPadの動作
従って、夫々次のような処理が行われます。
VK.iniのキー押下:
a) 登録KEYDNならば、対応ファイルが開きます。
b) 未登録KEYDNで、選択されていれば、それに登録します。
c) 未登録KEYDNで、選択されていなければ、マイコンピュータが開き、選択を促します。選択した後、未登録KEYDNで登録します。
登録KEYDNの再押し(5秒以内):
a) 最初の登録KEYDNで、選択されている場合:
i) 対応ファイルが開かれた後の、次の登録KEYDNで、最初に選択されているファイルへ登録する為の確認ダイアログを表示します。
ii) 別のファイルを予想していた場合、ユーザーは、登録ダイアログでNOを選択しマイコンピュータから希望のファイルを選択できます。
b) 最初の登録KEYDNで、選択されていない場合:
対応ファイルが開かれた後の、次の登録KEYDNで、マイコンピュータが開き、選択を促します。
3. 制限:
1) 残念ながら、通常のショートカットではないアイコンや、アイテムは選択してキーを押しても、登録できません。それらは、task barのアイコン、スタートメニューで最初に現れる特殊アイテム、デスクトップ上の特殊フォルダ等です。
2) クリップボードに大きなデータがあると削除されることが有ります。予めご了承願います。
4. メニュー
tasktrayを左クリックした場合、以下のアイテムが利用できます。
1) Exit: HotNumPadを終了します。
2) Reload: HotNumPad.iniやHotkey.datを再度読み込みます。(これらを書き換えた場合に、実行します。)
3) Disable: HotNumPadを一時的に無効とします。無効の場合にはEableとなり、再度有効とすることができます。
tasktrayを右クリックした場合、以下のアイテムが利用できます。
1) MyComputer: MyComputerを開きます。
2) Favorites: Favoritesを開きます。
3) Data File: Hotkey.dat を開きます。
4) INI File: HotNumPad.ini を開きます。
5. 設定ファイル:
1) VK.ini:
仮想キーコードとキーのシンボルの対応を記述します。仮想キーコードの後にスペースを挟んで、キーのシンボルを記述します。HotNumPadが、Hotkey.datを解釈する目的で利用します。
2) HotNumPad.ini:
登録を許可する仮想キーコードはこのファイルに置いて下さい。最初は、NumPadのキーだけが許可されています。ProofTranslationsは、ノートPCの為に、機能キーを使っています。
又、"0x0D RETURN,e"といった具合に、カンマの後に'e'を付けると、拡張キーのみが対象となります。一方、拡張キーを除くには、カンマの後に'n'を付けます。例えば、"0x27 RIGHT,n"とすれば、NumPadのRIGHTキーは、HotNumPadで管理され、通常のRIGHTキーは普段通りに利用できます。
<Default Program> = explorer.exe
<Default Argument> = /e,::{20D04FE0-3AEA-1069-A2D8-08002B30309D}
は、未登録キーの起動プログラムを指定しています。ここではマイコンピュータが指定されています。
3) Hotkey.dat:
自動で作成変更されますが、直接、修正することもできます。
VK.iniに記載されているシンボルであれば、HotNumPad.iniに記載されていなくとも、ここで指定できます。
HotNumPad.iniに含まれるシンボルを使って指定します。書式は次の通りです。必ず空行を挟んでください。
[シンボル],[^%en],[Program],[Argument]
[symbol], [^%en],[Program],[Argument]
"e"と"n"は、上記の通り拡張キーと通常キーを指定します。両方指定しないと両方有効です。両方は指定しないで下さい。"^"はControl Keyが押されていること、"%"はAlt Key が押されていることを示します。ただし、Argumentにカンマが含まれる場合には、"\,"を使います。例えば、Windows 98なら、
RETURN, e, C:\Windows\Rundll32.exe, Shell32.dll\,SHExitWindowsEx 1
等とすればNumPad のEnterキーを押すだけで、コンピュータを終了させることができます。
● 免責
本プログラムを使用した上で生じたいかなる損害についても、ProofTranslationsは一切の責任を負いません。