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「ェすぴーくBeep」1.3.0について
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Text File
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1997-06-23
|
5KB
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101 lines
---「ェすぴーくBeep」Ver1.3.0 の解説 ---
「ェすぴーくBeep」について。
この「ェすぴーくBeep」は、警告音の替りもしくは一緒に、読み込んだ テキストを、読み上げるコントロールパネルです。システムフォントが日本語に設定されている時(漢字Talk(MacOS日本語)の環境では通常 日本語フォントに設定されています)、「ェすぴーくBeep」のように字化けが起こりますが、障害ではありません。
「ェすぴーくBeep」の使い方。
使い方は簡単!
「テキストの読み込み」ボタンをクリックし、読み込むテキストファイルを指定する。(255バイトを超えるファイルでは、先頭の255バイト分のテキスト(日本語フォントで124文字分)だけが読み込まれます。警告音に長文を読み上げさせても意味は無いでしょう?)
後は、「ェすぴーくBeep」の動作モードを指定するために「モードスイッチ」ボタンをクリックします。「Beepテスト」ボタンで現在指定しているモードでの警告音を試しながら設定してください。
動作モードは、以下の通りです。
「off」ボタン … 「ェすぴーくBeep」の機能を停止し、元の警告音(Soundコントロールパネルや「SoundMaster」等で設定した物)を警告音として使います。
「すぴーくBeepのみを使う」ボタン … 「ェすぴーくBeep」に読み込んだテキストの読み上げのみで警告音とします。
「元のBeepと共に使う」ボタン … 従来の警告音を再生後、テキストを読み上げます。
使用上のヒント。
「ェすぴーくBeep」は、テキスト形式のファイル(「SimpleText」等で保存したファイル)を読み込む事が出来ますが、ひらがなやカタカナ、数字等と英語しか読み上げません。また、声の選択やスピード、トーンを指定することも出来ません。「ェすぴーくBeep」がその最大の機能を発揮出来るのは、「すぴーかー」で保存したファイルを読み込む事で実現します。「ェすぴーくBeep」は、「すぴーかー」で保存したテキストファイルを読み込むと自動的に辞書参照した発音テキストを読み込むため実質的には、漢字をも 読み上げる事が可能になります。(警告音テキストには、「すぴーかー」上での発音テキストが読み込まれます。)また、「すぴーかー」での保存時に選択されていた 声の選択やスピード、トーンをそのまま反映します。(声については、機能拡張ファイル(SpeechManagerのVoiceファイル)のインストールされていないものはその限りではありません。)
「ェすぴーくBeep」は、一度テキストファイルの読み込みをしてしまえば、そのファイルがなくなっても必要な内容を独自に保持しますので、読み込みんだファイルは消してしまってもかまいません。
「ェすぴーくBeepバージョン1.2.2」以降は、警告テキストを読み上げる為のメモリーの確保に失敗するとコントロールパネルで「off」を指定したときと同じ動作をします。この時、コントロールパネル上の「モードスイッチ」ボタンには、反映されませんので注意してください。動作中のアプリケーションの終了などで、読み上げの為のメモリー確保が出来るようになると再び読み上げを開始します。
「ェすぴーくBeep」のインストール方法
さあ、システムフォルダに「ェすぴーくBeep」をドラックして再起動しましょう!
「ェすぴーくBeep」の詳細。
・必要な環境
OS: 漢字Talk7.1以上。
CPU: 68020 以上。
機能拡張ファイル:英語版 SpeechManager 1.3以上が必要。「MacinTalk かな」に対応。
(英語版 SpeechManager 1.4 … 「漢字Talk7.5.2」以上のMacOSインストールディスクの特別付録フォルダ内に添付されている。(「English_text_to_speech」というファイル。))
(「MacinTalk かな」 … 日本語版OpenDocの基本パートエディター「Appleナレーター」をインストールすると一緒にインストールされる。)
「すぴーかー」を持っていればさらにGood!(「すぴーかー」はどのバージョンの物でも可。)
PowerMac 上ではエミュレーションモードにて動作する。
・開発環境 & 動作確認環境
PowerBook 150 RAM 8MB RAMDoubler2 & RAM チャージャー使用 OS 漢字Talk7.5.1
PowerBook 190cs RAM 24MB OS 漢字Talk7.5.5
PowerMac 7100/66AV RAM56MB OS MacOS7.6.1J
PowerMac 7600/200 RAM 96MB OS 漢字Talk7.5.5
・転載条件
「ェすぴーくBeep」の著作権は BZG11302 こと夜久伊亨に帰属します。
商用以外の譲渡は、付随するファイルを含めて入手時の形のままでという条件で OK です。
転載については、事前に e-mail にて連絡をして下さい。
・バージョン1.3.0 について
このバージョン1.3.0は、「すぴーかー ver1.4.0」での変換テーブル管理の変更に伴うシンクロ版です。各の声で、旧バージョンより日本語らしい発音が出来るようになりました。インターフェイスを一部変更。
また、 SpeechManager1.3以降のバージョンSpeechManagerを組み込んだシステムで、SimpleTextなど、「すぴーかー」以外で保存されたTEXTファイルを読み込むと読み上げされないというバグをフィックス。(この場合、声 スピード トーンの指定は出来ません。)
・最後に。
「ェすぴーくBeep」は、'INIT' 'cdev' という性格上 他のコントロールパネルや機能拡張等とコンフリクトを起こすことがあります。一応テストを繰り返し行ないましたが、その可能性がないとは限りません。(特に最新のPowerMac等はテストの機会がない為(^^;;;)もしコンフリクトと思われるような障害が起こったときは、起動時「ェすぴーくBeep」のアイコンが表示される時マウスボタンを押しておくと「ェすぴーくBeep」の機能を停止できますので、コントロールパネルフォルダから取り出してください。(漢字Talk7.5以上をお使いの方は、機能拡張マネージャーで機能を停止させることも出来ます。)
「ェすぴーくBeep」によってあなたのMacintoshになんらかの障害が起っても作者はその責任を負いかねますので、使用にあたっては、個人の責任でおこなってください。
ご意見、ご感想、バグレポートは、e-mailにてお願いします。
※「SoundMaster」は、Bruce Tomlin 氏によるシェアウエアです。
※「ラムダブラー」は、Connectix 社のユーティリティーソフトウエアです。
※「ラムチャージャー」は、Jump Development Group, Inc., のユーティリティーソフトウエアです。
参考資料:月刊MacPower誌『キョービのプログラマはそんなもんスか?』松原卓二著
ゥ1997 夜久伊亨 / Nifty-ID: BZG11302 e-mail: bzg11302@niftyserve.or.jp
1997.6.23 作成