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バイヤーズガイド:プリンター メモリーやハード・ディスクも増設を [Thursday, December 18, 1997 小澤 典生=日経MAC]
写真出力を楽しむなら プリンター購入とは直接関係ないが,プリンターで写真を出力するようになると,すぐにメモリーやハード・ディスクが足りなくなる。例えば,セイコーエプソンのPMシリーズで美しく出力するためには画像解像度が350dpi前後は必要。350dpiの解像度でA4判全面となるとデータ容量は1枚30MBを超える。せっかくレタッチしたのに保存するディスク・スペースがないとか,メモリーを増設していなかったがために,プリンター動作が不安定になることもありうる。購入したばかりの写真画質プリンターの性能を引き出せずに,粗い画像で我慢するのは最悪。家族のひんしゅくを買うこと間違いなし。多少無理してでも,プリンターと同時にメモリー,ハード・ディスクを増設しておきたいところだ。 メモリーは最近また価格が下がっており,安い販売店では72pinのSIMMが16MBで5000円程度,32MBで1万円程度で,168pinのDIMMが16MBで7000円程度,32MBで1万2000円程度で販売されている。
ハガキ・サイズ昇華型プリンターは ハガキ・サイズの昇華型プリンターのメリットは手軽に出力が楽しめること。各社とも自社のディジタル・カメラから直接出力できるプリンターを用意している。最近は富士写真フイルムの「TX-7」やキヤノンの「CD-200」のようにディジタル・カメラの記録媒体として使われる「スマートメディア」や「コンパクトフラッシュ」のスロットを装備するものまで現われた。ただし,このようなプリンターはパソコンを使わないユーザーを意識したもの。インクジェット・プリンターの画質の向上やアルプス電気の昇華出力ができるプリンターの低価格化により,周辺機器としてのハガキ・サイズ昇華型プリンターのメリットはなくなった感がある。 記事目次/前のページ/次のページ この記事は、日経MAC98年1月号(97年12月18日発行)掲載記事の抄録です。 |
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