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バイヤーズガイド:ディスプレイ ディスプレイは「欲しい時が買い時」 [Monday, April 13, 1998 佐藤 千秋=日経MAC] 動きが遅いディスプレイは「欲しい時が買い時」だ。動きとは,表示速度ではない。技術革新のことである。ディスプレイの場合は,カラー・インクジェット・プリンターやリムーバブル・メディアのように,既存の製品がひどく色あせて見えるような新製品が登場することは,しばらくは無いとみてよい。 今では,20インチ前後の大型ディスプレイを店頭展示している販売店も多い。展示品を見て,表示の美しさや精度と,販売価格が釣り合っていると思えれば,その場で購入する。大型ディスプレイは必要になった時が買い時だ。 アパーチャー・グリルか,シャドウ・マスクか? ディスプレイ性能の性能に大きく影響する部品がブラウン管だ。これは,大きく2つのタイプに分けられる。発光面の後ろに,細い金属帯をすだれのように張ったものがアパーチャー・グリル方式,千鳥状に丸い小さな穴を開けた薄い金属板を置いたものが,シャドウ・マスク方式だ。 前者には,ソニーの「トリニトロン管」,三菱電機の「ダイヤモンドトロン管」がある。高輝度と,くっきりとした見栄えのブラウン管として,ユーザーに知られている。半面,ディスプレイの上部と下部に2本の細い影が水平に出る。この正体は,上下に張った金属帯を押さえるための金属線の影だ。 アパーチャー・グリルの製品を購入したユーザーの中には,この影を見つけて,不良品と判断して交換を申し出るというケースもあるという。 アパーチャー・グリル方式を採用した製品を使っていても,実用上問題はないはずだが,毎日目にするものである。 どうしても,気になるユーザーは,構造上,この種の影がでないシャドウ・マスクの製品を選ぶべきだろう。 記事目次/前のページ/次のページ この記事は、日経MAC98年5月号(98年4月18日発行)掲載記事の抄録です。 |
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