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98年10月15日，アップルコンピュータ（http://www.apple.co.jp/）は東京で，米Apple Computer社の98会計年度の業績を発表した。その席上で，原田永幸アップルコンピュータ社長は，日本におけるiMacの出荷台数を公表した。

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8月29日のiMac販売開始以来，28日間で4万台を出荷した。世界的には8月15日から42日間で27万8000台。Appleの全製品の出荷量は，98会計年度第1四半期（97年10〜12月期）から順に，63万5000台，65万4000台，65万2000台，83万4000台となっている。第4四半期の前年同期比は，28％増で，iMacは大きく貢献したようだ。半面売上高は前年同期の16億1400万ドルから15億5600万ドルと6％減少した。

iMac購入の4割が新規マック・ユーザー

世界規模で，iMacの購入者を見ると，初めてパソコンを買ったユーザーが29.4％，Windows機ユーザーが12.5％で，約9万人が新たにマック・ユーザーに加わったことになる。ちなみに，ほかのマックからiMacに買い替えたユーザーが29.3％，買い増しが28.8％だった。

原田永幸社長は，「日本ではWindows機ユーザーでiMacを購入したユーザーが14％もいた」と，付け加えた。