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メール作文機能を比較 装飾メールはまだまだ「使えない」 [Saturday, October 18, 1997 山田 剛良=日経MAC] メーラーは作文ソフトである。サクサクと快適に動き,インライン変換,ドラッグ・アンド・ドロップによる編集といった直感的な操作が可能なエディターは不可欠だ。 もう1つ。メールならでは編集機能に引用ペーストがある。返信メールで,前の発言を引用する場合に「引用符」を頭に付ける。これをカット・アンド・ペースト操作時に使う機能だ。メール・コミュニケーションでは,引用は非常によく使われる。これも「サポートして当然」の機能と思う。が,装備していないメーラーもある。 このあたりの編集機能が充実しているのは,Eudora Proである。他ではCyberdogやこれに影響を受けたと思われる「Postino Classic」が,ドラッグ・アンド・ドロップを素直に使えるメール・エディターを装備しており,使いやすい。ただし,Cyberdogのエディターはシステム環境によって非常に不安定であった。 また,多くのソフトが文字の大きさやスタイル,色を指定したり,画像を張り付ける「装飾メール」をサポートしている。ただこれは,ほとんど互換性がない。相手も自分と同じメールでないと,最悪「読めない」というケースすらあるから注意が必要だ。 記事目次/前のページ/次のページ この記事は、日経MAC97年11月号(97年10月18日発行)掲載記事の抄録です。 |
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