▲T o p |
日経MACレポート |
ホット・ニュース
Nikkei MAC CD目次 |
最新鋭のライバル 「モバイルPentium II」搭載マシンと対決 [Friday, May 8, 1998 星野 純,改井 満=日経MAC] 新PB G3シリーズにやや先行して,Windowsの世界ではノート・マシン用の新しいPentiumパッケージ「モバイルPentium II」を採用した製品が登場している。 そこで参考までに,新PB G3シリーズと,このモバイルPentium IIを搭載した日本ゲートウェイ2000の「Solo 9100/266IIXL」という,仕様,価格帯のよく似たライバル同士で,クロス・プラットフォームのソフトを使ってベンチマーク・テストを行った。 テストはExcel,Photoshopで行った。結果は1勝1敗だが,ほぼ同等。おおむねCPUの動作周波数の差に応じた結果と言えるだろう。Solo 9100/266IIXLは266MHzのモバイルPentium IIを搭載する。現行機では最高レベルのスペックを持つが,もし最上位の292/14"でテストしていたら,圧勝していたに違いない。 ただし,付加価値の部分で新PB G3シリーズに多少見劣りする面があるのは確かだ。250/13"とほぼ同じ50万円台ながら,Solo 9100/266IIXLには,MPEG-2デコーダー付きの内蔵用DVD-ROMドライブや,「Microsoft Office 97」が付属する。 ●図A Excel,Photoshopによる250/13"とSolo 9100/266IIXLの性能比較。250/13"を100%とした相対値で,長い方が高速
Excelのスクロールには,マック版「Excel 5.0」,Windows版「Office 97」を使用し,同一のマクロを動作させた。テストは両機とも256色(8ビット)モードで行った。
Photoshopの画像処理は,15MBのPICT形式写真データに対して,アプリケーション内蔵のフィルタを実行,再描画が始まる直前までに要した時間を計測した。なお,250/13"ではフィルタのダイアログが瞬時に表示されたのに対して,Solo 9100/266IIXLでは30秒以上かかった。 ●図B Excelのマクロを使ったバッテリー持続時間の比較。カッコ内は実行したマクロの回数。処理速度は劣るが持続時間は長い
Excelのマクロで計算と画面表示を繰り返し,ハード・ディスクに定期的にアクセスさせた。 記事目次/前のページ/次のページ この記事は、日経MAC98年6月号(98年5月18日発行)掲載記事の抄録です。 |
Copyright 1993-1998 Nikkei Business Publications, Inc. All Rights Reserved. This page was last updated on Wed, May 20, 1998 at 7:50:49 PM. Site Developed by Rei Watanabe |