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一騎討ち——
PowerBook 2400c/240 vs VAIO PCG-505EX

[Tuesday, April 7, 1998 改井 満=日経MAC]

押さえておきたいのは,両者とも同じ技術水準で設計されている点だ。200MHz超の省電力型CPU,64ビットのシステム・バスを持ち,その上に256KBの2次キャッシュを配置する(ルックアサイド型2次キャッシュ)。PowerPC 750(G3)やPentium IIのようなバックサイド型2次キャッシュではない。

ディスプレイなどの周辺機器はPCIバス上に搭載されている。ディスプレイは,サイズ(10.4インチ),表示領域(800×600ドットで16ビット・カラー)とも同じTFTカラー液晶である。ハード・ディスクも約2GBと同等。異なるのはグラフィックス・アクセラレーターで,VAIO 505は内部処理128ビットの「MagicGraph128ZV+」(NM2097)と,2400cの「CHIPS 65550」(64ビット処理)より一歩進んでいる。

しかし,きょう体を見ると両者の設計思想は対照的だ。2400cが本体にすべての周辺機器接続ポートを備えるのに対して,VAIO 505は,かつてのPowerBook Duoのように,「ポートリプリケーター」(外部ユニット)に切り離した。PCカード・スロットもType II用が1基のみだが,V.34(36.6kbps)モデムを内蔵する。

(16k)

PowerBook 2400c/240(2kg)と大容量バッテリーを装着したVAIO 505(1.5kg,写真はEXと同一形状の133MHz版)。専有面積はほぼ同じ。ひざに乗せて使いやすいのは2400だが,持ち運びを考えるとVAIOの有利は歴然


注)同じ16ビット・カラーでもマックは各色5ビットしか使っていないため約3万2000色。Windowsでは赤と青に5ビット,人間の視感度への影響が高い緑のみ6ビット割り当てて約6万5000色表示となる。


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この記事は、日経MAC98年5月号(98年4月18日発行)掲載記事の抄録です。

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This page was last updated on Wed, Apr 15, 1998 at 11:18:31 PM.
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